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【2026】未経験でも土木に転職できる?年収と転職する流れも解説

土木の仕事は、建築業に並んで有名な業種の1つです。転職を機に「土木の仕事に携わりたい」という方もいるでしょう。しかし、土木は有名でも、仕事の詳しい内情をよく知らない場合も珍しくありません。

そこで、土木の特徴や向いている人、転職の流れ、土木に転職するメリットなどを解説します。

土木とは?

土木は、道路や橋、ダムなどを工事する仕事です。公共の道路や災害向けのインフラ工事も多いことから、民間向けの仕事だけでなく、行政に関連した仕事を多く手掛けます。

土木の代表的な職種は、「土木施工管理技士」や「測量士」、「クレーン・フォークリフト運転士」などです。「CADオペレーター」も土木の職種の一種です。

そして、土木の会社としてゼネコンや工務店、不動産会社などが国内に多数存在します。これらの会社は、事業の種類ごとに許可を取っており、専門的な建設(建築・土木)の業務を行います。

土木系の資格・証明だと土木施工管理技士が有名です。そちらに関しては下記記事で詳しく解説しています。

【2025】土木施工管理技士は転職で有利になる?年収やおすすめの転職サイトも紹介

土木に転職後の年収

職種 必要条件 年収相場
土木作業員 誰でもなれる 350万~400万円
土木設計士 専門知識や資格が必要 400万~800万円
土木施工管理技士(2級) 2級資格が必要 400万~600万円
土木施工管理技士(1級) 1級資格が必要 500万~700万円(※800万円超もあり)

土木業界で働く労働者の年収は、全体で400万~1000万円が相場です。

まず、年収の異なる職種は大きく分けて「土木作業員」「土木設計士」「土木施工管理技士(1級・2級)」の3つがあります。

土木作業員は誰でもなれるため、会社にもよりますが350万円~400万円が一般的です。

土木設計士は専門的な知識や資格が必要となるため、400万~800万円が相場となります。

そして、現場の監督役となる「土木施工管理技士(1級・2級)」は2級が400万~600万円、1級が500万~700万円です。1級は場合によって年収が800万円を超えることもあります。

(参照元:求人ボックスマイナビ

未経験でも土木に転職は可能?

土木を担う建設会社や工務店は、求人で未経験の人材を募集していることがほとんどです。

その理由は、資格を持つ監督役さえいれば、土木作業員は未経験でも働けるからです。そのため、業務経験に関係なく、自社で新人を育てる会社が土木業界にはあふれています。

もちろん、工事の監督役や大手企業の役職には未経験から転職はできません。しかし、業界内で経験を積めば、大手ゼネコンに転職も十分にできますし、役職に就くことも可能です。

また、年齢や学歴がネックになりにくいことも土木への転職が未経験でも可能な理由の1つです。土木の会社は年齢の制約がなく、大学などの学歴による足切りも基本ありません。会社によっては中卒でも募集しています。土木作業員として年齢や学歴にとらわれず、土木未経験から現場の経験を積み上げることができます。

未経験から土木業界へ転職するキャリアの展望

未経験で土木に転職するキャリアの展望

未経験で土木業界に転職することは、挑戦であると同時に多くの可能性を秘めています。土木業界は、インフラ整備や建設プロジェクトが継続的に行われており、人材不足が深刻な分野です。そのため、未経験者でも意欲や学ぶ姿勢があれば、採用されるチャンスがあります。

まず、基礎知識を身につけることが大切です。例えば、CADソフトの使い方や基本的な土木の用語、現場での安全管理に関する知識などを学ぶことで、実践的なスキルをアピールできます。また、資格取得も有利に働きます。例えば、土木施工管理技士の資格を目指すことで、キャリアアップの道が広がります。

さらに、土木業界では体力やコミュニケーション能力も重要視されます。現場でのチームワークや、スケジュール管理能力を備えていれば、未経験からでも信頼を得られるでしょう。長期的には、現場経験を積み重ね、設計や管理業務へのステップアップも目指せます。

未経験における土木の転職市場の状況

土木の転職市場では、2025年に求人が増えることなどが期待されます。なぜなら、土木業界は現在、働き方改革の影響で人手不足が増えており、これまでの人員だけでは現場を回せなくなることが容易に想定されます。

さらにDX化への対応など、新たな人材の確保も求められているのです。それに対応するための人員補充が転職市場を後押しすることが好機となります。

特にCADを使う土木エンジニアや重機オペレーターは、市場の需要の割に数が足りないため、今後も募集が続くことが考えられるでしょう。

そこで気になるのが、転職に合わせて必要な資格を取得すべきかです。しかし、土木では転職に必要となる資格はありません。とはいえ、取得しておくと転職後に便利な資格はあります。
まずは「普通自動車免許」の取得です。土木は現場に出向いて資材を搬入するなど、車での移動が頻繁にあることで知られています。そのため、車の運転を任される機会もあり、免許があると仕事の選択肢が増えます。

また土木では、監督役に必要な「土木施工管理技士」やコンサルタント能力を示せる「技術士」、国家資格の「測量士」が資格としては代表的です。ただし、未経験者や他業界の転職者が簡単に取得できる資格ではないため、転職前に資格を得ることは難しいでしょう。

それから土木の現場では、入りたての場合に、専門の技術よりも基本的な指示を受けての作業をこなす仕事となります。そのため、一般成人程度の体力や集中力があれば問題ありません。

したがって、特別な技能・スキルは必要としません。必要なことは、経験の中で身につけていくものとなり、事前に習得しておく必要はないでしょう。

ただし、アルバイトや派遣などで多少の業界経験があると、面接時に有利になるなど、転職しやすくなります。

土木の転職に向いている人

土木の転職に向いている人

転職時、土木の仕事に自分が向いているかどうか気になるものです。そこで、土木に向いている人の特徴を3つ挙げます。

体を動かすことが苦にならない人

まず、土木は体を動かす仕事がメインとなるため、肉体労働が苦にならない人が向いています。

重い資材の運搬や現場に出向くなど、事務職のデスクワークとは大きく異なるのです。パソコンの前で作業している方が楽という方には向いておらず、逆に現場で経験を磨くために体を動かして働ける人が向いています。

注意深く作業できる人

土木の現場では、監督の指示に従って作業に従事する必要があります。土木作業の中には指示を守らないと危険なケースもありますし、重機の移動で周囲に気を配る必要もあります。そのため、1つ1つの作業を注意しながら行える人が向いています。

逆に、仕事が漫然として集中力がなく、指示を聞くのが嫌な人は向いていません。この2つ目は特に、現場の安全のためにも、転職前に自分の資質を確認しておくことが大切です。

重機や機械を動かすのが好きな人

土木では、人の手で動かせない作業も発生するため、重機や機械の操作が必要になります。そのため、重機を操縦するのが好きな人、機械を動かすのが得意な人が向いています。

機械音痴で操縦が苦手な人はあまり向いていません。もちろん、機械や重機の使用頻度は現場や会社によって変わります。

未経験で土木に転職する時の流れ

それでは、未経験で土木に転職する際はどのような流れで転職できるのでしょうか。
土木に転職する際は、以下の手順で進めます。

1.求人を探してエントリーする

まずは現在の会社を辞めた後に、求人サイトや転職エージェント、ハローワークなどを活用して条件の合った土木系の求人を探します。

特にJobtech for CADというサービスは、非公開求人もあるのでとてもおすすめです。

気になる求人が見つかったら、採用元の会社を調べるなどして情報収集します。問題なければ求人にエントリーして、書類審査の結果を待ちます。

あらかじめ履歴書や職務経歴書を準備しておくとスムーズにエントリー作業が進められます。

2.面接を受ける

書類審査に通った人は、次に面接を受けることになります。会社によっては書類審査がなく、すぐに面接のケースもあります。

面接では受け答えの練習や自己分析が重要となるため、就職・転職が初めての方は転職エージェントや公的な支援で面接訓練しておくことも考えましょう。

3.採用通知を受け取る

面接に通るとその場で採用を決める会社は多くあります。しかし、それでも自宅で採用通知を正式に受け取ることで採用を確認します。特に「労働条件通知書」の確認です。

労働条件通知書なしの採用は違法で、後から内定の取り消しや条件変更なども考えられるため、必ず受け取りのチェックが必要です。問題なければ労働契約書を取り交わして、正式に採用を受け入れます。

4.入社と業務開始

事前の連絡などを受けて入社から業務開始までのスケジュールが伝えられます。それを踏まえて仕事が始まるまでの期間を有意義に過ごすことが大事です。

職場によっては、通勤の事前手続き(定期券購入)や引っ越しが必要となるため、準備を済ませておきます。また、住み込みや社宅の利用がある場合は、住居変更などの公的な手続きも必要となるため、時間のあるときに役場に赴いて手続きしましょう。

土木系は現場に足を運んで作業することが多いので、通う駅が度々変わる場合があります。その辺も事前に確認しておきましょう。

【2025】土木業の人材紹介サービス10選!選び方や利用方法も詳しく解説

未経験から土木に転職する際の注意点

土木に転職する際の注意点は、しっかり労働条件を確認することです。会社の大小はさまざまで、就職する会社によって給与や福利厚生などが大きく変わります。

その中にはブラック企業も稀にあり、ノルマや給与システムが独特なケースで手取りが大きく減るケースもあります。転職時は労働条件を精査して、十分に注意しましょう。

また、先述した通う場所の違いがあるのかや、夜勤も担当するのかなどの条件もしっかり確認しておきましょう。

未経験で土木に転職することについてまとめ

土木は、未経験の人材でも採用している業界で誰でも転職することができます。その上、特別な資格やスキルは必要ありません。
ですが、会社によって年収や条件・仕事内容などが全く違う可能性があるので、しっかりと事前に確認しておくことが大切です。

今回紹介した土木のメリットや注意点を踏まえて、転職を検討しましょう。

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