こんにちは！Chisatoです。
本日のtopicsは、ストラタシス が発表した、 3Dプリンタ用のGrabCAD Printソフトをご紹介します。
ストラタシスは、ストラタシス Origin® Oneと、Origin One Dental 3Dプリンタ用のGrabCAD Print™を発表しました。
GrabCAD®アディティブ・マニュファクチャリングプラットフォームのアプリケーションであるGrabCAD Printは、造形ファイルの準備と造形後の解析のための3D造形ワークフローを合理化する複合型ソフトウェアソリューションです。
開発背景
ストラタシスに買収された後、お客さまからGrabCAD Printの利用が最優先の開発課題であるとの意見がありました。Origin One向けGrabCAD Printに加え、ストラタシス社は顧客のニーズに最適なソリューションをポートフォリオに追加し続けています。これらの新しいソリューションにより、オフラインプリンタソリューションを必要とするお客さまにより良いサービスを提供し、ストラタシスOrigin Oneプリンタに追加されたセキュリティ機能を提供することができます。
概要
GrabCAD Printとの連携は、Origin Oneをフルプラットフォームに統合するための最初のステップです。GrabCAD アディティブ・マニュファクチャリングプラットフォームは、3Dプリンタ、アディティブ・マニュファクチャリング、エンタープライズアプリケーション、より広範なインダストリー4.0インフラ間の双方向接続を可能にします。オープンかつエンタープライズ対応のこのプラットフォームは、GrabCADソフトウェア開発キット（SDK）を介して、GrabCADアプリケーションとサードパーティのGrabCADソフトウェアパートナーを結び付けます。このエコシステムのアプローチにより、メーカーは設計から生産まで、デジタルスレッド全体にわたって製造業スケールのアディティブ・マニュファクチャリング事業を管理することができます。
Origin One向けGrabCAD Printについて
Origin One向けGrabCAD Printは、サードパーティのプリント・ソフトウェアソリューションに代わるもので、利用者に一貫したユーザーエクスペリエンスとストラタシスの3Dプリンティング技術との接続を提供するとともに、従来のOriginウェブアプリケーションに代わるものです。
Origin OneとOrigin One Dentalプリンタの顧客すべてに無料で導入されます。Origin One、Origin One Local、Origin One ProAero向けのGrabCAD Printは、2022年下半期に利用可能となる予定です。
新機能
Origin One向けGrabCAD Printは、造形準備の改善、サポート材の消費量を抑えた自動サポート生成ツールのほか、ラベリング、ネイティブCADファイルサポート、プリンタステータス監視、プリンタスケジューラーなどの新機能を提供します。また、オープンマテリアルライセンス（OML）へのアクセスも可能になり、ユーザーはニーズに合わせて最適化されたプロファイルや設定を持つ材料を開発し、材料コレクションの管理や組織内での材料の共有ができるようになりました。オープンマテリアルライセンスは、材料ベンダーがOriginテクノロジーで認定された材料プロファイルを公開するための手段でもあります。
Origin One新製品について
Origin One向けGrabCAD Printに加え、Originは、さらに2つのOrigin One製品を発表しました。
Origin One Local™は、Origin Oneと同じ機能を持つ新しいオンプレミス型プリンタです。このローカル版は、政府機関や防衛機関など、ITに厳しい制約のある顧客に対して、Origin Oneの機能を活用するためのオプションを提供するものです。
ストラタシスは、オフィス用のPolyJetベースの3Dプリンタにも使用できるOrigin One ProAero™空気抽出システムも提供しています。この業務用プラグアンドプレイシステムは、Origin Oneプリンタから空気を抽出し、煙、埃、臭いを確実に除去してから、きれいな空気を室内に再循環させます。
ストラタシスが発表した、 3Dプリンタ用のGrabCAD Printソフトに注目です！
