【2025】JavaScriptのおすすめ講座9選！無料で学べる初心者向けオンライン講座も紹介

Webサイトを閲覧しているユーザーの操作に連動して、さまざまな動きや変化を起こすJavaScript。特定の場所をクリックしたらメニューが開くのはJavaScriptによるものです。

この記事では、ユーザー体験を大きく向上させるJavaScriptのおすすめ講座を9選ご紹介します。無料で学べる初心者向けオンライン講座も紹介するので、「JavaScriptにこれからチャレンジしたい」という方もぜひ参考にしてください。

JavaScriptとは

JavaScriptは、Webページに動きを加えるためのプログラミング言語です。

Webサイトのスライドショーやクリックで開くアコーディオンメニューなど、HTMLやCSSといったマークアップ言語だけでは実現できないような動きを付ける際に用いられています。

JavaScriptはWebサイトの視認性を向上させる

JavaScriptは、Webサイトの視認性を高める重要な役割を担っています。Webページは表示領域が限られているため、情報を見やすく整理し、分かりやすく配置する工夫が求められます。

JavaScriptを使うと、多すぎる情報を一度に表示せず、必要に応じて情報を切り替えることで、ユーザーが必要なタイミングで閲覧することが可能です。これによりユーザーの利便性を高め、飽きずに読み続けられる魅力的なWebページが完成します。

JavaScriptとHTMLの違いについては、以下の記事を参考にしてください。
JavaScriptを用いたHTMLの動的生成についても詳しく解説しています。

【2024】JavaScriptでHTMLの取得や生成をする方法を詳しく解説！

JavaScriptの特徴

JavaScriptは、一つの言語でありながら手続き型、オブジェクト指向、関数型の要素を柔軟に組み合わせられるのが特徴です。各要素の概要を以下の表にまとめてみました。

JavaScriptの高い柔軟性により、小規模なスクリプトから大規模なアプリケーションまで、さまざまな規模の開発に適応できます。JavaScriptの特徴については以下の記事でも詳しく解説しているので、JavaScriptの事前学習としてぜひご活用ください。

【2024】JavaScriptとはどんなプログラミング言語？特徴や実際の使い方について解説

JavaScriptを講座で学ぶメリット

JavaScriptを講座で学ぶと、モチベーション維持やコミュニティ間の情報交換など、いくつものメリットがあります。ここでは、少し視点を変えて効果的なスキルアップに着目した3つのメリットについて解説しましょう。

講座で学ぶメリット①実践的なフィードバックを受けられる

JavaScriptを講座で学ぶと、コードレビューを通じて具体的で実践的なフィードバックを受けられます。これにより、自分では気づきにくいバグや非効率なコード、DOM操作の誤りなど、修正が必要な箇所へのスムーズな対応が可能です。

さらに、講師が具体的なコード例を提示しながら解説してくれるため、実践的スキルも同時に習得できます。個人学習では見過ごしがちなポイントも的確に指摘されるので、コードの最適化やプログラムの完成度を高めたい方にもおすすめです。

講座で学ぶメリット②最新技術へ早期アクセスできる

JavaScriptを講座で学ぶメリットには、最新情報への早期アクセスも挙げられます。
JavaScriptは常に進化し続けているプログラミング言語であり、近年も「ECMAScript 2015」の新仕様などの大幅な変更がありました。

ECMAScript 2015の大規模な仕様の更新は、従来のJavaScriptを土台とした構築の柔軟性にも大きく貢献します。このような、JavaScript界隈の最新情報をいち早くキャッチアップし、新しい開発手法を習得できるのは講座ならではのメリットといえるでしょう。

講座で学ぶメリット③キャリアアップの足掛かりを掴める

JavaScriptを講座で学ぶことで、キャリアアップの足掛かりを掴めるのもメリットです。
多くのJavaScript講座では、Webクリエイター能力認定試験やJavaScript Certificationなど、関連資格取得に役立つカリキュラムが用意されています。

また、実践的なプロジェクト体験やポートフォリオ作成など、就職・転職活動に有効なサポート体制が整っている講座も見られます。将来のキャリアを多角的に考え、スキルアップを目指したい方にとって、JavaScript講座は最適な学習環境といえるでしょう。

JavaScriptのおすすめ講座9選

それでは、JavaScriptのおすすめ講座をご紹介しましょう。
まずは、以下の一覧表で各講座の特徴や受講形式、受講料金など、受講前に比較しておきたいポイントをチェックしてみてください。

①Paizaラーニング｜Paiza株式会社

Paiza株式会社のPaizaラーニングは、約3分の動画レッスンと各チャプターに対応した演習問題で学習を進めていく講座です。基本講座は無料で利用できますが、さらに深く学びたい方に向けた有料講座（1ヶ月当たり980円）も展開しています。

「JavaScript体験編」では、プログラミング言語の概要を実際に試しながら学べ、「JavaScript入門編」では、システム開発で広く使われる言語の基本をじっくり学習できます。JavaScript講座はどちらも無料で、疑問点はエンジニアに質問可能です。

②初心者のためのJavaScript入門｜ Coding Edge

Coding Edgeが提供する初心者のためのJavaScript入門は、基礎から段階的に学べるJavaScript初心者向け講座です。ネットでアクセスして学ぶオンライン形式なので、興味のある項目から自由に学習を開始できます。

講座では、Webサイト構築に欠かせない言語の基本から、関数、条件分岐、ループ処理、DOM操作など、豊富なサンプルコードとともに分かりやすく解説しています。完全無料で利用できるため、気軽に学習をスタートしたい方にもおすすめです。

③JavaScript｜Progate

ProgateのJavaScriptは、初心者向けの無料オンライン講座です。
ES6とES5の両バージョンに対応し、基本文法から関数、クラス、配列操作まで、段階的に学べるカリキュラムが組まれています。

アカウント作成後すぐにレッスンを開始でき、各レッスンは2〜3時間程度。3つのコースと15の言語に対応し、つまずきポイントを極力排除した実践演習で、フロントエンド開発に必要なJavaScriptスキルを効率的に習得できます。

④プログラミング学習｜侍テラコヤ

侍テラコヤのプログラミング学習は、累計18,000人以上が利用する実践的なオンライン講座です。JavaScriptは、タイピングゲーム制作などの実践的な教材で、プログラミングスキルを着実に向上させることができます。

料金形態は2種類あり、フリープランは基本教材と学習ログの閲覧が無料で、有料プラン（月額2,980円〜）は全ての教材へのアクセス、Q&A質問、課題機能、マンツーマンレッスンに対応しています。

⑤マンガで分かる JavaScriptプログラミング講座｜クロノスクラウン

クロノスクラウンのマンガで分かるJavaScriptプログラミング講座は、難しいプログラミングの世界を、マンガを使って楽しみながら解説する無料の入門講座です。

5部構成、全28の項目で、手抜き大好きな女子高生を主人公に、プログラミングの基礎から応用まで幅広く学習できます。漫画を読み進めると、実践的なコードと詳細な解説が続き、初心者でもスムーズにJavaScriptの世界に入れます。

⑥JavaScript講座｜INTERNET ACADEMY

インターネット・アカデミーのJavaScript講座は、企業を対象としたJavaScript講座です。
最新のJavaScriptの文法やjQueryの活用はもちろん、開発演習を通じて、バグの修正や効率的なコーディングなど、実務で求められる能力を養います。

経験豊富な講師が、企業のニーズに合わせたカリキュラムをカスタマイズし、学習進捗はLMSで管理。未経験者の方には、HTML/CSS/JavaScriptのセットで学べる講座も準備しています。

⑦【JS】ガチで学びたい人のためのJavaScriptメカニズム｜Udemy

Udemyの【JS】ガチで学びたい人のためのJavaScriptメカニズムは、JavaScriptの本質を徹底的に解説する講座です。

この講座は、JavaScriptの基礎をすでに習得した方を対象としており、ReactやVueなどのフレームワークを使いこなすために必要な深い知識を身につけることができます。単なる表面的な使い方ではなく、なぜそうなるのかを理解することで、より柔軟な開発が可能になります。

⑧JavaScriptプログラミング｜Winスクール

Winスクールのプログラミング講座は、31年の教育実績と全国45校以上の展開により、信頼性の高いプログラミング教育を実現しています。

JavaScriptプログラミング講座は、90分×10回の集中講座で、変数、条件分岐、配列、関数、オブジェクト、DOM操作、非同期処理まで、実践的なスキルを体系的に学習。通学以外にもオンラインや企業向け研修も対応し、JavaScriptの基本から応用まで、初心者でも安心して学べる環境を提供します。

⑨JavaScript講座｜デジハリオンライン

デジハリオンラインのJavaScript講座は、JavaScriptを使ったWebやアプリケーションについて学ぶ講座です。

講師は、2013年以降マイクロソフトMVPを5年連続で受賞している山崎大助氏で、JavaScriptの基本文法、jQueryの活用、条件分岐、イベント処理、配列操作、さらには実際のアプリ制作（おみくじ、メモパッド、クイズアプリなど）を通じて、実践的なプログラミングを学習します。

なお、こちらの講座はHTML5/CSS3の基本スキルがある方が対象で、動画を視聴できる期間は約3ヶ月（13週間）となっています。

JavaScript講座選びのポイント

JavaScriptの講座を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
ぜひ以下のポイントを押さえたうえで、希望に合った納得の講座を選択してください。

ポイント①サポートの充実度

JavaScriptの講座を選ぶ際には、サポートの充実度を事前に確認することが大切です。
本記事で紹介した講座の中には無料で利用できるものも多くありますが、中には学習コンテンツの閲覧のみで、質疑応答などのサポートに対応していないケースもありました。

また、質問対応や追加サービスを受けるために有料プランへの移行が必要な講座も見受けられます。有料の講座は基本的にサポートが手厚い傾向がありますが、その内容は講座ごとに異なるため、利用前に詳細を確認しておきましょう。

ポイント②料金形態

JavaScriptの講座は、講座ごとに料金体系にも大きな違いがあります。
今回紹介した講座も、完全無料の講座から一部のコンテンツのみ無料で利用できる講座、有料プランのみの講座までさまざまです。

有料講座の料金も幅広く、月額数千円のものから、3ヵ月で10万円以上かかるものまでありました。講座を選ぶ際には、自分の予算や学習目標を明確にし、それに合った講座を選択することをおすすめします。

JavaScriptのおすすめ講座についてまとめ

JavaScriptの講座は多種多様で、それぞれ料金形態やサポート内容、受講スタイルが異なっていました。無料で利用できる講座から有料でサポートが受けられる講座までありましたが、重要なのは目的・目標に合致した講座を選ぶことです。

何を学びたいのか、現在のスキルレベルはどの程度かを明確にした上で、自分に最適な講座を選ぶようにしましょう。特に初心者にとっては、基礎をしっかり固める講座を選ぶことが、スキルアップの近道となります。