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【2025】VSCodeでJavaの環境を構築する方法を画像付きで解説!

Javaの開発環境を整えるには、統合開発環境を利用する方法と、コードエディターを活用する方法があります。なかでも、Microsoft社が提供する「Visual Studio Code」は、無料で利用できることから、多くのエンジニアに支持されています。

本記事では、VSCodeでJavaの開発環境を構築する方法について解説します。JDKのインストールからVSCodeのセットアップ、拡張機能の導入、実際にJavaコードを動かす手順まで、一つずつ見ていきましょう。

Javaとは

Javaとは

Javaは、世界中で広く利用されているプログラミング言語の一つです。1995年に登場し、現在もさまざまな分野で活用されています。

以下はJavaの主な特徴をまとめた表です。

特徴 説明
汎用性が高い Web開発、アプリ開発、組み込みシステムなど幅広い用途に対応している。
オブジェクト指向 再利用しやすいプログラムを構築できる。
マルチプラットフォーム対応 Windows、macOS、Linuxなどさまざまなプラットフォームで動作する。
豊富なライブラリ ライブラリが充実しており、効率的に開発できる。

企業システムや金融系のシステム開発においては、Javaのエンジニアが常に求められている状況です。そのため、Javaを学ぶことで、将来的に仕事の選択肢が広がるでしょう。

VSCodeとは

VSCode

引用:VSCode

Visual Studio Code(VSCode)は、Microsoft社が開発した無料のコードエディターです。コードエディターとはソースコードを記述できるツールで、プログラミングをする際に使用されます。

VSCodeはシンプルなUIと動作の軽さが特徴で、さまざまなプログラミング言語の開発に対応しています。
また、拡張機能が豊富に用意されており、さまざまな用途に合った開発ができるのもVSCodeの特徴です。

拡張機能を導入することでJavaの開発環境を構築できます。

VSCodeでJavaの環境構築をする前に必要なこと

VSCodeでJavaの環境構築をする前には、以下の作業が必要になります。

  1. JDKのインストール
  2. VSCodeのインストール

これらについて見ていきましょう。

必要なこと①JDKのインストール

JDK(Java Development Kit)は、Javaの開発に必要なツールが含まれたパッケージです。JDKをインストールすることで、Javaのコードを実行できるようになります。

JDKのダウンロード方法は以下のとおりです。

  1. 「JDK ダウンロード」で検索してOracleの公式サイトにアクセスする
  2. バージョンとOSを選択して、JDKをダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルからインストーラを立ち上げる
  4. 画面の指示に従ってインストールを行う画面の指示に従ってインストールを行う
  5. 環境変数を設定する

JDKの詳しいダウンロード方法については以下の記事で解説しています。それぞれの手順を画像付きで紹介しているので、ぜひこちらの記事からJDKのダウンロードに挑戦してみてください。

【2025】Javaをダウンロードする方法や環境変数を設定する方法を解説!

必要なこと②VSCodeのインストール

JDKをダウンロードできたら、プログラムのコードを書くためのVSCodeをインストールします。VSCodeのインストール方法は以下のとおりです。

  1. 「VSCode ダウンロード」と検索して、VSCodeの公式サイトにアクセスする
  2. 使用しているOSのダウンロードボタンをクリックする使用しているOSのダウンロードボタンをクリックする
  3. ダウンロードしたファイルからインストーラを立ち上げる
  4. 画面の指示に従ってインストールを行う

VSCodeの詳しいインストール方法については、以下の記事で解説しています。手順ごとに解説を挟んでいるので、ぜひこちらの記事からVSCodeのインストールに挑戦してみてください。

【2025】JavaScriptを書けるVS Codeの特徴やインストール方法を紹介!

JavaをVSCodeで使えるようにする

VSCodeでJavaを開発できるようにするには、拡張機能の導入が必要です。

VSCodeにはデフォルトでJava開発の機能が備わっていないため、Microsoftが提供する「Extension Pack for Java」をインストールすることで、Javaのコーディング・コンパイル・実行が可能になります。

拡張機能の追加は以下の方法で行えます。

  1. VSCodeを起動する
  2. 画面左側のパネルにある拡張機能のアイコンをクリックする
  3. 検索窓に「Java」と入力する
  4. 「Extension pack for Java」のアイコンをクリックして「インストール」ボタンをクリックする「Extension pack for Java」のアイコンをクリックして「インストール」ボタンをクリックする

Javaの拡張機能がインストールできたら、以下の手順でJava:homeの設定も行います。

  1. 画面上部の「ファイル」メニューにある「ユーザー設定」から「設定」を選択する
  2. 検索窓に「Java home」と検索する
  3. 「Java:home」が表示されるので「setting.jsonで編集」をクリックする「setting.jsonで編集」をクリックする
  4. 「Java.jdt.ls.java.home」の右側にある「””」の中にJavaがダウンロードされているパスを入力する「""」の中にJavaがダウンロードされているパスを入力する
  5. Ctrl+Sキーで保存する

また、「””」の中にパスを入力する際、JDKのダウンロード時にインストール先を変更していない場合は、以下のように入力すればOKです。

C:\\Program Files\\Java\\jdk-○○

「jdk-○○」の〇〇の部分にはダウンロードしたJDKのバージョンが入ります。バージョン23の場合は「jdk-23」です。ここまでできたら、JavaをVSCodeで動かす準備が整います。

VSCodeでJavaを動かしてみる

VSCodeでJavaを動かすには、Javaのファイルを作ってから、プログラムを実行する必要があります。実際にVSCode上でJavaプログラムを動作させる方法について見ていきましょう。

手順①Javaのファイルを作成する

まずは、JavaのファイルをVSCodeから作成してみましょう。Javaのファイルは、以下の手順で作成できます。

  1. 画面上部の「表示」メニューから「コマンドパレット」をクリックする
  2. 検索窓から「Java」と検索する
  3. 「Create Java Project」→「No build tools」の順にクリックする「No build tools」をクリックする
  4. プロジェクトを作成する場所を選択し、「Select the project location」をクリックする
  5. プロジェクトの名前を付けられるので、任意の名前を入力してEnterキーを押す

ここまでできたら、選択した場所に新しくJavaのファイルが作成されます。

手順②Javaを実行してみる

続いて、実際にJavaを実行してみて、問題なく動作するか確認してみましょう。Javaは以下の手順で実行できます。

  1. VSCode左側にあるエクスプローラーの中の「src」をクリックして「App.java」を選択する
  2. 画面右上にある再生ボタンをクリックして、画面下にターミナルが表示されるターミナルの中に「Hello, World」と表示されるか確認する「Hello, World」と表示されるか確認する

画面中央にあるソースコードを編集することで、自由にJavaを記述できるようになります。

Javaのスキルを高めるためにおすすめのセミナー

Javaのスキルを効率的に身につけたいなら、セミナーを利用するのがおすすめです。Javaのスキルを高めるためにおすすめのセミナーは以下のとおりです。

  1. 侍テラコヤ「Javaコース」
  2. paizaラーニング「Java入門編」
  3. Reskill「Java新人研修」

これらのセミナーの特徴について見ていきましょう。

セミナー①侍テラコヤ「Javaコース」

侍テラコヤ「Javaコース」

引用:侍テラコヤ「Javaコース」

侍テラコヤの「Javaコース」は、Webアプリ開発の実践スキルを学べるセミナーです。未経験者でも受講可能で、Javaの基礎を学びながら、実際に民宿予約サイトやグルメレビューサイトなどを作成できます。

さらに、JavaだけでなくHTML・CSS・JavaScriptといったWeb開発に必要な知識も習得できるため、Webエンジニアを目指す方にも適しています。
また、フリーランス向けに案件獲得の方法も学べるため、副業や独立を考えている方にもおすすめです。

プログラミング未経験者でも無理なく学習できるカリキュラムが用意されているため、これからJavaの勉強を始めたいと思っている方は、ぜひ本セミナーをチェックしてみてください。

セミナー②paizaラーニング「Java入門編」

paizaラーニング「Java入門編」

引用:paizaラーニング「Java入門編」

paizaラーニングの「Java入門編」は、短時間で効率よく学習できるセミナーです。1回のレッスンが3分程度の動画で構成されており、スキマ時間を活用しながら無理なく学習を進められます。

また、ブラウザ上でコードを実行できるため、面倒な開発環境の構築をする必要がありません。そのため、初心者でも手軽にJavaの基礎を学び始められます。

さらに、Java以外にもPythonやRuby、PHPなどのプログラミング言語も学べるため、幅広いスキルを身につけたい方にも適しています。
加えて、演習問題に正解するとステータスが上がるシステムがあり、ゲーム感覚で学習を継続しやすい点も魅力です。

プログラミングに興味はあるが、学習のモチベーションを維持できるか不安な方は、ぜひ本セミナーをチェックしてみてください。

セミナー③Reskill「Java新人研修」

Reskill「Java新人研修」

引用:Reskill「Java新人研修」

Reskillの「Java新人研修」は、Javaの実践的なスキルを身につけられる研修プログラムです。
プログラミング未経験者でも無理なく学べるカリキュラムが用意されており、基礎からしっかり学習できます。

研修の形式は、企業向けの「一社研修」と、個人でも参加できる「公開研修」の2種類があり、学習スタイルに合わせて選べるのが特徴です。
一社研修では、企業のニーズに応じて研修内容や期間を調整できるため、業務に直結するスキルを習得できます。

さらに、既存社員向けに、フレームワークを活用した高度な研修も可能です。新入社員や既存社員の教育におすすめの研修です。

JavaとVSCodeについてのまとめ

今回は、VSCodeでJavaの開発環境を構築する方法について解説しました。Javaの開発環境を構築するには、JDKとVSCodeのインストールが必要です。

インストールしたVSCodeに「Extension Pack for Java」を導入することで、Javaのコーディングやデバッグができるようになります。

VSCodeは、軽量でありながら機能性が高いとして、多くのエンジニアに支持されているツールです。Javaの開発を始める際には、ぜひVSCodeを活用し、効率的な開発環境を整えましょう。

VSCodeでJavaの環境を構築する方法を画像付きで解説!
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