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【2026】AIに奪われない仕事17選!特徴や奪われる仕事・AI時代を生き抜くおすすめ資格も紹介

2024年5月、IMF(国際通貨基金)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は、AIが世界の労働市場に「津波のような影響」を及ぼしていると公言しました。AIの進化が極めて速いため、「人々が備える時間はほとんど残されていない」とも警告しています。

では、どのような仕事であればAIに置き換えられずに活躍できるのでしょうか。

本記事では、AIに奪われない仕事を17種類をご紹介します。あわせて、AIに奪われない仕事につくための資格もお伝えし、AI時代を生き抜くための具体的な施策を探っていきます。

AIが労働市場に与える影響

AIが労働市場に与える影響

冒頭でお伝えしたIMFのクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事の見解では、AIは2024年から2年間で、先進国の雇用の60%、世界の雇用の40%に影響を及ぼすとも予測されています。

この予測数値は、AIにより雇用において何らかの影響を受ける労働者が実に半数であるという驚くべき事実です。この事実からも、AI時代を迎えた現代社会は、「労働」に対する価値観と働き方を根本から見直す潮目に立たされているといえるでしょう。

  1. AIによる雇用代替の割合
  2. AIに奪われる仕事

①AIによる雇用代替の割合

AIによる雇用代替の割合(ゴールドマン・サックス推計)

アメリカの金融系企業・ゴールドマン・サックス社が2023年3月に発表したレポートによると、生成AIは主要な経済圏で3億人規模のフルタイム労働者の仕事に自動化の影響を与える可能性があると示しました。

ここでは、同社が推計した「AIによる雇用代替の割合」から、その数値が雇用市場でどの程度占めているのか見てみましょう。

調査では、現在のAIの能力では、全雇用の25%が代替される可能性があり、能力が低い場合は14%、AIがロボットと連携して自動化する場合は最大35%に達するとされています。この数字は、AIの進化や技術の組み合わせ次第で、雇用の代替率に大きな幅があることを示しています。

その他、ジェームズ・マニカ氏らがマッキンゼーで発表した雇用・AI影響に関するレポートでも、23%の仕事がAIに代替されると推計されていることからも、AIによる雇用代替の割合は25%前後と考えられるでしょう。

②AIに奪われる仕事

ゴールドマンサックスによる生成AIの職業への影響

では、どういった仕事がAIに代替されるのでしょうか?

上記のゴールドマン・サックス社のレポートによると、事務系タスク (46%) や法務 (44%)、エンジニア (37%) といった専門性の高い職種が上位に挙がっていました。

これに続いて、経営・財務(36%)や生活科学・物理化学・社会科学(36%)も代替リスクが高いとされています。この調査結果から、定型作業が多い仕事、専門的な知識を必要とする仕事が、AIの代替対象になりやすいと推察されます。

参照:「生成AIは労働市場をどのように変えるのか」生成AIの技術動向と影響

AIの進化は、AIと外部システムを連携させるMCPによりさらに加速しています。以下の記事は、MCP連携を具体例を用いて分かりやすく解説しているので、この機会にAIとアプリ連携の仕組みもぜひご確認ください。

【2025】MCP連携をわかりやすく解説!役割・LLMとMCPサーバーとの関係・メリット・活用事例

AIに奪われない仕事の特徴

AIに奪われない仕事の特徴

前章で明らかになったように、AIは確実に多くの職業に影響を与えています。
加えて、近年の生成AIの飛躍的進化により、さらにその影響力は拡大していくでしょう。

  1. すべての仕事がAIに代替されるわけではない
  2. AIが苦手な人間の強みとは?

①すべての仕事がAIに代替されるわけではない

しかし、すべての仕事がAIに取って代わられるわけではありません。

先ほどお伝えしたゴールドマン・サックスの調査では、「定型作業が多い仕事、専門的な知識を必要とする仕事」がAIの代替対象となりやすいという結果が出ました。

実は、この調査結果はAIに奪われない仕事の条件を浮き彫りにしているともいえます。これを裏返せば、AIが苦手な分野、つまり人間ならではのスキル・領域を示しているためです。

人間ならではのスキル・領域とは?

では、人間ならではのスキル・領域を見てみましょう。

  • 人間的コミュニケーション(感情理解や共感はAIが苦手)
  • 創造性・芸術性(独自の発想や美的感覚は人間特有)
  • 臨機応変な判断(予測不能な状況への柔軟対応が可能)
  • 高度な専門判断(経験と知識に基づく複雑な判断が可能)

上記のように、感情理解、創造性、柔軟性、専門判断力は、AIが模倣しにくい仕事・業務です。これらこそ、AIに奪われない仕事の根幹であり、人間特有の価値といえるでしょう。

次項では、このAIに奪われない仕事を具体的に見ていきましょう。

AIに奪われない仕事17選!

AIに奪われない仕事17選!

では、AIに奪われない仕事を17種類ご紹介しましょう。
まずは、すべての仕事の概要をまとめた一覧表をご覧ください。

分野 仕事 AIに奪われない理由
建築・土木 建築家・建築設計者 感性的なニュアンスと創造性による設計
現場監督・施工管理技士 突発事態への臨機応変な判断と対処能力
特殊技能系の建設作業員 熟練技術と現場状況に応じた応用力
AI 機械設計エンジニア 潜在ニーズを感じ取る創造性と洞察力
データサイエンティスト 問いを立てる力とコミュニケーション力
製造業 品質管理・品質保証担当者 現場の雰囲気を読み取る直感的・判断力
保守・メンテナンス技術者 五感による微細な異常の早期察知能力
医療・福祉 心理カウンセラー・臨床心理士 共感力と心を開かせる人間的な関係性
看護師 患者の変化を感じ取る観察力と寄り添い
理学療法士・作業療法士 患者に寄り添う柔軟な対応と調整能力
救急救命士 緊急時の瞬時判断と使命感に基づく行動
医師・獣医師 微細な反応から状態判断し安心感を提供
教育・法務 教師・教育指導者 個性を尊重し人間性を育む深い関わり
弁護士 感情を読み解く説得力と心に響く弁論
コンサルティング 経営コンサルタント 企業文化や人間関係を考慮した現実的提案
クリエイティブ 芸術家・クリエイター 感情と時代の空気を作品に宿らせる表現力
社会貢献 災害復旧・人道支援ワーカー 信頼関係構築と人の心を動かす支援力

①建築・土木分野

はじめに、建築・土木分野でのAIに奪われない仕事から解説します。

建築家・建築設計者

この仕事は、人の心に触れ、共感し、それを形にするという、AIには真似できない人間ならではの感覚から生まれる創造性が求められます。

AIは、論理的で定型的な作業はこなせますが、「家族の笑い声が響くような、暖かみのある家」といった感性的なニュアンスは汲み取れないため、AIに奪われない領域を多く含む仕事といえるでしょう。

AIに奪われない仕事である建築家・建築設計者を目指したい方は、建築設計の汎用CADソフト・AutoCADのスキルがおすすめです。

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現場監督・施工管理技士

この仕事は、建設現場全体を統括し、安全・品質・工程を管理する重要な役割です。建設現場は常に動き続け、大雨や急な設計変更、人員トラブルなど、予期せぬ事態が日常的に起こります。

AIは工程表通りの進行管理はできますが、現場特有の突発的な問題には即座に対応できません。現場で人を動かし、安全を確保する臨機応変な判断力・リーダーシップは、人間だけが持つ強み、つまりAIに奪われない仕事といえるでしょう。

特殊技能系の建設作業員

この仕事は、鳶職や左官、型枠大工など、熟練の技と経験が求められます。AI制御のロボットでもある程度再現できますが、特殊技能の精密さや、人的感覚を完全に再現するのは困難です。

特に、条件の変わる現場で「今日はこうしたほうがいい」と判断できるのは、経験者のみが持つスキルといえるでしょう。AIに奪われない仕事とされるのは、こういった状況判断と応用力によるものなのです。

②AI分野

続いて、AI分野から2つピックアップします。

機械設計エンジニア

機械設計エンジニアは、新製品や改良品の設計から試作、改善までを一貫して手掛けます。

この仕事には、顧客自身も気づいていない潜在的なニーズを形にする創造性と洞察力が求められます。これはAIには決して感じ取ることのできない、人間ならではの領域といえるでしょう。

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データサイエンティスト

この仕事は、膨大なデータからビジネスの課題を見つけ、解決策を導き出すデータの専門家です。一見するとAIに奪われる仕事のようですが、実は業務範囲が非常に広く、特に何に着目すべきか、どのような仮説を立てるべきかという「問いを立てる力」が求められます。

さらに、分析結果を基に、関連部署や経営層へ行動を促すコミュニケーション力も必要です。これらの業務をすべて遂行するのは、やはり人間でないと難しいでしょう。

データサイエンティストセミナーは、データ分析に必須のPythonやデータ活用法を基礎から学べます。マーケティング実践予測やプロジェクトの進め方まで、業務に必須の広範なスキルが身につく、実践的なカリキュラムです。

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③製造業分野

次は、製造業分野のAIに奪われない仕事を見てみましょう。

品質管理・品質保証担当者

製品の品質基準を定め、検査体制を整え、不具合の原因を追究します。この仕事には、数値や規格だけではわからない現場の雰囲気や人の動きを読み取る直感が求められます

長年の経験から「このロットは注意が必要」と察する感覚は、人間にしか備わっていません。つまり、人間の感覚が重要視されるAIに奪われない仕事なのです。

保守・メンテナンス技術者

この仕事は、設備や機械の点検・修理を行い、安定した稼働を支えます。業務では、微細な異常を察知して事故を防ぐ判断力が求められます。

「普段と違う音」や振動、温度の変化を読み取る力は、熟練技術者の経験に基づくものであり、AIがデータだけでは判断できない、五感を駆使した高度なスキルです。

⑤医療・福祉

ここでは、医療・福祉系AIに奪われない仕事をお伝えしましょう。

心理カウンセラー・臨床心理士

この仕事は、悩みを抱える人に深く寄り添い、自分自身で解決策を見つけられるようサポートすることです。

AIには、言葉の裏にある感情や、沈黙に込められた本当の意味を汲み取る「共感力」がありません。クライアントが心を開き、安心して話せる環境を作れるのは、人間同士だからこそです。

看護師

看護師は、患者さんの体と心の両面を支えるのが仕事です。AIに奪われない仕事の理由は、観察力と寄り添いによって患者の変化に気づく点にあります。

「今日は元気がない」と感じ取る力や、そばにいる安心感は人間にしか提供できません。生きた人と人の繋がりが必須であるため、やはり命を持たないAIでは代替不可能です。

理学療法士・作業療法士

この仕事は、リハビリを通して患者さんの身体機能や生活動作の改善を支援する、専門性の高い仕事です。AIは、効率的なリハビリプログラムを作成できますが、患者さんの微細な変化への対応はやはり困難です。

患者さん一人ひとりに寄り添い、状況に合わせてプログラムを調整するのは、人間ならではの柔軟な能力が求められます。

救急救命士

救急救命士の仕事は、緊急医療の最前線で、瞬時の判断と行動で命を救うことです。予期せぬ状況下において、臨機応変な判断力と行動力が求められるため、AIに奪われない、奪うことができない仕事といえるでしょう。

現場の状況を読み取り、「今、動く」という決断を下すこと。命を救うという使命感は、AIには決して真似できないものです。

医師・獣医師

言葉で症状を伝えられない動物や患者さんの状態を見極め、治療やケアを行うのが医師・獣医師の仕事です。

AIは膨大なデータを分析できますが、動物や患者さんの微細な反応や表情から体調を判断する能力は持ちません。また、不安な気持ちに寄り添い安心感を与えることも、人間ならではの能力といえるでしょう。

⑥教育・法務

続いて、教育・法務でのAIに奪われない仕事をお伝えしましょう。

教師・教育指導者

教師・教育指導者は、一人ひとりに合わせた教え方で、生徒の学びを導く仕事です。生徒の個性を尊重し、人間性を育むのは、生身の人間同士の深い関わりがあって成り立つものです

生徒のやる気を引き出し、挑戦や失敗に寄り添い支える力が求められるので、まさにAIに奪われない仕事といえるでしょう。

弁護士

複雑な法的問題を解き明かし、法廷や交渉で依頼人の権利を守るのが弁護士の仕事です。AIは膨大な判例データを瞬時に検索できますが、相手の意図や感情を読み解くことまではできません

心に響く弁論や、依頼人の状況に寄り添った解決策の提示など、人の感情や説得力が必要なので、AIに奪われない領域を含んだ仕事といえるでしょう。

⑦その他

最後に、上記以外のAIに奪われない仕事をお伝えします。

経営コンサルタント

この仕事は、企業の複雑な課題を深く分析し、現実的な解決策を提案することです。AIは論理的な最適解を提示してくれますが、データだけでは把握できない企業文化や人間関係までは考慮できません

現場の状況を深く理解し、関係者間の調整を図りながら、実際に機能する戦略提示するのは、やはり人間ならではの能力です。

芸術家・クリエイター

絵画、音楽、映像など、新しい表現を生み出すのが芸術家・クリエイターの仕事です。AIがイラスト・画像を生成することは可能ですが、社会や時代の空気、作者の感情を作品に宿らせることはできません。

基本的にアートな活動は、人間を表現する手段として行うものです。つまり、AIでは代替できない、代替に限界がある領域といえるでしょう。

災害復旧・人道支援ワーカー

この仕事は、災害や紛争の現場で、人々の生活再建を支援するのが業務です。業務では、限られた資源の中で最善の判断を下す能力、人に寄り添いながら信頼関係を築く力が求められます。

例えば、被災地で希望を失った人々の心を動かし、未来へとつなぐ支援は、人間同士だからできることです。まさに、AIに奪われない仕事、奪うのは不可能な仕事といえるでしょう。

AIに奪われない仕事につくための資格

AIに奪われない仕事につくための資格

AIに奪われない仕事について解説しましたが、ではどうすればAIに奪われない仕事につけるのでしょうか?ここでは、AIに奪われない仕事につくためのおすすめ資格を3つご紹介します。

  1. オートデスク認定資格プログラム
  2. CAD利用技術者試験
  3. G検定

①オートデスク認定資格プログラム

建築設計者や機械設計エンジニアを目指す方にとって、汎用CADソフトであるAutoCADの操作スキルは必須です。そして、そのスキルを客観的に証明できるのがオートデスク認定資格プログラムという資格です。

この資格は、全世界共通で実施されており、AutoCADの機能知識と操作技能を評価します。業界で求められる基本的なスキルを証明できるため、学生、設計者のキャリアアップにも活用されています。

②CAD利用技術者試験

建築や製造業において、AIに奪われない仕事は、人間ならではの創造性や感性が求められる仕事です。この分野でクリエイティブな能力を発揮するためには、CADスキルが必要です。

CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催する民間資格で、2次元と3次元のCADスキルを評価します。特定のCADソフトに依存しない汎用的な知識が問われるため、幅広い業界で通用する資格です。

③G検定

G検定は、機械設計エンジニアやデータサイエンティストが、AIの基礎知識を証明するのに最適な入門資格です。G検定はAIの高度なスキルを証明する人気の資格であり、AIエンジニア最高峰といわれるE資格の登竜門でもあります。

G検定の合格を短期で効率的に目指したい方には、G検定対策講座が最適です。カリキュラムはG検定のシラバスを網羅し、最終ステップでは模擬試験も対応。基礎から合格レベルまで着実にスキルアップできる人気のサービスです。

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以下の記事は、G検定やE資格などのおすすめAI資格を複数紹介しています。AIでスキルアップし、AIに奪われない仕事を目指す方はぜひ参考にしてください。

【2025】AIのおすすめ資格10選!使える職業とそれぞれの勉強方法

AIに奪われない仕事についてまとめ

AIに奪われない仕事は、AIに奪われる仕事を特定し、そこからAIが苦手なことや限界を見つけ出す。そして、その裏返しとして「人間にしかできないこと」を導き出すことで見えてきます。

それは、人間でしかできない共感力や創造性、コミュニケーション力といったスキルが根幹をなしています。こうした人間ならではの強みを最大限に活かし、未来のキャリア構築に備えていきましょう。

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