Solid Edge/ SIEMENS
Solid Edgeは、SIEMENS社が提供するParasolidカーネルをベースとした3DCADソフトウェアです。パラメトリックモデリングとダイレクトモデリングを融合したシンクロナス・テクノロジーを搭載しているハイブリットCADです。機械設計はもちろん、自動車業界を含め幅広い分野のユーザーに支持されています。
Solid Edgeはこういう方におすすめ
- 習得時間をゆっくり取れないため、簡単な操作性の3DCADを求めている
- イチからモデリングもしたいが、取引先データや過去の3Dデータも活用したい
- 3D画面上で隣接部品を参照しながらサクサク作業したい
- 先進的な機能も同一のCAD内で簡単に操作感を試したい
- 事業立上3年以内で予算が取れないが3DCADを使いたい(無償版アリ)
他CADとの違い
コマンド構成が統一されているシンプルな操作性のCADソフトウェアです。
シンクロナス・テクノロジーによって綿密な設計と柔軟な変更のどちらにも対応できます。
さらに、設計意図を自動認識する機能や、自動設計の機能・ジェネレーティブデザイン・リバースエンジニアリングなどの新技術も搭載されています。
機械設計はもちろん、板金設計・解析・電気回路・CAMまでも同一インターフェイス内で操作できるため、導入から運用まで担当者にストレスを感じさせません。
金額について
サブスクリプション(年間契約) | 月額 | 年間 |
---|---|---|
Design and Drafting XaaS | 24,614円 | 221,520円 |
Foundation XaaS | 49,294円 | 44,3640円 |
Classic XaaS | 61,734円 | 555,600円 |
Premium XaaS | 88,680円 | 798,120円 |
対応データ形式を見る
読み込み
- Parasolid (*.x_t, *.x_b)
- JT (*.jt)
- NX (*.prt)
- ACIS (*.sat)
- AutoCAD (*.dxf ,*.dwg)
- CATIA V5 (*.catproduct, *.catpart, *.cgr)
- CATIA V4 (*.model)
- Creo (*.asm, *.prt)
- IFC (*.IFC)
- IGES (*.igs, *.iges)
- Inventor (*.iam, *.ipt)
- OBJ (*.obj)
- SolidWorks (*.sldasm,*.sldprt)
- STEP (*.stp, *.step)
- STL (*.stl)
- XML (*plmxml)
書き込み
- Parasolid (*.x_t, *.x_b)
- JT (*.jt)
- NX (*.bkm)
- XGL (*.xgl)
- ACIS (*.sat)
- CATIA V4 (*.model)
- CATIA V5 (*.CATPart, *.CATProduct)
- IFC (*.IFC)
- IGES (*.igs, *.iges)
- STEP (*.stp, *.step)
- 3MF (*.3mf)
- OBJ (*.obj)
- FBX (*fbx)
- STL (*.stl)
- XML (*plmxml)
- Adobe Acrobat (*.pdf)
- 3D Adobe Acrobat (*.pdf)
- Universal 3D (*.u3d)
- ビューア (.sev)
- KeyShot(R) (*.bip)
動作環境
- OS
- Windows 10 Enterprise
- Professional (64-bitのみ)
- バージョン1909以降
- ※Windows Home Edition はサポートされていません。
- RAM
- 32GB以上を推奨
- 商用ユーザー向けには最小で 16GB RAM
- 学生ユーザー向けには最小で 8GB RAM
- ブラウザ
- Internet Explorer 11
- Solid Edgeはブラウザに依存しませんが、Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox など、他の最新の一般的なブラウザも認定しています。
- モニタ
- True Color(32 ビット) または 1,600万色(24ビット)
- ※最小で65,000色
- 画面解像度: 1920 x 1080
※インストールには7.5GB以上のディスク空容量が必要です
導入後に即戦力となれるCADソフトウェアです。世のミッドレンジCADと同等の機能に加え新技術も搭載しているのに、安価で使用できるのが特徴です。チュートリアルや動画もWeb上に多数あり、自習には事欠かないでしょう。また、開発元を同じくするTeamcenter(PLM)と連携すれば、製品データに付与したプロパティも活用できます。設計から製造だけでなく管理者も含めたライフサイクルの可視化と情報共有、再利用も円滑にできてしまうため、想定以上にリードタイムを短縮できてしまうかもしれませんね。
株式会社VOST 三谷大暁