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【2026】AutoCADと互換性のあるCADソフトを徹底比較!無料2D・3Dソフトや移行の注意点まで解説

AutoCADで取り扱われている汎用性の高いデータを操作するために、互換ソフトを探していないでしょうか。しかし、製品ごとに機能や性能、費用が異なるため、導入すべき互換ソフトを選べずにいる人も多いはずです。

そこでこの記事では、AutoCADとの互換を持つおすすめソフトをわかりやすくまとめました。
失敗しない互換ソフトの選び方も紹介しているので、比較検討の参考にしてみてください。

AutoCADと互換性のあるCADソフトおすすめ8選

AutoCADと互換をもつソフトは複数ありますが、それぞれ製品の条件や特徴などが違います。

そこで、まずはどのような互換ソフトがあるのか把握する参考として、用途別に8種類のCADソフトを整理しました。

利用目的 推奨互換ソフト
無料でDWGを使いたい ・Jw_cad
・QCAD
永久ライセンスで運用したい ・IJCAD
・BricsCAD
・ARES
AutoCAD設定を安全に移行したい ・DraftSight
3D・BIMに対応したい ・Autodesk Fusion
・FreeCAD

無料でDWGを使いたいならJw_cad・QCAD

無料でDWGファイルを扱いたい場合、国産の「Jw_cad」とオープンソースの「QCAD」が候補となります。

AutoCADが完全有料のCADソフト(体験期間30日のみ無料)であるため、費用を抑えたい方におすすめです。ただし、フォントや印刷スタイルの再現性には注意が必要です。実務導入の前に必ず自分の図面でテストしましょう。

またJw_cadに興味がある方は、以下のセミナー講習で基礎・応用を学習するのがおすすめです。

セミナー名Jw_cad基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

永久ライセンスで運用したいならIJCAD・BricsCAD・ARES

買い切り型で長期的に利用するなら、以下の3つが代表格です。

  • IJCAD
  • BricsCAD
  • ARES

サブスクリプション形式のように、継続的な費用が発生しないため、コストを抑えやすいのが魅力です。ただし、費用を抑えられる一方で更新頻度が低かったり、バージョンアップに追加料金がかかるケースもあります。

上記の内、IJCADを導入したいなら、以下のセミナーで基礎を学びましょう。

セミナー名IJCAD基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

また、BricsCADに興味をおもちなら、以下のセミナーもチェックしてみてください。

セミナー名BricsCAD基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

AutoCADの設定を安全に移行したいならDraftSight

AutoCADとの互換性が高く、データや設定の移行を安全に実施したい場合には、DWG完全対応の2DCADである「DraftSight」がおすすめです。

ショートカットやコマンド体系もAutoCADに近く、操作の違和感が少ないため移行が容易です。
また、プラグインやマクロによるカスタマイズ性も高いことから、「再学習の手間をかけたくない」というユーザーに適しています。

3D・BIMに対応したいならAutodesk Fusion・FreeCAD

2DCADだけではなく、3DCADや将来的なBIM運用を考慮したいのなら、AutoCADと互換のあるAutodesk Fusion・FreeCADの2種類がおすすめです。

特に建築や製造・プロダクトデザインの分野では、2D設計から3D・BIM設計にシフトする動きが強まっています。

また、Autodesk Fusionに興味をおもちなら、以下のセミナーを受講してみてください。

セミナー名Autodesk Fusionセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

AutoCADと互換ソフトの比較早見表

AutoCADと互換ソフトの比較
出典:Autodesk公式サイト

AutoCADの代替を検討する際に、ソフトをひとつずつ見比べていくのは大変です。

ここでは、代表的な互換CAD(IJCAD・BricsCAD・DraftSight・ARES・Jw_cad)を整理し、読者が最短で候補を絞れるようまとめました。

ソフト名
(互換ソフト)
2D・3D対応 ライセンス 料金
(税込)
DWG・DXF互換 日本語サポート
AutoCAD 2D・3D サブスクのみ 月額9,900円
年額74,800円
IJCAD 2D・3D サブスクのみ
※2025年1月に永久ライセンス終了
年額29,700円~
BricsCAD 2D・3D 永久・サブスクの選択が可能 年額47,300円~
買切103,675円~
DraftSight 2D サブスクのみ 年額299ドル~
ARES 2D 永久・サブスクの選択が可能 年額46,200円~
永久85,800円~
Jw_cad 2D 無料 無料

「費用を抑えたいか」「機能を広げたいか」「サポートを重視するか」で選ぶべきソフトが変わります。たとえば、建築2DならJw_cadやIJCAD、3D対応ならBricsCADが適しています。

AutoCADに対応している互換拡張子一覧

互換拡張子一覧

AutoCADの強みのひとつは、多様な拡張子に対応し、他ソフトとのデータ交換を可能にしている点です。

互換ソフトを選ぶ際も「自分の業務で使う拡張子がサポートされているか」が失敗を避ける最大のポイントです。ここでは代表的な拡張子とその特徴を整理します。

区分 拡張子
2D図面 ・DWG
・DXF
3D・BIM ・STEP
・IGES
・Parasolid
・RVT
・IFC
・3DS
・OBJ
共有・閲覧 ・DWF
・PDF

特に業務利用では「読み込み可能か」「編集・保存まで可能か」を分けてチェックするのが失敗を防ぐコツです。拡張子については、各製品サイトにあるスペックのページなども参考になります。

AutoCAD互換ソフトの失敗しない選び方

AutoCAD互換ソフトは数多く存在しますが、適切に選ばないと図面崩れや教育コストの増大などのトラブルにつながります。ここでは「失敗しないための4つの判断基準」を紹介します。

  • 図面が崩れないか
  • 再学習の手間がかからないか
  • いくらで運用できるか
  • 困ったときにサポートを受けられるか

図面が崩れないか(DWG・DXFの再現度)

最も重要なのが、DWGやDXFデータをどれだけ正確に再現できるかです。

もし再現性が低い互換ソフトだと、次のようなリスクがあります。

  • 文字化け
  • 寸法スタイルの崩れ
  • 外部参照のリンク切れ

気になる互換ソフトを無料体験版などで導入したら、自社の既存図面を開いて、印刷までテストすることが重要です。

再学習の手間がかからないか(コマンド・ショートカットの近さ)

すばやく互換ソフトを利用したいなら、移行後に操作や機能の再学習が必要になるかをチェックしましょう。

たとえば、IJCADやDraftSightなどはAutoCADの操作性に近いと言われています。

一方でJw_cadやFreeCADなどは独自のUIが用いられているため、操作の学習に時間がかかりやすい傾向です。教育コストや習熟期間が大きな負担になるため、スピード感を重視する方はAutoCADのコマンド体系に近い製品を選ぶと良いでしょう。

いくらで運用できるか(ライセンスやライフサイクルコスト)

互換ソフトを選ぶ際には、いくらで運用できるかをチェックしましょう。

たとえばAutoCADの場合は、年額74,800円(税込)で利用できます。
対してほかの互換ソフトは、AutoCADよりも価格は安い一方で機能の範囲が狭いほか、使い勝手の悪さなどが目立つ部分もあります。

場合によっては、AutoCADと同等の金額になるプラン導入が必要になるケースもあるため、5年後ならいくらか、10年後ならいくらかをシミュレーションしておくと安心です。

困ったときにサポートを受けられるか(マニュアル・相談窓口)

互換ソフトは海外製・オープンソースも多いため、サポート体制の差を確認しておきましょう。

以下に、それぞれの違いをまとめました。

区分 主な互換ソフト サポート体制
国産ソフト ・IJCAD
・Jw_cad
日本語マニュアル、公式講習、国内フォーラムが充実
海外製ソフト ・BricsCAD
・ARES
・DraftSight
日本では代理店経由のサポートが中心
オープンソース ・FreeCAD
・QCAD
無料フォーラム、ユーザーコミュニティによる情報共有あり

「すぐに質問できる安心感を重視するなら国産」「グローバルで拡張性を求めるなら海外製」「コストゼロを優先するならオープンソース」と判断できます。製品選びの参考にしてみてください。

AutoCADと互換ソフトの違いに関する注意点

AutoCAD互換ソフトの注意点

AutoCAD互換ソフトは非常に便利ですが、完全な代替ではなく「互換」であることを理解する必要があります。

ここを誤解すると、導入後に「期待と違った」というトラブルにつながります。
以下では代表的な注意点を整理します。

  • あくまで互換であるため機能・性能が異なる
  • フリー版(無料)の製品には限界がある

あくまで互換であるため機能・性能が異なる

互換ソフトは、DWGやDXFファイルの編集・保存に対応していますが、AutoCAD本体とまったく同じ機能をもつわけではありません。以下にAutoCAD本体との違いをまとめました。

  • AutoCAD特有の最新機能は搭載されない場合が多い
    (BIM連携・AIアシスト・クラウド同期など)
  • 表示パフォーマンスや3Dモデリング速度が用途で差が出やすい

互換ソフトを選ぶ際には、AutoCADと完全に同じ環境を期待するのではなく、用途に合う範囲でベストな製品を選ぶという考えが大切です。

フリー版(無料)の製品には限界がある

Jw_cadやFreeCADなどのフリーソフトはコスト面で魅力的ですが、次のような制限があります。

  • 商用利用の可否が明確でないケースがある
  • 高度な機能が不足している
    (LISP・外部参照管理・3Dレンダリングなど)
  • サポートがコミュニティ中心で、緊急対応が困難である

特に業務利用では、有料サポートの有無や商用ライセンス条件を必ず確認しましょう。

比較検討の結果、AutoCADの導入を決めた方は、以下のセミナー講習で基礎・応用を学習するのがおすすめです。

セミナー名AutoCAD基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

AutoCADの互換についてよくある質問

AutoCADの代替はある?
ありますが、完全代替ではない点に注意してください。永久ライセンス型ならIJCAD・BricsCAD・ARES、無料利用ならJw_cad・FreeCADというように、用途やコストに応じて自社の目的に合う代替ソフトを選ぶ必要があります。
Jw_cadとAutoCADはどっちがいい?
Jw_cadとAutoCADは、目的によって比較すべきです。まずJw_cadは建築2Dに強く、完全無料で利用できます。一方でAutoCADは汎用型のCADソフトであり業界標準として利用されています。また3D・BIM・海外案件にも対応できるのが特徴です。
DWGが開けるフリーソフトはありますか?
代表的なのはJw_cad・QCAD・FreeCADです。Jw_cadは国内利用者多数、実務でも普及しています。またQCADも軽量でLinuxにも対応している点が強みです。ただし無料ソフトは「読み込みのみ対応」「属性情報欠落」といった問題点もあります。

AutoCADの互換についてまとめ

AutoCADは業界標準のCADソフトですが、高額なライセンス費用に課題を感じ、互換ソフトを検討する方が増えています。ここまで解説したように、互換ソフトは費用削減や柔軟な運用の面でメリットが大きい一方、完全な代替ではなく互換であることを理解することが重要です。

また互換ソフトは、コストを抑えつつ必要な機能を確保できる選択肢です。
「安いから選ぶ」のではなく、拡張子の再現性や学習負担の低さ、長期コストを考慮しつつ、最適なソフトを選ぶようにしましょう。

AutoCADの互換ソフトのアイキャッチ
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