Java EEは、大規模なWebアプリケーションや企業向けシステムの開発に利用されるJavaの拡張仕様です。豊富な機能と標準化された仕組みによって、効率的かつ安全にアプリケーションを構築できます。
この記事では、Java EEの基礎からJakarta EEやJava SEとの違い、主な機能、さらには環境構築の手順まで徹底的に解説します。
これからJavaプログラミングを始めようとしている方、より実践的な開発スキルを身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
Java EEとは
Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)は、企業向け大規模アプリケーション開発に特化したJavaの拡張仕様です。
標準的なJava SE(Standard Edition)に加えて、業務システムで必要となるセキュリティ、トランザクション管理、永続化処理、メッセージングなどの機能を包括的に提供。これにより開発者は、個別にライブラリを選定する手間を省き、共通仕様に基づいた安定したアプリケーションを構築できます。
また、Java EEは複数のAPIやライブラリを統合したフレームワークとしての側面も持ち、Webアプリケーションやビジネスロジック層、データベース連携などを効率的に実装できる仕組みを備えています。Web開発だけでなく、ビジネスロジック管理、データベース操作、RESTful API構築など、多様な用途に対応しているのも大きな特徴です。
現在では「Jakarta EE」として進化を続けており、クラウドやマイクロサービスなどの最新アーキテクチャにも対応。長年にわたって培われた信頼性と拡張性から、金融、製造、通信などの業界で広く利用されています。
プログラミング言語「Java」の特徴や利用するメリットについては、こちらで詳しく解説しています。
Java EEとJakarta EEの違い
Java EEは2017年までOracleが主導していた仕様ですが、その後Eclipse Foundationに移管され、「Jakarta EE」と名称変更されました。そのため、基本的な思想やAPIは継承されていますが、今後の発展や標準化はJakarta EEが担っています。
両者の違いについて表で整理します。
| 項目 | Java EE | Jakarta EE |
|---|---|---|
| 提供元 | Oracle社(旧Sun Microsystems) | Eclipse Foundation |
| 登場時期 | 1999年(Java EE 1.2として登場) | 2018年(Eclipse移管後に登場) |
| 名称変更の背景 | OracleがJava EEの商標を保持していたため、Eclipse移管時に名称を変更 | オープンなコミュニティ主導で開発を継続するために「Jakarta EE」として再出発 |
| APIパッケージ名 | javax.* | jakarta.*(Jakarta EE 9以降で変更) |
| 主な用途 | 企業向け基幹システム、オンプレミス開発 | クラウドネイティブ開発、マイクロサービス構築 |
| 特徴 | 商用システムでの信頼性が高く、長期的に利用されてきた | オープンソース化により、クラウド・マイクロサービス対応が進んでいる |
| 今後の位置づけ | 既存システムの保守やレガシー資産として継続利用 | Java EEの後継として進化し続ける標準仕様 |
このようにJava EEは歴史的役割を果たした旧仕様であり、Jakarta EEがその後継として進化を担っている存在です。
Java EEとJava SEの違い
Java SE(Standard Edition)はJavaの基盤となる標準仕様で、デスクトップアプリや基礎的なプログラム開発に利用されています。一方、Java EEはJava SEを土台に、Webや企業向けシステムに必要な追加機能を備えています。
つまり、Java SEが「基礎」、Java EEが「応用」という違いがあります。
| 項目 | Java SE | Java EE |
|---|---|---|
| 概要 | Javaの基本機能を提供する標準的な開発環境 | Java SEを基盤に、大規模・業務向け機能を拡張したエンタープライズ向け環境 |
| 主な用途 | デスクトップアプリ、ユーティリティツール、学習用途 | Webアプリケーション、企業システム、クラウドサービスなどのサーバーサイド開発 |
| 提供元 | Oracle(旧Sun Microsystems) | Oracle → Eclipse Foundation(Jakarta EEとして継承) |
| 開発対象 | 単体で動作するスタンドアロンアプリケーション | サーバー上で動作する分散型・多層アプリケーション |
| アプリケーションサーバ | 不要(JVM上で直接実行) | 必要(TomEE、Payara、WildFly、GlassFishなど) |
| 特徴 | 軽量で学習しやすく、個人開発や基礎学習に最適 | セキュリティ・トランザクション・スケーラビリティを重視した企業向け設計 |
プログラミング初心者がJavaを学ぶ際には、まずJava SEから学習を始めるのが一般的です。基本的な文法やオブジェクト指向の概念を習得し、その後にJava EEやJakarta EEへステップアップすることで、大規模システム開発に対応できる力を養えます。
Java EEでできること

Java EEはWebアプリケーションや大規模なシステム開発に必要な機能がそろっているため、エンタープライズ(企業向け)開発の現場で広く利用されています。一言でいえば、「大人数でも安心して使えるアプリやサービスを作れる仕組み」といえます。
具体的には、Java EEを使うことで次のようなことが可能です。
- Webアプリケーションの開発
- データベース連携
- ログイン認証・ユーザー管理
- トランザクション管理
- 他のWebサービスやAPIとのやり取り
- 大規模システムの分散処理
このようにJava EEは、Webや大規模システムを安全かつ効率的に構築するための「便利な道具箱」としての役割を果たしています。
Java EEを利用するメリット

Java EEは企業向けの大規模システム開発に適した拡張機能がそろっているため、開発者にとって数多くのメリットがあります。特に「開発のしやすさ」と「運用のしやすさ」が大きな特徴で、効率的かつ安全にアプリケーションを作ることが可能です。
具体的なメリットを挙げてみましょう。
- 標準仕様が整っている
- ライブラリやAPIが豊富
- セキュリティ機能が充実
- 大規模開発に対応できる
- 移植性が高い
- 将来性がある
このように、Java EEを利用することで効率よく、かつ安全で長く使えるアプリケーション開発を実現できるのです。
Java EEの主な機能

Java EEには、Webアプリケーションや大規模システムを効率的に作るための多様な機能が備わっています。ここでは、Java EEの代表的な機能についてご紹介します。
- Servlet / JSP
- JPA
- EJB/CDI
- JAX-RS
- JMS
①Servlet / JSP
Servlet(サーブレット)とJSP(JavaServer Pages)は、Webアプリケーションを作るための基本的な仕組みです。いわば「Web開発の土台」となる部分と考えると分かりやすいでしょう。
Servletはリクエスト(利用者からの要求)を受け取り、必要な処理を行うサーバー側のプログラムです。一方、JSPはHTMLの中にJavaコードを組み込み、ユーザーごとに異なるページを動的に生成できます。
これらを組み合わせることで、ログイン画面や商品検索ページなど、利用者ごとに内容が変わるWebアプリケーションを簡単に実装できます。
②JPA
JPA(Java Persistence API)は、Javaアプリケーションからデータベースにアクセスするための仕組みです。通常であればSQLという専用の言語を使って操作しますが、JPAを利用すれば、SQLを書かなくてもデータをJavaのオブジェクトとして扱えるようになります。
たとえば「ユーザー情報を保存する」「購入履歴を取得する」といった処理も、短いコードでシンプルに実装可能。コードの見通しが良くなるだけでなく、SQLの知識が少なくても直感的に扱えるため、開発効率を大きく高められます。
③EJB/CDI
EJB(Enterprise JavaBeans)は、大規模アプリで必要となる「ビジネスロジック」を管理する仕組みです。たとえば「商品の在庫を減らす」「決済処理を行う」といった業務処理を安全に実行できます。
一方、CDI(Contexts and Dependency Injection)は「依存性注入」と呼ばれる仕組みで、必要な部品を自動的に組み合わせて使えるようにしてくれます。これにより、開発者は複雑な設定をせずにシステムを柔軟に構築できます。
EJBとCDIを使うことで、規模が大きくても管理しやすく再利用性の高いコードを書くことが可能です。
④JAX-RS
JAX-RSは、Webサービスの一種である「REST API」を開発するための仕組みです。REST APIは、アプリケーション同士がデータをやり取りするためのシンプルなルールで、SNSやショッピングサイトなどでも広く利用されています。
JAX-RSを使えば、URLやHTTPメソッド(GET, POSTなど)を使ったAPIを簡単に作成できます。たとえば「ユーザー情報を取得するAPI」や「注文データを登録するAPI」を短いコードで実装でき、他のシステムとの連携がスムーズになります。
⑤JMS
JMS(Java Message Service)は、システム間でメッセージ(情報)をやり取りするための仕組みです。
通常、アプリケーション同士は直接通信を行いますが、大規模システムでは特定のサーバーに負荷が集中しやすくなります。そこでJMSを利用すると、「メッセージキュー」と呼ばれる仕組みに一度情報を預け、順番に処理させることができるため、処理が分散され、システム全体の安定性と信頼性が高まるのです。
このようにJMSを使うことで、複雑なシステムでも効率的かつ安定したデータ連携が実現できます。
Java EE環境構築の手順

Java EEを学ぶには、まず開発環境を整える必要があります。ここでは、初心者でも無理なくJava EEを動かせる環境構築の手順をご紹介します。
- JDKのインストール
- 開発環境(Eclipse)の設定
- アプリケーションサーバの導入
- サンプルプロジェクトの作成
- サンプルプロジェクトにServletを追加
- デプロイとテスト
※ここでご紹介する手順はWindowsを利用している際のものです。macOSやLinuxをご利用の方は、それぞれに応じた手順を実行してください。
①JDKのインストール
Java EEはJava SEを基盤に動くため、まずJava Development Kit(JDK)をインストールする必要があります。学習用であれば、サーバ/ライブラリの互換性が広いJDK 17 (LTS) がおすすめです。
Eclipse Temurin(Adoptium)から対象バージョンのJDKをダウンロードし、手順に沿ってインストールの作業を進めてください。

インストールが完了したら、環境変数を設定します。スタート→「環境変数」で検索→システム環境変数の編集 →環境変数の設定から、下記の環境変数を追加してください。
| 変数名 | 変数値 |
|---|---|
| JAVA_HOME | JDKの実パス 例:「C:\Program Files\Eclipse Adoptium\jdk-17.*\」 |
| Path | %JAVA_HOME%\bin(できれば上位にする) |
設定完了後、コマンドプロンプトで下記コマンドを実行してみましょう。
インストールしたJDKのバージョンが表示されれば、JDKの設定は完了です。

②開発環境(Eclipse)の設定
JDKがインストールできたら、IDE(統合開発環境)も準備しましょう。初心者には、Eclipse IDE for Enterprise Java Developersがおすすめです。
Eclipseの公式サイトから「Enterprise Edition」を選び、最新版をインストールしてください。

出典:Eclipse公式サイト
③アプリケーションサーバの導入
Java EEアプリを動かすためには、アプリケーションサーバーが必要です。代表的なものとして、Apache TomEE やWildFlyが挙げられます。
学習目的で利用するなら、軽量でシンプルなTomEEがおすすめです。Javaで広く使われているWebアプリケーションサーバー「Tomcat」がベースになっており、本格的なJava EEの学習にも対応できる入門用サーバーとして扱いやすいでしょう。
TomEE公式サイトから「WebProfile版」のZIPファイルをダウンロードし、任意の場所に展開してください。

続いて、apache-tomee-9.x-webprofile\bin を開き、「startup.bat」を実行してください。「http://localhost:8080/」にアクセスし、TomEEのホームが出れば成功です。なお、停止する場合は「shutdown.bat」を実行します。

④サンプルプロジェクトの作成
環境が整ったら、実際にサンプルプロジェクトを作成してみましょう。
まずは③で導入したTomEEをEclipseから使えるよう設定します。[Window]→[Preferences]→[Server]→[Runtime Environments]を選択し、右側の[Add…]から[Apache]→[Tomcat v10.1]を選択してFinishをクリックしてください。「Apply and Close」で閉じます。

続いて、Eclipseのメニューから[File]→[New]→[Dynamic Web Project]を選びます。今回は、プロジェクト名には「SampleProject」と入力し、Target runtimeには「TomEE(Tomcat v10.1)」を指定してください。

これでJava EEのWebアプリ開発用プロジェクトが作成されました。
⑤サンプルプロジェクトにServletを追加
次に、このプロジェクトに「Hello World」を返すServletを追加してみましょう。Servletは、ユーザーからのリクエストを受け取り、レスポンスを返すWebアプリの基本機能です。
プロジェクトを右クリックして「新規」→「Servlet」を選択。クラス名に「HelloServlet」と入力し、パッケージ名は「example」と指定してください。これで、サーバーにアクセスすると呼び出される処理のひな型(import文、クラス宣言、メソッドの枠など)が自動生成されます。
その後、次のようなコードを貼り付けて保存してください。
package example;
import java.io.IOException;
import jakarta.servlet.http.*;
import jakarta.servlet.annotation.WebServlet;
@WebServlet
public class HelloServlet extends HttpServlet {
@Override
protected void doGet(HttpServletRequest req, HttpServletResponse resp) throws IOException {
resp.setContentType(“text/plain; charset=UTF-8”);
resp.getWriter().println(“Hello from TomEE!”);
}
}
⑥デプロイとテスト
Servletを保存したら、いよいよ動作確認をしてみましょう。Eclipseのプロジェクトを右クリックし、[Run As]→[Run on Server]→[Tomcat v10.1]を選択してください。
その後、ブラウザを開いて次のURLにアクセスしてください。
ここで「Hello from TomEE!」と表示されれば成功です。自分で作成したWebアプリが実際に動くのを確認できる瞬間は、とても大きな達成感につながります。
製造業におけるJava EEの活用事例

Java EEはWebアプリケーションや大規模システムに強みを持つため、製造業の現場でも幅広く活用されています。ここでは、代表的な活用事例をご紹介します。
- 生産管理システムや工程管理システム
- CAD/PLM/CAEと連携するWebポータル
- シミュレーションや最適化ツールの統合基盤
- IoT・スマートファクトリー連携
①生産管理システムや工程管理システム
Java EEを基盤にすれば、原材料の仕入れから出荷までの各工程をWebブラウザから確認できる生産管理や在庫管理システムを構築できます。
サーバーサイドでの処理を安定して担えるため、多数のユーザーが同時にアクセスしてもスムーズに稼働する点が大きな魅力です。トランザクション管理機能により、「在庫数の更新が途中で失敗する」といった不具合を防ぐことができ、信頼性の高いシステム運用を実現できます。
②CAD/PLM/CAEと連携するWebポータル
設計図面や3DモデルなどのCADデータ、製品ライフサイクル管理(PLM)、シミュレーション解析(CAE)の情報は、製造業にとって重要な資産です。Java EEを活用すれば、これらを一元管理するWebポータルを構築できます。
ユーザーはWebブラウザから安全にログインし、必要な設計情報を参照・共有可能です。Java EEが備えるセキュリティ機能により、社内外での情報共有や外部へのデータ公開も安心して行えるため、開発部門や製造部門、取引先とのコラボレーションを効率的に進めることができます。
③シミュレーションや最適化ツールの統合基盤
製造業では、生産計画の最適化や設備稼働のシミュレーションを行う場面が多くあります。Java EEは大規模処理を支える仕組みを備えているため、複数のシミュレーションツールや最適化アルゴリズムをまとめて管理する基盤として活用可能です。
たとえばサーバー上で計算を分散処理し、結果をWeb経由で可視化する仕組みを構築すれば、現場の担当者や管理者がブラウザから結果を確認できます。膨大なデータを効率的に扱いながら、生産性向上やコスト削減に直結する意思決定をスピーディに行えるのは大きなメリットです。
④IoT・スマートファクトリー連携
スマートファクトリーでは、工作機械やセンサーから大量のデータをリアルタイムに収集・分析する仕組みが欠かせません。Java EEを用いることで、IoT機器から送られるデータを安定的に受け取り、Webアプリのダッシュボードに可視化できます。
また、異常値を検知した際にはアラートを通知したり、履歴データを活用して予知保全を行ったりすることも可能です。Java EEの堅牢性と拡張性を活かせば、工場全体の効率化や品質管理の高度化に直結するシステムを構築できます。
Java EEの学習方法

Java EEは多機能で奥が深い分、体系的に学習することが大切です。ここでは、初心者が取り組みやすい学習方法をご紹介します。
- 公式ドキュメントを活用する
- 書籍やオンライン教材を活用する
- 実際にアプリを作って学習する
- Java関連のセミナーを受講する
①公式ドキュメントを活用する
Java EE(Jakarta EE)の公式ドキュメントは、最新の仕様や機能を確認できる信頼性の高い学習リソースです。英語が中心ですが、具体的なコード例やAPIの説明が豊富に掲載されており、実装方法を調べたいときに役立ちます。
初めのうちは読み慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんが、公式情報に触れることで正しい知識を得られます。分からない箇所があった際には、日本語のブログ記事や解説サイトと併用すると、理解が深まりやすいでしょう。
②書籍やオンライン教材を活用する
書籍、特に入門書では、基礎から順序立てて解説されているため、初心者が全体像をつかむのに役立ちます。また動画講座やオンライン学習サービスを利用すれば、手を動かしながら理解を深められるのもメリットです。
実際に試してみることで身につく内容が多いため、自分に合った教材を活用すれば、独学でも着実にスキルアップできます。
③実際にアプリを作って学習する
学んだ知識を定着させるには、実際にアプリケーションを作ってみるのが最も効果的です。「Hello World」のServletから始め、ログイン機能やデータベース連携に発展させていくと、少しずつ理解が深まります。
小さなアプリであっても、完成して動かせると大きな達成感が得られ、モチベーションの維持につながります。教材やドキュメントで学んだ内容を実際に試すことで、知識が実践的なスキルとして身につくでしょう。
④Java関連のセミナーを受講する
体系的に学びたい方や、独学では理解しづらい部分を補いたい方には、Java関連のセミナーを受講するのがおすすめです。講師から直接フィードバックを受けられるため、理解度を確認しながら効率的にスキルを伸ばせます。
実務を想定した演習や最新の開発事例を学べるセミナーも多く、現場で役立つ知識を身につけられるのが魅力です。初心者向けから上級者向けまで幅広く用意されているので、自分のレベルに合った内容を選ぶと良いでしょう。
おすすめのJavaセミナーを知りたい方は、こちらもチェックしてください。
Java EEで本格的なWebアプリ開発を始めよう
Java EEは、Webアプリケーションから大規模な業務システム、さらにはIoTやスマートファクトリーまで幅広く活用できる強力な基盤です。ServletやJPAといった基本機能から学び始めれば、初心者でも一歩ずつ理解を深めることができます。
環境構築を終えて「Hello World」を表示できたら、それはJava EEの世界に踏み出した証。小さなプロジェクトでも積み重ねていけば、やがて実務に通用する本格的なスキルへと成長していけます。
ぜひ学びを継続し、新しい挑戦に向けてステップアップしていきましょう。