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【2026】DX研修を比較!おすすめ10選や目的別に失敗しない選び方を紹介

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したいものの、どのDX研修を比較して選べばよいのかわからない、本当に費用対効果は見合うのかと悩んでいる方も多いでしょう。

実際、IPA・経済産業省の「DX動向2025(データ集)」でも、全社的にDXに取り組めているのは約3割の企業だけです。

そこでこの記事では、DX研修の種類・おすすめ企業を目的別に徹底比較しました。
失敗しないDX研修の選び方まで解説しているので、自社に必要なDX研修を探してみてください。

企業が比較・導入すべき「DX研修」とは?

DX研修とは、企業がデジタル技術やデータ活用を通じて業務改革・組織変革を実現するための人材育成プログラムです。単なるIT研修とは異なり、次のように経営視点と現場実装の両面を比較しながら体系的に学べます。

  • 戦略設計
  • 業務プロセス改善
  • データ分析
  • AI活用

またDX研修を実施すれば、社内のDX人材の育成につながり、そこから業務の生産性向上や効率化を実現できるようになります。社内にDX人材が不足しており、DXを推進できないという場合には社内研修と外部サービスを比較したうえで活用するのがおすすめです。

DX研修を実施すべき企業の特徴

DX研修は「成長意欲がある企業」と「現状維持に危機感を持つ企業」に必要な研修です。
以下に該当する企業の特徴を比較しながら整理しました。

  • デジタル化が部門ごとにバラバラ
  • 社内にDX推進リーダーがいない
  • 属人化したExcel業務が多い
  • AIや自動化を検討しているが進まない
  • BIM/CIMや製造業DXを進めたいがノウハウが不足

なお、企業が注意しなければならないのが、ただツールを導入するだけではダメだということです。

IPAの調査では、DX推進に取り組む企業の約6割が「DX人材の不足」に課題があると回答しています。つまり、DXはツール導入だけでは進みません。人材育成が不可欠です。

上記の項目にあてはまる場合には、ぜひ後述するDX研修の種類を理解したうえで、社内研修や外部サービスの活用を検討してみてください。

DX人材は独学でも育成できる?

基礎的なDXリテラシーやIT知識であれば、独学でも習得は可能です。
しかし、データ活用や業務改革、組織変革まで担うDX人材を社内だけで育成するのは容易ではありません。

なぜなら、実務に即した演習環境や専門的なDXの指導者が不足しやすいほか、日常業務と並行して体系的に学ぶ時間を確保しにくいからです。DX研修を成果につなげるためにも、外部サービスと独学を比較検討すべきでしょう。

あらかじめDX人材の育成方法を把握しておきたいなら、以下の記事もチェックしてみてください。

【2026】DX人材育成の5ステップ!成功する3つのコツも詳しく解説

DX研修の種類とおすすめ外部サービス10選を徹底比較

DX研修の種類

自社だけでDX研修を実施できないとお悩みなら、外部サービスを比較し、実務で活用するのもひとつの方法です。ここでは、以下の5つに分けておすすめのDX研修や向いている企業を徹底比較しました。

  • カスタマイズ型研修
  • 伴走型・コンサルティング研修
  • 全社DXリテラシー研修
  • 実務・データ活用研修
  • 管理職向けDX研修

カスタマイズ型研修と外部サービス2選を比較

自社に最適なDX研修を選べないとお悩みなら、社内の状況に合わせてカスタマイズしてもらえる外部サービスを活用するのがおすすめです。

以下の比較表に掲載した研修では、人材の構成やキャリアに合わせて最適なDX研修の提案・実施をトータルサポートしてもらえます。

DX研修名を比較 向いている企業の比較 助成金の有無
DX研修・人材育成プログラム
(GETT Proskill)
自社で研修内容を決められない 最大75%
DX研修
(インターネット・アカデミー)
自社向けのITリテラシー演習を受けたい 最大75%

GETT Proskillの「DX研修・人材育成プログラム」

社員のレベル差に合わせてDX研修を提案・実施してもらえる外部サービスです。
実務に合わせたハンズオン研修が特長であり、リテラシーの研修はもちろん、専門人材の育成まで幅広くサポートしています。

また、DXの全体像だけでなく、プログラミングやデザイン、CAD・BIMなどの知識や技術も学べるのが魅力です。独自テキストを活用して受講後の復習にも対応できます。

他の研修と比較して、DXレベル測定まで伴走してもらえるのが魅力です。
建設業や製造業など、技術者などが活躍する業界のなかでも、自社に最適なDX研修をカスタマイズしたい企業におすすめです。

インターネット・アカデミーの「DX研修」

DXの基礎を学べる研修スタイルが特徴です。ITリテラシーの学習からスタートし、その企業に合った実践演習を受けられます。また研修後にはフォローアップトレーニングも受けられるため、研修後も継続的に相談できるのが魅力です。

国内外の事例も比較・共有してもらえるので、すばやく社内のDX理解を促進したい企業に最適です。

伴走型・コンサルティング研修と外部サービス2選を比較

継続的にDXについて学び続けることに不安がある方は、伴走型・コンサルティングに強みをもつDX研修を利用しましょう。

DXの専門知識を持つコンサルタントから、自社に最適な研修を受けられます。

DX研修名を比較 向いている企業の比較 助成金の有無
DX人材育成・研修・コンサルティング
(ディジタルグロースアカデミア)
育成計画の策定からフォローを受けたい 要問い合わせ
オーダーメイド型 DX研修
(タナベコンサルティンググループ)
社内のリーダー育成に力を入れたい 要問い合わせ

ディジタルグロースアカデミアの「DX人材育成・研修・コンサルティング」

デジタル人材の育成を計画し、最適な成長戦略を伴走的に支援してくれるDX研修です。
現場の状況に合わせて演習や施策を用意してくれるため、急いで実務に取り入れたいという企業に向いています。

用意された施策を比較しながら、自社に最適なDX研修を設計できるのが魅力です。

タナベコンサルティンググループの「オーダーメイド型 DX研修」

自社の状況に合わせて、DX研修をオーダーメイドしてくれるコンサルティングサービスです。
主にリーダー人材の育成に強みがあり、各ポジションのリーダーを伴走的に育成してくれます。

リアルでの開催はもちろん、Web開催も利用可能です。
どちらの実施方法が最適かを比較しながら、利用を検討しましょう。

全社DXリテラシー研修と外部サービス2選を比較

まずはDXの基礎から身につける必要がある場合や、社内全体のDXの理解度を高めたい場合には全社DXリテラシー研修を実施しましょう。

基礎知識を身につけることにより、DXを推進しやすくなります。

DX研修名を比較 向いている企業の比較 助成金の有無
全社員向け DXリテラシー教育​
(JMAM)
特定の用途に合わせて研修内容を選びたい 要問い合わせ
DX研修(初級編)
(マイナビ研修サービス)
DXの基礎を1日で学びたい 要問い合わせ

JMAMの「全社員向け DXリテラシー教育​」

現場担当者や非エンジニア人材も含め、すべてのDX人材育成をフォローしている研修サービスです。コースごとにカリキュラムが用意されており、ChatGPTといったAIの活用研修やデータ分析の基本を学べる研修など、用途に合わせて研修内容を選択できます。

コースを比較したうえで利用を検討しましょう。

マイナビ研修サービスの「DX研修(初級編)」

1日という最短期間でDXの基礎を学べる研修サービスです。
DXの概要からスタートし、用語の説明や推進プロセスなど、社員が把握しておきたいDXのリテラシーを網羅的に学習できます。

他の研修と比較して、講師派遣に対応している点が魅力です。
場所さえ確保できれば必要な場所でDX研修をスタートできます。

実務・データ活用研修と外部サービス2選を比較

ビッグデータを活用して社内のマネジメント力を高めたいのなら、実務・データ活用に活かせるDX研修を実施するのがおすすめです。

実際に社内のデータを活用しながら、DX活用の実践方法などを学べます。

DX研修名を比較 向いている企業の比較 助成金の有無
AI・DX・データ分析・活用研修
(アガルート)
AI・機械学習・ディープラーニングを学びたい 要問い合わせ
データ活用型DX推進スキル習得研修
(成基総研)
スキマ時間を使ってDX研修を実施したい 要問い合わせ

アガルートの「AI・DX・データ分析・活用研修​」

人工知能や機械学習、ディープラーニングなど、AI活用を視野に入れる企業向けに提供されているDX研修です。ほかの研修と比較した場合のポイントとして、実務に即した演習課題などを受けながら、DXの中心となるデータサイエンス人材を育成できます。

社内に大量のビッグデータがあるが、うまく活用できていないと悩む企業におすすめです。

成基総研の「データ活用型DX推進スキル習得研修」

eラーニング形式で、データ活用について学べるという比較ポイントを持つDX研修です。
合計11時間分の学習教材が用意されており、スキマ時間を使いながら社内全体でDXについて学べます。

本業が忙しく、なかなかDX研修を実施できないという企業におすすめです。

管理職向けDX研修と外部サービス2選を比較

社内のDXを推進する中心人物を育成したいなら、管理職向けDX研修を実施するのがおすすめです。

以下の比較表に掲載したDX研修で、判断の決定権を持つ人材を育成することにより、社内でのDX化の計画を立てやすくなります。

DX研修名を比較 向いている企業の比較 助成金の有無
DXのためのデータ利活用研修
(JMAM)
データにもとづくマネジメントを実施したい 要問い合わせ
変化の時代の中級管理職研修
(インソース)
責任者にDX推進のスキルを身につけてほしい 要問い合わせ

JMAMの「DXのためのデータ利活用研修​」

DXの本質を理解し、どのように業務を可視化していくのか、具体的な施策の立て方を学べるDX研修です。ほかの研修と比較して、基本的なITリテラシーはもちろん、DX化を実施するためのワークフローを体系的に学習できます。

実際にPDCAを回しながら推進していく事例やデータドリブンな考え方も学べるため、実施後すぐに実務で実践できるのが特徴です。

インソースの「変化の時代の中級管理職研修」

講師派遣・オンライン・対面など、企業の要望に合わせて実施方法を選択できるDX研修です。

勘や経験頼りにしてきたこれまでの業務を、データ活用に置き換える方法や事例を学ぶことができます。ほかの研修と比較して、データの収集方法や分析方法を演習付きで学習できるため、すぐ実務に活かすことが可能です。

DX研修を比較する際のポイント

DX研修を比較する際のポイント

複数のDX研修から1つに絞り込めないという方は、以下の方法で各研修を比較してみてください。

  • 評価項目ごとに点数をつけて比較する
  • 費用を抑えられるポイントの多さを比較する
  • 講師や開催元の知名度を比較する
  • 社員の感想を踏まえて比較する
  • 実施した企業事例の感想を比較する

また、多くの研修サービスが無料の資料を用意しているため、まずは気になるサービスを3つほどに絞ったうえで比較すると負担を減らせます。比較用のチェックリストなどを用意したうえで、自社に最適なDX研修を比較してみてください。

DX研修の外部サービス選びで失敗しない比較方法

社内でDX研修を実施できない場合には、外部サービスを活用するのがおすすめです。
ただし、DX研修は「有名だから」「価格が安いから」で選ぶと失敗します。

結論として、重要なのは自社のDX推進フェーズと人材育成の目的に合っているかを比較することです。ここでは比較時に必ず確認すべきポイントを整理します。

目的(全社浸透か専門育成か)が合うかを比較する

まず比較したいのがDX研修が「全社員向けのDXリテラシー向上」なのか、「データ分析やAI活用などの専門人材育成」なのかを明確にします。社内にDX人材がいない場合は前者、すでに人材がおり、DXを推進できる状態なら後者がおすすめです。

目的があいまいだと研修内容が広く浅くなり、成果が出ません。
DX人材育成のプログラムを検討するためにも、目的を明確にしたうえで比較しましょう。

参加形式(オンライン・集合・伴走型)を比較する

DX研修の外部サービスを利用する際には、人数に合わせて最適な参加形式を選ぶことが大切です。たとえば、以下のように複数の実施方法を比較しましょう。

  • 集合(会場)
  • オンライン(Web)
  • 伴走型(社内訪問)

集合研修は講師に相談しやすく、オンラインは低コストで全社展開に活用しやすいのが特徴です。一方、伴走型は実務プロジェクトにつなげやすい傾向があります。移動の手間や業務と学習のバランスなども考えながら最適な参加方法を比較・選定しましょう。

アウトプット設計があるかを比較する

インプット中心のDX研修では現場に定着しないため、演習などアウトプットのカリキュラムも用意されているDX研修を選びましょう。たとえば、自社データを用いた演習や成果物提出など、実務に落とし込める構成のものがあるか比較しましょう。

管理職向けプログラムの有無を比較する

DXは現場だけでなく、管理職の理解と意思決定が不可欠であるため、担当者だけでなく管理者も参加しやすいDX研修を比較したうえで選ぶのがベストです。

例として、戦略立案やデータ経営を学ぶものなどは、管理職向けのDX研修に向いています。
さまざまなキャリアの人材が参加できる研修や、キャリアごとに複数の研修を組み合わせるのがおすすめです。

継続支援・内製化支援の有無を比較する

単発の研修では社内にDXの考えが定着しづらいため、研修後のフォロー面談や伴走支援、社内講師育成など、内製化を支援する仕組みがあるDX研修を比較して選びましょう。

最終的には、社内で自走できるのが目標です。長期的にDXを推進できる体制づくりのためにも、「今」だけでなく「今後」に役立つ研修を比較してみてください。

企業規模別に見る「最適なDX研修」を比較

企業規模別に見る「最適なDX研修」

DX研修は「企業規模との相性」を比較して選ぶことも重要です。

たとえば、中小企業と大企業、IT企業では、DX推進の課題や人材育成の目的が異なるため、ここでは企業規模別に最適なDX研修の特徴を比較しました。

企業規模の比較 主な課題 最適なDX研修タイプの比較
中小企業 人材不足・属人化 実務直結型・短期集中型
大企業 サイロ化・戦略不足 階層別・組織変革型
IT企業・スタートアップ 高度な専門性 専門特化・プロジェクト型

中小企業に適したDX研修

中小企業は人材や予算が限られているため、全社的な大規模研修よりも、業務改善や自動化に直結する実践型DX研修が効果的です。特に、業務効率化、RPA活用、データ可視化など、すぐに成果が出るテーマが向いています。

大企業向けDX研修

大企業では部門ごとのサイロ化や意思決定の複雑さがDXの障壁になります。そのため、一般社員向けリテラシー研修、専門人材向けデータ活用研修、管理職向け戦略研修など、階層別に設計されたDX研修が効果的です。

IT企業・スタートアップ向けDX研修

すでにデジタル基盤がある企業では、基礎リテラシーよりも、AI活用、データ分析高度化などの専門性が求められます。短期の講義型よりも、実案件を用いたプロジェクト型DX研修が有効です。

DX研修の費用相場・実施期間の目安を比較

DX研修の外部サービスは以下のようにさまざまな条件で提供されているため、費用は1人あたり数万円〜数十万円、期間は1日〜6ヶ月と幅があります。

  • 研修の種類(全社リテラシー型・専門人材育成型・伴走型)
  • 実施形式(オンライン・集合・プロジェクト型)

参考として以下の比較表に、DX研修のタイプ別に費用相場と期間の目安を整理しました。

研修タイプを比較 費用目安の比較
(1人あたり)
実施期間の比較 主な対象者の比較
伴走型・コンサル型 20〜50万円以上 3〜6か月 DX推進担当
全社DXリテラシー型 1〜6万円 1日〜1か月 一般社員
実務・データ活用型 5〜20万円 1〜3か月 専門人材
管理職向け戦略型 5〜15万円 1日〜数週間 管理職

なお、金額や期間に幅があるため「安く期間が短いDX研修」だけに絞り込むのは危険です。

費用が安いだけでは効果が低く、結果的にコストが割高になるケースもあります。
DX研修の外部サービス選びに失敗しないためにも、目的とROI(投資対効果)も含めて比較することが重要です。

また費用を抑えたい場合には、人材開発支援助成金といった国の支援を活用するのがおすすめです。詳しくは以下の記事で助成の詳細を解説しています。

【2026】人材開発支援助成金をわかりやすく解説!CAD・DX・リスキリング研修はいくら助成される?

最新のDX研修トレンドを比較

最新のDX研修トレンド

どのようなDX研修を実施すべきか決められないとお悩みの企業向けに、最新のDX研修のトレンドをまとめました。

  • AI生成ツール活用型研修
  • プロジェクト型・実案件適用型研修
  • BIM/CIMや建設DXの拡大
  • CADソフトの自動化

たとえば、CADソフトを導入している企業の場合、繰り返し作業や負担の多い単純作業を削減するために、DX研修で自動化の仕組みを学ぶのがおすすめです。マクロやAutoLISPなど、CADソフトに合う自動化の仕組みをプロから学ぶことで、社内のDXを推進しやすくなります。

マクロ・AutoLISP・スクリプト

また、上記の自動化は生成AIなどを活用することで、ソースコードを自動生成することも可能です。まずは自社でやってみたいDX研修を比較してみましょう。

DX研修の比較についてまとめ

DX研修は、単なるIT教育ではなく、企業の競争力を高めるための人材育成の投資です。
AIなどが登場した今、DXの知識がない企業は競合他社から大きな差をつけられる可能性があります。

もしDX研修の外部サービスを利用する際には、目的や企業規模、DX推進フェーズに合わせて比較・選定することが重要です。本記事の情報を参考に、費用対効果に優れたDX研修を比較してみてください。

DX研修の比較
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