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【2026】ミドル世代の転職は決して遅くない!40~50代が成功するための戦略

40代や50代で転職を考えたとき、「もう遅いのでは」と感じる人は多いのではないでしょうか。ですが実際のところ、今は経験やスキルを重視する企業が増え、ミドル世代の採用意欲は高まりつつあります。

これまでのキャリアを活かせる仕事に出会えるかどうかは、行動次第です。この記事では、現状の転職市場の動きや注意すべき時期、成功のための戦略までをわかりやすく解説します。

ミドル世代の転職市場!現実とチャンス

近年、40〜50代の転職は「難しい」というイメージから確実に変化しています。

厚生労働省や民間の調査でも、35歳以上の転職成功者の割合が年々増加しており、特に40代以上は2023年の14.9%から2024年には16.6%へと上昇しました。背景には、企業側の採用方針が「即戦力重視」「経験・スキル重視」へと移りつつあります。

一方で、若手層のようなポテンシャル採用は少なく、結果を出せる人材かどうかを厳しく見られるのも現実です。とはいえ、マネジメント経験や専門知識を活かせる職種ではミドル層の需要が高く、実績を武器にすれば十分にチャンスがあります。

年齢ではなく「どう貢献できるか」を示せる人が、これからの転職市場で選ばれる傾向にあります。

現状40代・50代の転職は増えている

近年、ミドル世代の転職者が増加傾向にあります。マイナビの調査では、2024年の正社員転職率は7.2%で高水準を維持し、特に40〜50代層で転職率が上昇しているという結果が出ています。

参考:マイナビキャリアリサーチナビ

また、DODAの調査によれば、転職成功者に占める「40代以上」の割合は、2022年の13.9%→2023年は14.9%、さらに最新では16.6%にまで上昇しています。

参考:doda

こうしたデータは、年齢を重ねた層にも転職の可能性が広がっていることを示しています。

採用側が求めている「ミドル層の価値」とは

採用側がミドル世代に期待する価値は、大きく言えば「即戦力」「安定性」「経験知見の活用能力」です。具体的には、マネジメント経験業務改善の実績部門間調整力専門知識・業界知見などが挙げられます。

40代の採用ニーズ調査によれば、企業はミドル層に「経験値(52.6%)」「技術・知識継承(27.7%)」も重視しており、単なる年齢補填ではなく「価値の提供」を求めています

転職が厳しくなる年齢は?年齢別の転職難易度

年齢別の転職難易度

画像引用:doda

「年齢が高くなればなるほど、転職が難しくなる」とはよく言いますが、必ずしもそのとおりとは言い切れないことも事実です。2024年のデータを見ると、依然として25〜34歳が転職市場の中心ですが、注目すべきは35歳以上の比率が着実に伸びている点です。中でも40代以上の割合は前年より1.7ポイント上昇し、経験を重視する企業が増えていることを示しています。

一方で、35歳を境に求められるスキルレベルは一段と高まり、若手のような「ポテンシャル採用」は減少することも事実です。職務経験の具体性やマネジメント力、業務改善の実績などを明確に示せるかが、ミドル世代の転職を成功させる鍵といえるでしょう。

転職をしないほうがいいミドル層の特徴

転職をしないほうがいいミドル層に共通する特徴として、以下のようなものが挙げられます。

  1. 転職理由を言語化できない
  2. 現職への不満だけで行動している
  3. 希望条件が多く、妥協できない
  4. スキルアップの努力をしていない

それぞれ見ていきましょう。

①転職理由を言語化できない

「なんとなく辞めたい」という曖昧な動機のままでは、面接で説得力を持たせることはできません。転職の理由を明確にできないと、自身の強みや方向性も定まらず、転職後に再び同じ不満を抱える可能性が高くなります。

まずは現職の課題と、自分が何を変えたいのかを具体的に言葉にすることが大切です。

②現職への不満だけで行動している

上司や人間関係への不満など、ネガティブな理由だけで転職を決めるのは危険です。不満の原因が自分のスキル不足や環境適応力にある場合、次の職場でも同じ壁にぶつかってしまう可能性があります。

焦って辞めるよりも、まず現状を整理し、転職が本当に解決策になるかを冷静に見極めましょう。

③希望条件が多く、妥協できない

年収・勤務地・職種など、条件を詰め込みすぎると応募できる求人が極端に減ります。特にミドル層は、企業から「柔軟性がない」と判断されやすくなる点にも注意が必要です。

すべてを理想通りに求めるのではなく、優先順位を明確にして現実的な選択をすることが成功への近道です。

④スキルアップの努力をしていない

スキルを磨かずに転職を目指しても、企業からの信頼は得られません。特にミドル層は「即戦力」としての実績が重視されるため、現職で培った経験を言語化しながら、常に新しい知識を吸収する姿勢が大切です。

学ぶ意欲を示すだけでも印象は変わるので、早いうちに、自身のスキルを再点検してみましょう。転職を有利に進めるには、実務で役立つ専門スキルを身につけておくのが効果的です。

中でも製造・建設・設計などの業界では、CADスキルを持つ人材へのニーズが年々高まっています。そうした分野への転職を考えるミドル層におすすめなのが、「AutoCAD基礎セミナー講習」です。

図面作成の基本から応用操作、AIを活用した自動作図まで、実務に直結する技術を体系的に学べます。未経験者やブランクのある方でも理解しやすく、即戦力としてのアピールにもつながります。

セミナー名AutoCAD基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
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受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

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転職を避けるべき時期やタイミング

転職を避けるべき時期・避けるタイミング

ここでは、ミドル層が転職を避けるべき時期やタイミングについて、以下のとおり解説していきます。

  1. 賞与前・人事異動直前などの時期
  2. 家族や生活の変化が重なるタイミング
  3. スキルや資格取得前

①賞与前・人事異動直前などの時期

賞与支給前に退職してしまうと、成果が反映されずに損をしてしまいます。また、人事異動直前は企業が体制を整える時期でもあるため、退職が社内調整の負担となるケースもあります。

とはいえ賞与を受け取った直後では印象も良くないので、賞与をもらったあとの落ち着いた時期に動くようにしましょう。

②家族や生活の変化が重なるタイミング

転職は想像以上にエネルギーを使うため、家庭や生活が不安定な時期に実施すると負担が増えます。たとえば子どもの進学、引っ越し、介護などのタイミングが重なると、転職活動への集中力が削がれてしまうでしょう。

家族の理解とサポートをもらいつつ、余裕を持ったスケジュールで動くことが重要です。

③スキルや資格取得前

スキルや資格の取得が目前の場合は、転職を急ぐよりも学習を終えてから行動した方が得策です。途中で転職してしまうと、習得の機会を逃すだけでなく、採用側からも「中途半端な印象」を持たれるおそれがあります。

まずは目標とするスキルを身につけ、自信を持って市場に出るのが賢明です。以下の記事では、AutoCADの関連資格を紹介しています。気になる方はぜひご一読ください。

【2025】AutoCADに関連する資格5選!取得難易度や勉強方法も解説

40代・50代の転職を成功させる戦略

40代・50代の転職を成功させる戦略

40代・50代の転職を成功させる戦略として、代表的なものは以下です。

  1. 現職分析と退職リスクを整理する
  2. キャリアの棚卸しで「再現性のある強み」を明確にする
  3. 「年収」よりも「ポジション・裁量」で市場価値を上げる
  4. 企業研究+面接準備で「組織に貢献できる理由」を示す
  5. 転職エージェントを味方につける(非公開求人の活用)
  6. 転職活動が活発になる採用シーズン(3月・9月)を狙う

ここでは、上記それぞれを詳しく解説していきます。

①現職分析と退職リスクを整理する

転職を始める前に、まずは現職の状況を整理することが重要です。

  • なぜ転職したいのか
  • 今の職場にどんな課題があるのか

を具体的に言語化しましょう。感情だけで動くと、転職後に同じ不満を繰り返す可能性が高くなります。

待遇や将来性、人間関係などを冷静に見直し、転職によるメリットとリスクを比較することが、後悔しないための第一歩になります。

②キャリアの棚卸しで「再現性のある強み」を明確にする

ミドル世代の転職では、これまでの経験をどう再現できるかが鍵になります。過去の成功体験を思い返し、「なぜ成果を出せたのか」を分析してみましょう。

業界知識や人材育成スキルなど、他社でも活かせる強みを具体的に整理することで、面接での説得力が高まります。経験を単なる年数ではなく、再現性のある価値として伝える意識が大切です。

以下の記事では、未経験の方向けに「3DCADを使う仕事の転職難易度」について言及しているので、興味のある方はぜひご一読ください。

【2025】3DCADを扱う仕事への転職は未経験でも可能?必要なスキルと転職のステップも解説

③「年収」よりも「ポジション・裁量」で市場価値を上げる

ミドル層の転職では、目先の年収だけで判断すると選択を誤ることがあります。大切なのは「どんな役割で、どんな裁量を持てるか」という点です。

責任あるポジションで成果を出せば、結果的に報酬も上がります。自分の強みを最大限発揮できる環境を選ぶことが、長期的に市場価値を高める近道になります。

④企業研究+面接準備で「組織に貢献できる理由」を示す

40〜50代の転職においては、企業は「どのように成果を出してくれるか」を重視しています。そのため、企業理念や事業内容、業界の課題を事前に把握しておくことは欠かせません。

面接では、自分の経験をもとに「入社後どんな形で貢献できるか」を具体的に語ることが重要です。準備の深さが評価を大きく左右します。

⑤転職エージェントを味方につける(非公開求人の活用)

ミドル世代の転職を成功させるには、転職エージェントのサポートを活用するのが有効です。一般には出回らない管理職や専門職の非公開求人を紹介してもらえるほか、職務経歴書の添削や面接対策の支援も受けられるためです。

自分一人では見つからない選択肢を広げることで、より理想に近い転職が実しやすくなります。

⑥転職活動が活発になる採用シーズン(3月・9月)を狙う

3月と9月は、多くの企業が人事異動や新年度の体制変更をする時期なので、採用活動が活発になり求人が増える傾向にあります。

3月は年度末で退職者が出やすく、9月は中途採用の補充や新規プロジェクトの始動に合わせて募集が増える時期だからです。このタイミングを逃さず準備を進めることで、選択肢の幅は広がります。

ミドル世代におすすめの転職サイト・エージェント

最後に、ミドル世代におすすめの転職サイト・エージェントを、以下のとおりご紹介します。

名称 運営会社 主な特徴(ミドル世代におすすめの理由)
リクルートエージェント 株式会社リクルート
  • 国内最大級の求人数
  • 年収アップ事例も豊富
ビズリーチ 株式会社ビズリーチ(ビジョナルグループ)
  • 年収600万円以上のハイクラス求人が中心
  • 即戦力・管理職・経営幹部候補といったミドル層が持つ経験・スキルを高く評価する求人が多い
ミドルの転職(enミドルの転職) エン・ジャパン株式会社
  • 30代後半から40代のミドル世代に特化した転職サイト
  • 管理職、経営企画、営業部長などハイクラス求人を多数掲載
  • 求職者が自らコンサルタントを指名できる

①リクルートエージェント

国内最大級の求人数を誇り、40〜50代の転職実績も豊富なエージェントです。幅広い業種・職種を扱っており、管理職や専門職へのキャリアアップを目指す人にも向いています。

専任のキャリアアドバイザーが、面接対策や書類添削まで手厚くサポートしてくれるため、初めて転職活動をするミドル層にとって心強い存在になるでしょう。

②ビズリーチ

こちらはハイクラス層に特化したスカウト型の転職サイトで、年収600万円以上の求人が中心です。企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取れるため、経験を活かしてキャリアアップを狙うミドル世代に向いています。

③ミドルの転職(エン・ジャパン)

エン・ジャパンが運営するミドルの転職は、40〜50代に特化した求人を数多く掲載しており、ミドル層の採用ニーズを理解したサポートが特徴です。管理職・専門職・技術職など、即戦力ポジションが中心で、同世代の転職成功事例も豊富です。

ミドル世代の転職についてまとめ

40〜50代の転職は、若手よりも難易度が高いと思われがちですが、実際には企業が求める経験やマネジメント力を持つ人材の需要が増えています。重要なのは「年齢」ではなく、「どんな価値を提供できるか」です。

いつの時代も「学び続ける姿勢を見せることで、転職の成功率は大きく上がる」ことは間違いありません。焦らず準備を整え、自分の強みを再定義しつつ、次のキャリアを切り拓いていきましょう。

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