facebook

【2026】ARを開発する方法は?必要なスキルやおすすめの開発環境も紹介!

AR技術はゲームや教育、ビジネスなど幅広い分野で活用が進んでいます。
そこで、自分でもAR開発をしてみたいと考えている方もいるでしょう。

本記事では、ARを開発する方法から学ぶべきスキルまでを解説します。
これからAR開発に挑戦しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ARとは

ARとは、日本語では拡張現実を意味する「Augmented Reality」の略で、現実世界にデジタル情報を重ねて表示する技術です。スマートフォンやタブレット、スマートグラスなどを通して、現実の景色にCGや文字情報をリアルタイムで合成できます。

近年はARを活用したアプリも増えており、その代表例として、位置情報を活用して現実世界でポケモンを捕まえたり戦わせたりできるゲームアプリである「ポケモンGO」が広く知られています。

AR・VR・MRの違い

ARと併せて語られることが多い技術として、VRやMRがあります。
れらはどれもデジタル技術を使って現実世界を拡張・変化させる点は共通していますが、体験できる世界には違いがあります。

AR・VR・MRごとの特徴の違いは以下のとおりです。

技術 特徴
AR(拡張現実) 現実世界にデジタル情報を重ねて表示する
VR(仮想現実) 仮想空間を現実のように体験できる
MR(複合現実) 現実とデジタルを融合させ、ARより多くの情報を表示できる

VRは現実とは異なる仮想空間を体験できるのに対し、ARは現実世界を基盤にデジタル情報を重ねる点が特徴です。MRは拡張された世界のオブジェクトに触れられるなど、より高度なデジタル表現が可能になります。

AR開発に必要なスキル

AR開発を行う際は、以下のようなスキルが求められます。

  1. プログラミングスキル
  2. 開発ツールの操作スキル

必要なスキルを理解しておくことで、スムーズにAR開発の学習に取り組めます。
これらの必要なスキルについて見ていきましょう。

①プログラミングスキル

プログラミングスキル

AR開発では、アプリの動作や機能を実装するためにプログラミングスキルが欠かせません。
代表的な言語としては、iOS向けのSwift、Android向けのKotlin、そしてUnityで利用するC#などがあります。

どの言語を学ぶべきかは、使用する開発ツールやデバイスによって変わるため、自分が作りたいARアプリに合わせて選択することが大切です。

②開発ツールの操作スキル

ARアプリを開発する場合と、ブラウザで動作するWebARを作る場合では、必要となる開発ツールが異なります。代表的なツールには、ゲームエンジンのUnityや、Unreal Engineなどがあります。

これらのツールは3Dオブジェクトの配置やアニメーションの設定などを画面上で操作できるため、直感的に開発できる点が特徴です。

また、UnityでAR開発を行うなら、商業向けのプランであるUnity Industryがおすすめです。
Unity Industryなら、CADやBIMなどのさまざまな3Dデータをインポートできるため、初心者でも簡単にXRコンテンツの作成ができます。

Unity Industryの詳細については、以下の資料から確認してみてください。

AR開発におすすめの開発環境

AR開発を行うには、専用の開発環境が必要です。
おすすめの開発環境は以下のとおりです。

  1. Unity
  2. Unreal Engine
  3. Android Studio
  4. Xcode
  5. ARCore
  6. ARKit
  7. ARFoundation

これらのツールの特徴について確認していきましょう。

①Unity

Unity

引用:Unity

Unityは2D・3Dゲームの開発に広く利用されているプラットフォームで、ARやVRの制作にも対応しています。豊富なアセットストアが用意されているため、初心者でも必要な素材や機能を取り入れながら開発を進めやすい点が大きな特徴です。

また、視覚的に理解できるUIになっている点も初心者におすすめの理由です。

さらに、商業向けのUnity Industryを利用すれば、より高品質なAR・VRコンテンツを制作できます。これにより、現実では危険を伴うシミュレーションを仮想空間で安全に実施したり、試作コストを抑えながら検証を行ったりすることが可能になります。

詳細については以下の資料を確認してみてください。

②Unreal Engine

Unreal Engineは、AR開発にも対応した高性能なゲームエンジンです。
C++による開発をサポートしています。

特に高品質なレンダリング技術が強みで、リアルな光表現や質感を備えたビジュアルを実現できるため、没入感の高いARコンテンツを制作できます。
また、利用者が多くコミュニティも活発なので、学習リソースが豊富にあるのも魅力です。

③Android Studio

Android Studioは、Googleが提供する公式のAndroidアプリの開発環境です。
JavaとKotlinに対応しており、プログラムの実行やファイルの管理などを行えます。

ARCoreにも対応しているため、Android端末向けのARアプリ開発にも活用可能です。
また、エミュレーターを通じて、さまざまなデバイスでもテストを行えます。

④Xcode

Xcodeは、iOSやmacOS向けアプリを開発する際に必要となるApple公式の統合開発環境です。
App Storeから無料で入手でき、SwiftとObjective-Cの両方に対応しています。

ARKitと親和性があり、iPhoneやiPad向けのARアプリを効率的に開発できる点が大きな特徴です。

⑤ARCore

ARCoreは、Googleが提供するAR向けフレームワークで、主にAndroid端末で利用されますが、一部の機能はiOSにも対応しています。
平面認識などの高度なトラッキング機能を備えており、さまざまな3D表現を可能にします。

無料で利用でき、Unityでも扱える点が大きな特徴です。

⑥ARKit

ARKitは、Appleが開発したiOS向けのARフレームワークで、iPhoneやiPadのカメラを活用して動作します。モーションキャプチャーやオブジェクトトラッキングといった高度な機能を備えており、精度の高いAR表現ができることが強みです。

また、iOS向けのSwiftやXcodeを使用できるため、iOSアプリ開発と異なる環境を用意する必要がないのも魅力です。

⑦ARFoundation

AR Foundationは、Unityが提供しているAR開発用フレームワークで、ARCoreとARKitを統合して扱える点が特徴です。通常ならAndroidとiOSで別々にアプリを開発する必要がありますが、AR Foundationを使えばひとつのプロジェクトで両方に対応できます。

プラットフォームの違いを意識せずに開発できるため、効率よくARアプリを制作できる点が魅力です。

UnityでAR開発をする方法

Unityでは、AR Foundation・ARKit・ARCoreといったパッケージを導入することで、さまざまな端末向けのARアプリを開発できます。

ここでは、初めての人でも迷わず進められるよう、導入の流れを大きく以下の2つのステップに分けて紹介します。

  1. AR用のプロジェクトを用意する
  2. 必要なARパッケージを追加する

ステップごとの操作を詳しく見ていきましょう。

①AR用のプロジェクトを用意する

ARアプリの制作を始めるには、まず開発に使うプロジェクトを作成する必要があります。
Unity Hubを起動し、「新しいプロジェクト」からテンプレート一覧を開いてください。

「新しいプロジェクト」をクリックする

表示されたテンプレートのなかから「3D(Built-In Render Pipeline)」を選択し、プロジェクト名と保存先を入力します。

3Dのテンプレートを選択する

「プロジェクトを作成」ボタンを押すと、AR開発のベースとなる空のプロジェクトが用意されます。

②必要なARパッケージを追加する

プロジェクトが開いたら、次にAR開発に必須のパッケージを追加します。
画面上部の「Window」からPackage Managerを開き、検索対象を「Unity Registry」に切り替えましょう。

「Unity Registry」に切り替える

検索窓に「ARFoundation」「ARKit」「ARCore」と順に入力し、表示されたパッケージをそれぞれ「Install」ボタンからインストールします。

パッケージをインストールする

これら3つを導入することで、複数プラットフォーム向けのARアプリ制作が可能になります。

企業でAR開発をするならUnity Industry

先ほど紹介した「Unity Industry」なら、企業向けのクオリティ高いAR開発をすることが可能です。通常のUnityよりさらに使いやすくなっており、シミュレーションからゲーム開発などさまざまな商業シーンで利用できます。

ぜひこの機会にUnity Industryの詳細を確認してみてください。

Unity Industryの資料請求はこちらから

AR開発をする際の注意点

AR開発をする際は、以下の点に注意が必要です。

  1. 個人情報の取り扱いに注意する
  2. 開発にかかるコストを考える
  3. 利用規約を設定する

ARは現実世界の情報を扱う技術であるため、適切な対策を講じておかないとトラブルにつながる可能性があります。これらの注意点について詳しく見ていきましょう。

①個人情報の取り扱いに注意する

位置情報を利用するARアプリでは、ユーザーの個人的な情報を扱うことになります。
そのため、情報を安全に保管する仕組みを整えなければいけません。

適切な取り扱いができていない場合、信頼を損なうだけでなく、大きなトラブルに発展する可能性もあります。

②開発にかかるコストを考える

AR開発は高度な技術やリソースが求められるため、開発費用が高くなる傾向があります。
事前に見込める収益やユーザー規模をシミュレーションし、投資に見合った成果が期待できるかを検討することが大切です。

コストと効果のバランスを見極めながら、開発を進めるかどうかを判断する必要があります。

③利用規約を設定する

ARアプリを提供する際は、個人情報の取り扱いや免責事項などを明確に記載した利用規約が不可欠です。あらかじめルールを定めておくことで、トラブル発生時の対応もしやすくなります。

また、利用規約の有無がアプリの審査にも影響するため、必ず設定しておくようにしましょう。

AR開発についてのまとめ

今回は、AR開発をする方法について紹介しました。
ARは、現実世界にデジタル情報を重ねることで、新しい体験ができるようになる技術です。

ゲームや教育、ビジネスなど幅広い分野で活用されており、今後もさらなる発展が期待されています。AR開発に取り組むには、プログラミングや開発ツールのスキルが必要です。

段階を踏んで学習を進めれば、初心者でもARアプリを制作できるようになるので、ぜひ本記事を参考にしながらAR開発に挑戦してみてください。

ARを開発する方法は?必要なスキルやおすすめの開発環境も紹介!
最新情報をチェックしよう!