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【2026】ChatGPTとOpenAIの違いは?無料アプリ・料金・OpenAI APIについても解説

近年、OpenAIでは、「OpenAI o3」や「GPT-5」といった新モデルが次々と発表されています。しかし、「OpenAIのAIはすべてChatGPTではないの?」と疑問を感じる方もいるでしょう。なぜ同じ開発元なのに、これほど多くの呼び方や名称が存在するのでしょうか?

そこで本記事では、ChatGPTとOpenAIの違いをわかりやすく解説します。

ChatGPTのアプリや料金、OpenAI APIについてもお伝えするので、「AIを使って業務自動化したい」という製造業や建築業の担当者様もぜひご一読ください。

OpenAI ChatGPTとは

まずはじめに、OpenAIの代表モデルChatGPTについて解説しましょう。ChatGPTの機能を知ることで、モデルやAPIとの複雑な違いを把握しやすくなります。

対話型AIブームの火付け役・ChatGPT

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデルを基にした、チャット型AIサービスです。「ChatGPT」にアクセスすれば、誰もが利用できる手軽さもあり、生成AIブームの火付け役となりました。

ChatGPTは、日常的な質問への回答、文章の作成、アイデアの提案、簡単なプログラミングコードの生成など、多様なタスクを人間と会話するような自然さで処理できます。

ChatGPTは常に進化

ChatGPTに搭載されている技術は常に進化しており、現在はOpenAIが「最も高性能で高速、かつ実用性に優れたモデル」と位置付ける「GPT-5」が登場しました。「素早さ」と「深さ」を自動で切り替える機能を統合し、より正確で実用的なハイスペックAIとして話題を集めています。

ChatGPTの動画生成AIも常に進化しています。2025年9月30日に登場し、大きな話題を集めている「Sora2」については以下の記事をご参照ください。

【2025】Sora2とは?前作との違いは?無料での使い方と4つのできることを解説

ChatGPTの料金プラン

ChatGPTの料金プランは、利用目的や求める機能に応じて、「無料版」「Plus」「Pro」の3種類が提供されています。(1ドル145円で換算)

プラン 料金/月 主な特徴 対象者
無料版 無料
  • GPT-5での推論、利用上限有
  • メッセージ、アップロード、画像生成
  • 一般ユーザー
  • GPT-5の試用目的
Plus 20ドル
(約2,900円)
  • GPT-5アクセス拡大、データ分析
  • 画像・動画生成、カスタムGPTの作成・利用
  • 個人・チーム
  • 本格的な業務利用
Pro 200ドル
(約29,000円)
  • GPT-5無制限アクセス、高度な質問への回答
  • より多くの計算資源を使用
  • 専門家
  • 大規模開発・研究

無料版の制限は明記していないものの、一般的にGPT-5の上限は約10回/約5時間です。上限を超えた場合は軽量モデルに切り替わり、引き続き約300回/1日程度使えます。

参照:ChatGPT 料金設定

ChatGPTの無料版と有料版の違いは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご参照ください。

【2025】ChatGPT料金プラン比較!無料との違いや課金すべきか否かも解説

ChatGPTの無料アプリ

ChatGPTは、Webブラウザ版だけでなく、スマートフォンからも手軽に使える公式の無料アプリ(iOS/Android)が提供されています。これにより、建設現場や製造ラインの移動中など、場所を選ばずAIを活用した業務効率化が可能です。

しかし、アプリストアには類似のAIアプリが非常に多く、公式アプリを装った偽物や、高額な課金を促すものも存在するため、インストール時には注意が必要です。

ChatGPTの無料アプリはどれが本物?

ChatGPTの無料アプリはどれが本物?
引用元:「ChatGPT」をApp Storeで

ChatGPTの公式アプリは、以下の2点が確認ポイントです。

  • アプリ名が「ChatGPT」
  • アプリ情報に「OpenAI」と明記

ChatGPTのアプリは、パソコンを開く手間がなく、移動中や作業中でもAIにアクセスできる魅力的なツールです。例えば、図面や技術資料にある専門用語の解説、または現場の不具合箇所を撮影し、その場で写真をもとにした説明文・指示文を作成することも可能です。

ChatGPTのアプリは、DX化の一端でしかなく、DX手法は多岐にわたります。
製造業・建設業向け DX無料オンラインセミナーでは、AI技術をはじめとした、DX関連の技術を最新情報に基づいて幅広く解説します。「DXに直結する実践的手法を学びたい」そんな企業様に最適なカリキュラムです。

ChatGPTとOpenAIの4つの違い

ChatGPTとOpenAIの違いはいくつかあります。ここでは、4つの項目に分けて違いを見ていきましょう。まずは、各項目の違いを一覧表でご確認ください。

比較項目 ChatGPT OpenAI
名称 OpenAIが提供するサービス名 ChatGPTを提供する会社名
モデル・バージョン ChatGPTシリーズに対応 OpenAIシリーズに対応
得意分野 文章作成、要約、画像生成など 数学的解析、複雑なプログラミング
役割・対象者
  • 完成された形で提供
  • 一般ユーザー向け
  • APIを通じてシステムに組み込む
  • 開発者向け

名称

ChatGPTとOpenAIの最も大きな違いは名称で、これらはサービス名と会社名を示していま

OpenAIはAI技術を開発する会社で、ChatGPTはOpenAIが提供するサービスのひとつです。ただし、「OpenAI ○○」と続く場合、その後の語句がサービス名やモデル名を表していることが多いので、この点は注意が必要です。

モデル・バージョン

ChatGPTやOpenAIの名前は、「モデル」「バージョン」の違いも示しています。ChatGPTやOpenAIは、それぞれの名称が付いた製品があり(ChatGPTシリーズやOpenAIシリーズなど)、似た名前が多く登場しますが、この2つの違いが軸となっています。

  • モデル(GPT-4o、GPT-5、OpenAI o3など)
  • バージョン(GPT-4 Turbo、o1-previewなど)

この区分を押さえると、「同じ名前でも何に属するのか」が理解しやすくなります。例えば、「GPT-4 Turbo」であれば、GPT-4というモデルの改良版、「OpenAI o3」の場合OpenAI(o)シリーズのモデル名などです。

なお、上記の「モデル」は「シリーズ内の型番」のようなもので、バージョンはモデルの改良版・アップデート版を指します。

得意分野

ChatGPTとOpenAIは、シリーズによって得意分野が異なります。大まかにいうと、ChatGPTシリーズは文系・クリエイティブ向きのツールで、文章作成や要約、画像生成が得意です。一方、OpenAI(o)シリーズは理系・論理寄りで、数学的解析や複雑なプログラミング、高度な推論に強い傾向があります。

役割・対象者

ChatGPTとOpenAIという呼称は、提供される役割と、主な対象者が異なります。

まず、ChatGPTは、文系・クリエイティブ向きの機能を得意としており、一般ユーザーがすぐに使える完成されたサービスとして提供されています。

一方、OpenAIは、理系・論理寄りの処理に強いOpenAI(o)シリーズが主軸です。これは、開発者が自社のシステムやアプリケーションに自由に組み込むことを目的とした、OpenAI APIとして提供されており、主な対象者は開発者となっています。

OpenAI APIとは

OpenAI APIは、開発者がOpenAIの最先端モデル(GPT-5など)を、独自のシステムやアプリケーションに統合するためのプラットフォームです。ChatGPTのような完成されたサービスとは異なり、APIを通じてAIの機能を自社製品や業務プロセスに直接組み込むことができます。

これにより、コーディング支援、高度なデータ分析、リアルタイムの音声エージェント構築といった多彩な機能に対応可能です。加えて、大規模運用に対応するエンタープライズレベルのセキュリティと管理コントロールを提供しています。

OpenAI APIの料金設定

OpenAI APIの利用料金は、送信するデータ量(入力トークン)と生成されるデータ量(出力トークン)に基づく従量課金制です。なお、日本円は1ドル145円で計算しています。

モデル名 入力 (100万トークンあたり) 出力 (100万トークンあたり)
GPT-5 1.250ドル(181.25円) 10ドル(1,450円)
GPT-5 mini 0.25ドル(36.25円) 2ドル(290円)
GPT-5 nano 0.05ドル(7.25円) 0.4ドル(58円)
GPT-5 pro 15ドル(2,175円) 120ドル(17,400円)

参照:料金 | OpenAI

ChatGPTシリーズとOpenAIシリーズの使い分け方

ChatGPTシリーズとOpenAIシリーズの使い分け方ChatGPTとOpenAIの4つの違いが分かったところで、次はサービスの使い分け方を解説しましょう。ここでは、ChatGPTとOpenAIの違いを踏まえてお伝えします。

モデル名・サービス名を確認する

まずは、モデル名やサービス名を確認して使い分ける方法です

日常業務や個人利用には「ChatGPT」

ChatGPTは完成品サービスなので、図面の修正指示書作成、技術資料の要約、安全マニュアルの下書きなど、専門知識がなくても会話形式で操作できます。プログラミング不要で、すぐに使える機能が揃っているため、初めてAIを使う方でも安心です。

自社システムに組み込むなら「OpenAI API」

一方、OpenAI APIは部品として提供されているため、図面チェック自動化システム、工程管理チャットボット、品質検査レポート自動生成ツールなど、製造・建築現場向けの独自サービスを構築できます。プログラミング知識は必要ですが、自由度が高く現場のニーズに合わせた最適化が可能です。

モデル・バージョンで選ぶ

次は、モデル・バージョンによる選び方を見てみましょう

コストを重視するなら「軽量モデル」

ChatGPTは、ChatGPT-5のようにモデルにつく数字が大きいほど高性能で、無料版の場合5時間で10回程度と利用制限が設けられています。しかし、無料版も引き続き軽量モデルで利用できるので、コスト面を考えるのであれば「軽量モデル」、つまり無料プランで良いでしょう。

最高品質を求めるなら「GPT-5」

一方、専門的な建築法規の解釈や複雑な製造プロセスの最適化提案では、最新のGPT-5モデルを十分に利用できる有料プランが安心です。技術図面の理解力や専門用語への対応力が格段に向上しており、より正確なアウトプットが期待できます。

また、「GPT-4 Turbo」のように「Turbo」と付くバージョンは、同じモデルの改良版で処理速度や性能が向上しているケースが多いです。

得意分野に着目する

ChatGPTシリーズとOpenAIシリーズは、得意な分野にも着目して使い分けるのも重要です。

文章作成や画像生成には「ChatGPTシリーズ」

ChatGPTシリーズは文系・クリエイティブ作業が得意なので、建設業では、施工計画書の下書き、現場写真からの報告書作成、プレゼン資料の図解作成など、文章や画像を扱う業務で力を発揮します。

複雑な計算や論理的分析には「OpenAI(o)シリーズ」

OpenAI(o)シリーズは理系・論理的思考に特化しているため、建設業では、構造計算の検証、複雑な設備設計のプログラミング、BIMデータの最適化アルゴリズム開発など、深く考える作業でメリットをもたらします。ただし、処理に時間がかかる場合もあるため、急ぎの見積もり作成などには向かない点に注意が必要です。

使い分けに迷ったときは、「誰が使うか」「何をしたいか」「どのレベルが必要か」という3つの軸で考えると、最適なシリーズが見えてきます。

ChatGPTとOpenAIで迷ったら無料セミナーがおすすめ

ChatGPTとOpenAIの違いや使い分け方をお伝えしましたが、初めてAIを利用する方にとって、その仕組みを完全に理解し、実際の業務へ応用するのは、決して簡単なことではありません。

また、「AIツールをどこから導入すべきか」「必要なデジタル人材をどう育てるか」といった具体的な課題に直面している企業様もいらっしゃるでしょう。

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ChatGPTとOpenAI APIの活用事例

ChatGPTとOpenAI APIの活用事例最後に、ChatGPTとOpenAI APIの活用事例をお伝えしましょう。今回は、健康食品やビューティケア事業で知られる「サントリーウェルネス」にスポットを当てました。

サントリーウエルネスは、ChatGPTとOpenAI APIを活用した対話要約の自動化に着手しています。同社は、これまでオペレーターが手作業で行っていた顧客応対後の要約作業は、時間がかかる上、応対者によって記録の粒度がバラつくという大きな課題を抱えていました。

そこで、音声認識でテキスト化した通話内容をOpenAI APIを通じてChatGPTに渡し、自動で要約させる仕組みを構築。AIに事務作業を任せることで、オペレーターの負担軽減と品質の標準化を目指しています。

この取り組みでは、PoC(実証実験)段階において、最新モデルの利用コストが予想より高く、早期の費用対効果の評価が必須だと判明しました。今後も引き続き、ChatGPTを活用した顧客対応の効率化を目指すとのことです。

参照:Suntory Wellness TechBlog

ChatGPTとOpenAIについてまとめ

ChatGPTとOpenAIの違いは、「サービス名」と「企業名」というだけでなく、利用できるモデルの種類や得意な用途まで示しています。この違いを理解することは、製造業や建設業において、「どのAIを、何のために使うべきか」というDX化の最初の道筋をつけることにつながります。

ぜひ、ChatGPTとOpenAIの違いを正確に理解し、個人の業務効率化や企業のDX化に最大限生かしていきましょう。

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