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【2026】Microsoft Office Accessとは?価格や購入・インストール方法まで解説

Microsoft Office Accessは、ExcelやWordの陰に隠れがちな存在ですが、実際にはデータを効率よく整理・管理するのに大変便利なツールです。導入を検討している人の中には「価格はいくらなのか」「どのプランで使えるのか」「インストールができないときの対処法はあるか」と疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、Microsoft Office Accessの基本情報から購入方法、活用事例、よくあるトラブルの解決策までをわかりやすく整理して解説していきます。

Microsoft Office Accessとは?基本概要

Microsoft Office Accessは、マイクロソフトが提供するOfficeで使えるデータベース管理ソフトです。大量のデータを効率的に蓄積・検索・分析できるのが特徴で、Excelのように単純な表計算にとどまらず、複数のデータを関連付けて管理できます。

Officeでの在庫管理や勤怠管理、顧客情報の一元管理など、主にビジネス現場での活用に強みを持つツールです。なお、以下の記事でもOfficeのAccessの概要について詳しく言及しているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

【2025】Accessは何ができる?基本の使い方・サポート終了の有無についても解説

エクセルとの違いについて

同じOfficeソフトのExcelは表計算に優れていて、少量データの集計や分析に適しています。一方、Accessはデータベースとして大量データを扱い、複雑な検索や管理を得意としています。

どちらもOfficeソフトであることは共通ですが、似て非なる部分があります。それぞれの違いを一覧表にまとめると、以下のようになります。

Microsoft Access Microsoft Excel
主な用途 データベース管理(大量データの蓄積・検索・分析) 表計算・集計(数値処理や簡単なデータ管理)
データ容量 数十万件以上のデータも扱える 数万件を超えると処理が重くなりやすい
構造 テーブル・クエリ・フォーム・レポートを使い分ける シート上のセルに直接入力して管理
検索・抽出 リレーショナルデータベースとして複雑な検索が可能 フィルタや関数でシンプルな抽出が中心
自動化・拡張性 VBAやSQLを使った高度なシステム構築が可能 関数やマクロで簡易的な自動化が可能
適した業務 在庫管理・勤怠管理・顧客管理などシステム的な運用 日次集計・売上表・グラフ作成など定型処理
複数人での利用 データベースを共有しやすい 同時編集は可能だが大規模運用には不向き
学習コスト データベース知識が必要でやや高い 直感的に操作でき初心者でも扱いやすい

ちなみに、OfficeのExcelでも小規模なデータベース管理なら可能です。以下の記事で詳しく書いていますので、ぜひご一読ください。

【2025】Excelのデータベースとは?作成方法や便利な機能について解説!

Microsoft Office Accessの価格・購入方法

Microsoft Office Accessの価格・購入方法

OfficeのAccessを利用するには、Microsoft 365のサブスクリプションに含まれるプランを選ぶか、単体の永続ライセンス版を購入する方法があります。どちらを選ぶかは、利用環境や求める機能によって変わってきます。

Microsoft 365にAccessが含まれるプラン

Microsoft Office 365では、個人向けのPersonalやFamily、法人向けのBusiness StandardやBusiness Premiumなどに、Accessが含まれています。利用人数や機能に合わせて選択できるようになっていて、Accessが使えるプランと費用を一覧にすると以下のとおりです。

利用対象 プラン名 価格(税込)
個人向け Microsoft Office 365 Personal 年額 21,300円
Microsoft Office 365 Family 年額 27,400円
企業向け Microsoft Office 365 Business Standard 1ユーザーあたり 月額1,874円(年払い)
Microsoft Office 365 Business Premium 1ユーザーあたり 月額3,298円(年払い)

単体購入(永続ライセンス版)の有無

Microsoft Office Accessの単体購入は可能です。買い切りの永続版が、22,370円で販売されているからです。

ただ、これは「そのバージョンに対して永続的に使える」という意味であり、ゆくゆくのバージョンアップは含まれません。つまり、製品のサポート期間が終了するとセキュリティ更新などを受けられなくなるため、新たに最新バージョンを購入し、インストールし直す必要があるということです。

またOfficeの単体版Accessには、もちろんWordやExcelなど他のOfficeアプリは含まれておらず、それらを利用したい場合は別途購入するかMicrosoft Office 365契約が必要です。そのため、最新機能やクラウド連携機能、定期的な更新を重視したいのであれば、Microsoft Office 365の方がおすすめとなります。

無料体験版の有無

体験として、Accessを無料で使うことも可能です。ただ、単体で無料体験ができるわけではありません。

具体的な方法としては、Microsoft Office 365のいずれかのプランの1ヶ月無料体験に登録することになります。無料体験中はAccessのみならず、その他さまざまなソフトが使えるので、普段見慣れないようなものも便利に使ってみるといいでしょう。

ただ、Officeの無料体験期間が過ぎると、自動で課金が始まってしまうので注意が必要です。

製造業・建築業などでの具体的な活用事例

Accessは単なるOfficeでのデータ保存ツールではなく、現場業務に直結するシステムを低コストで構築できる点が強みです。実際に製造業や建築業のように多くの情報を扱う分野では、在庫や勤怠、顧客情報を一元的に管理できる仕組みとして活躍しています。

  1. 在庫管理システム:部材や原材料の管理
  2. 勤怠管理:現場スタッフの出勤データ集計
  3. 顧客管理:取引先や案件情報の一元管理

①在庫管理システム:部材や原材料の管理

製造や建築の現場では、多種多様な部材や原材料を正確に把握することが不可欠です。OfficeのAccessを活用すれば、入出庫データをリアルタイムで記録し、在庫数や使用履歴を簡単に検索できます。

おなじOfficeとはいえ、Excelでは処理が重くなる大規模データでも、Accessなら効率よく管理可能なのです。

②勤怠管理:現場スタッフの出勤データ集計

多人数が関わる現場では、スタッフの勤務状況を正確に管理する必要があります。そこでAccessを使えば、出勤・退勤時刻を個別に登録し、シフト別や日別・月別に自動集計できます。

また、Excelでは複雑になりがちな条件別集計も、データベース機能を使うことでスムーズに処理可能です。労務管理の効率化により、管理者の作業負担を大きく軽減できるでしょう。

③顧客管理:取引先や案件情報の一元管理

製造業や建築業でも、取引先や案件の情報が多岐にわたります。Accessを用いることで、顧客基本情報に加え、受注履歴や商談状況などを紐づけて管理できます。

また、複数担当者でデータを共有しやすく、必要に応じてレポートや一覧表を自動生成できる点も魅力です。顧客対応のスピードと正確性が高まり、営業活動の効率化や信頼性の向上に直結します。

Office Accessの追加インストール方法

ここでは、Accessの追加インストールの手順や、トラブル時の解決策を紹介します。

  1. Microsoft 365利用者がAccessを追加する方法
  2. インストールできない場合の解決策

①Microsoft 365利用者がAccessを追加する方法

Microsoft 365を利用していても、プランによってはAccessが含まれない場合があります。たとえば「Business Basicプラン」では利用できないため、Business Standard以上など対象プランへの加入が必要です。

含まれるプランでも初期構成でインストールされていないことがあり、その際はOfficeポータルから「その他のインストールオプション」を選び、Accessを追加してください。エラーが出る場合は、古いOfficeの残存や、32bit/64bitの競合が原因となることが多いため、アンインストールや設定確認を行いましょう。

②インストールできない場合の解決策

プランにAccessが含まれているはずなのに、インストールができない場合の主な解決策を、一覧表にまとめました。

問題 原因 対処策
インストールボタンが表示されない
  • サブスクリプション無効
  • 契約プランに含まれていない
  • 権限不足
プラン内容の見直し、管理者権限の確認、アカウントのログイン状態を見直す
異なる Office バージョンやビット数との競合
  • 古い Office が残っている
  • 32bit と 64bit の混在など
  • 古い Office をアンインストール
  • ビット数を揃える
  • 再起動してからインストール
Mac 環境で見つからない / 動かない
  • Access は Windows 専用であり
  • Mac では利用不可
Mac では代替手段(Web 型、Power Apps、クラウド DB など)を検討する
インストールが途中で止まる / エラーが出る
  • ネットワーク障害
  • セキュリティソフト干渉
  • キャッシュ等
  • セキュリティソフトを一時停止
  • キャッシュ・Cookie をクリア
  • 別ブラウザや別 PC で試す

Accessを効率的に学ぶ方法

Accessを効率的に学ぶ方法

Accessは便利なデータベースソフトですが、テーブル設計やリレーションの設定など基礎知識がないとつまずきやすいのも事実です。自己流で使い始めると非効率になりがちなので、正しい学び方を押さえることが重要です。

ここでは独学とセミナー活用の二つの方法を紹介します。

  1. 書籍や動画教材で独学
  2. セミナーや研修を活用する

①書籍や動画教材で独学

入門書や解説書を使えば、基本的な操作や概念を体系的に学べます。中でもリレーショナルデータベースの考え方やSQLの基礎は本で理解しておくと、応用が効きます。

最近は動画教材やオンライン講座も充実しており、実際の画面を見ながら操作手順を学べるためスムーズに理解できます。自分のペースで進めたい方には独学が向いているでしょう。

②セミナーや研修を活用する

効率よくスキルを身につけたいなら、専門のセミナーや研修を利用するのも有効です。講師から直接学べるため、独学では理解しにくい設計やエラー解決のポイントも短時間で習得できます。

業務に直結した事例を交えながら学べることも多く、実践に活かしやすいのが魅力です。

Microsoft Office Accessに関するよくある質問

ここでは、Accessに関連するよくある質問に回答します。

Accessは無料で使える?
はい、使えます。基本的にMicrosoft Office Accessは有料ソフトですが、Microsoft Office 365の無料体験版を利用すれば期間限定でAccessを試せます。
「Accessは時代遅れ」と言われるのはなぜ?
クラウド化の流れで利用が減っていたり、ITシステムの多様化が進んでいるからです。ただ、中小規模の業務では現在も十分実用的なツールとして使われています。
Accessはサポート終了したって本当?
マイクロソフトが開発終了を正式に発表した事実はありません。セキュリティ更新も提供されており、現行バージョンは利用可能です。
サポート終了が歌われる理由はいくつかありますが、MicrosoftはPower AppsやDataverseなど、クラウド型のデータ管理ツールも推進しているため「Accessは役割を終えるのでは」という見方から、終了説が出やすくなっているのではという意見もあります。
AccessとExcelの違いは?
Excelは表計算に強く、少量データの集計に向いています。比べてAccessは、データベースとして大量の情報を効率よく管理・検索できる点が特徴です。

Microsoft Office Accessについてまとめ

Microsoft Office Accessは、Excelでは扱いきれない大量データを効率的に管理できる実用的なソフトです。価格はMicrosoft Office 365の各プランや単体購入などの選択肢があり、在庫管理や勤怠管理、顧客管理など幅広い業務に活用できます。

「時代遅れ」や「サポート終了」といった声もありますが、実際には現行バージョンが提供され続けており、まだまだ現役のツールといって差し支えありません。業務規模や目的に合わせてAccessを上手に取り入れ、業務効率化につなげていきましょう。

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