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AutoCAD Viewerとは?概要や活用事例を解説

パソコン上で製図するCADにおいて、AutoCADは非常に多くのユーザーに利用されているソフトです。
最初に発売されたのは1980年代で、CADというものを広める役割をも果たしました。
フリーソフトで競合ソフトが登場したり、高度な競合ソフトも登場していますが、現在でもAutoCADのファイル形式DWGとDXFは、CADにおいて重要なファイル形式として浸透しています。

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AutoCADとAutoCAD Viewerとは

オートデスク社(adsk)が販売しているAutoCADは、企業でCADを扱うに当たり、なくてはならないソフトウェアと言えます。
しかしその高性能さから非常に高額なソフトとしても有名です。
企業で購入するのなら、ちょっとした設備投資をするぐらいのつもりでお金を払う必要があるでしょう。
安価なAutoCAD LTが発売されたりと、オートデスク社はコストを抑えたい人も考えた施策を行っていますが、競合の高性能ソフトが登場していることもあり、なかなか安易に本体を安くしてくれません。
AutoCADは時勢の流れからかサブスクリプションでのサービスに移行しており、ソフト単体の売り切りではなく年間契約でのソフト販売を行っています。
Autodesk Viewerは、AutoCAD形式のファイルを開けるDWGビューアーとも言われており、AutoCADを持っていないとプレビューすらできないDWG形式のファイルを開くことのできるソフトです。
前述した通りAutoCADは非常に高価なソフトであり、AutoCADデータの共有があるから用意しておいて、と言われて簡単に用意できるソフトではありません。
そのため、AutoCADを用いてCADデータを作成する人ではなく、見る側の人にとってはAutodesk Viewerの存在が非常に重要なのです。
Autodesk Viewerはオートデスク社から出ている無料のビューアーソフトで、DWG形式の他、オートデスク社の各ソフトのファイル形式に対応しています。
表示できればいいという立場の人は、こういったビューアーを利用して共有されたデータの閲覧が可能になります。

DWGビューアーの活用事例

DWGビューアーの活用は、まず第一には前述の通りAutoCADを持っていない人がDWG形式のデータを開いてプレビューすることにあります。
これは企業の担当者だけでなく、フリーランスのエンジニアなどにも言えることで、最低限のソフト環境で業務を行ってきた中にちょっと追加でインストールするには、AutoCADは重すぎる存在です。
今後も自分で図面作成や編集をする予定がない場合は、まずはDWGビューアーの手を借りると良いでしょう。
DWG TrueviewもAutodeskから配布されている無料ソフトで、DWG形式やDXF形式のファイルを閲覧することができます。
AutoCADのデータ形式はDWG形式が主流ですが、DXF形式で保存されていることもあり、それを共有された場合に開けないという事態は避けたいところです。
もちろんAutoCADを持っている人からすれば、どちらの形式でも構わないので気にしていない部分もあるかもしれませんが、受け取った側が開けないから再送をお願いするというのも心苦しいものです。
DWG Trueviewは無料なのでコストを気にせずダウンロードできますし、数あるDWGビューアーの中で使うソフトを迷っているのなら一度入れてみて体験するのも一つの手です。

DWG Trueviewによるバージョン変換

DWG Trueviewの利点はもう一つあり、バージョン変換に対応しているところです。
AutoCAD同士でもバージョンの違いによりDWG形式のファイルが開けないことがありますが、その原因の一つがバージョンの違いです。
最新のAutoCADで保存されたDWGファイルは、古いバージョンのAutoCADでは開くことができません。
これは色々なソフトで発生する現象なので、体験したことのある人も多いでしょう。
グループ内にバージョンの低いソフトを使っている人がいたならば、その低いバージョンに合わせた形式でデータを保存する必要があるのです。
新しいバージョンで保存する時に古いバージョンでも開ける形式で保存すれば、その問題を防ぐことができます。
しかし、そんなことをしなくても良いのがDWG Trueviewの機能にあり、古いバージョンのDWG形式のファイルを、最新バージョンのDWG形式のファイルに変換することができるのです。
AutoCADを持っていなくてもバージョン変換が行えるということで、これはかなり画期的な機能と言えます。
無料のソフトにこの機能を組み込んであることで、AutoCADを持っていない人には重要なソフトになりますし、AutoCADを持っている人にとっても便利に使える機能だと言えます。
サブスクリプション化でバージョンの違いによる不具合は減って来ているとはいえ、windowsのバージョンやmacとの関係など、同じソフトを使っていてもまだまだバージョンの影響は残っています。
それを薄める力を持っているDWG Trueviewは、AutoCADユーザーにとって必須ソフトの一つと言えるでしょう。

apiを使ったAutoCADのカスタマイズ

AutoCADではapiが公開されており、AutoCADのカスタマイズやDWGビュアーの開発が外部でも行えるようになっています。
最も古くからあるAutoLISPでは、ユーザーが組んだプログラムをlsp形式で保存し、AutoCADにロードすることで固有のコマンドを使えるようにすることが可能です。
珍しいところではGoogleドライブの拡張機能にDWGビュアーを組み込んだものがあり、Googleドライブ上、つまりソフトをインストールせずブラウザからAutoCADのデータを開くことができます。
Googleドライブは共有や外部への公開にも適したツールなので、上手く使えばプロジェクトのデータ共有などで有効活用できるやり方だと言えるでしょう。
ただし、いくつか問題があり、まず共有するデータのバージョン管理をしっかり行わないと、共有が上手くいかないという点があります。
チーム内で使うバージョンをしっかり確認し、全員が同じバージョンを使う場合には問題なく使える手段と言えるでしょう。
また、Googleドライブ自体にもバージョンがあるため、そちらの管理も日々行う必要があります。
特に問題なのがクラウドデータ化によって発生する不具合で、AutoCADのファイルが外部参照として開いているファイルが存在すると、そのファイルもクラウドに持ち込んで参照元を修正しないとエラーが発生してしまいます。
これはそういった外部参照の多いAutoCADデータの場合は非常に手間の掛かる作業となるので、Googleドライブの使用を考え直すことになる状況かもしれません。

AutoCAD Viewerのダウンロード方法

AutoCAD Viewerのダウンロード方法は非常に簡単です。
オートデスク社にダウンロード専門のページがあるのでそこにアクセスし、どの製品を使うかを選択してからダウンロードリンクを選択すれば完了します。
ダウンロードしたファイルをインストールすることにより、利用可能です。
各ソフトは無料なので、DWGビューアーとしてだけ利用する場合は、いくつかのソフトを体験してみてから最も使いやすいものを選ぶのも良いかもしれません。
DWG Trueviewの場合、ビューアーとして開くだけで編集はできませんが、印刷は可能です。
また、ズームインして図面の細かい部分を確認したり、図面シートの構成や順序を変更したり、それをコピーすることもできます。
全く編集できないというよりは、メインのデータを変更できないだけで、表示にまつわるステータスをいじることは可能なソフト、と言ったところでしょうか。
AutoCADの公式が出しているソフトなので、そこまで対応が可能だったのでしょう。

CADに関わるならAutoCAD Viewerはチェックしておいた方がいい

AutoCADは高価なソフトのため、普段使っていない人にとってはなかなか縁のないソフトと言えます。
しかしいざ関わるとなった時に、AutoCAD Viewerの存在はとても助かるものとなるでしょう。
特にAutoCAD ViewerやDWG Trueviewは便利なソフトなので、これからCAD関連の業務に関わる可能性のある人は、チェックしておいた方がいいソフトと言えるかもしれません。

参考動画


動画:YouTube-The best CAD/DWG viewer-
英語での解説になりますが、AutoCAD Viwerのインストールからコンバート方法まで参考になります。

AutoCADが新しくなりました。

AutoCADシリーズの製品構成が2021年5月7日から変更されました。
以前までAutoCAD including Specialized Toolsetsに含まれていたAutoCADが単体で販売開始されました。
価格もAutoCAD LTと同等の65,000円/年(税抜)となります。
つまり、AutoCAD LTの価格で新たに「パラメトリック機能」、「CAD標準仕様」や「モデリング機能」などが使用できます!

実質値下げでお買い得になったのですが、製品名や構成が変わって混乱しやすいので整理しました。

AutoCAD LT及びAutoCAD LT with Cals Tools
新規は販売終了。更新はAutoCAD LTが59,000円/年(税抜)、AutoCAD LT with Cals Toolsが75,000円/年(税抜)で継続。

AutoCAD including Specialized Toolsets
名称が「AutoCAD Plus」に変更されていますが、内容に変更点はありません。更新も190,000円/年(税抜)で継続。

新設された「AutoCAD」
AutoCAD including Specialized Toolsetsに含まれていたAutoCADが単体で販売開始。価格はAutoCAD LTと同等の65,000円/年(税抜)。

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