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AutoCADの価格はいくら?費用対効果を徹底検証!

こんにちは!キャド研です!
今回は、AutoCADの価格や費用対効果を徹底検証していきます!

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建築や土木、機械の業界で、今や図面・3Dデータの作成において欠かせないCAD。
またそれらの作成において使用するソフトウェアは数多くありますが、その中でもAutoCAD(オートキャド)はトップシェアを誇る有名な製品です。
そんなAutoCADを使用するに当たり、気になるのが機能と価格の「費用対効果」ですよね。

今回の記事では、AutoCADでは

  • どんなことができる?
  • いくらで導入できる?
  • 他の製品と比べて高い?安い?(費用対効果)
  • 安く導入する方法は?
  • 早急に操作をマスターする方法は?

といった疑問についてまとめました。

AutoCADとは

AUTODESK(オートデスク)社が開発・販売を行う、2D・3D対応のCADソフトです。
高機能で高精度の図面作成が可能で、さらに高いカスタマイズ性でコマンドを自由に設定することのできる、非常に利便性の高いCADソフトとなっています。
数多くあるCADソフトが出回る中、AutoCADは国内外問わず利用され、日本の業界ではトップシェアを誇っています。
圧倒的なシェア率の高さが、AutoCADが優れた製品であることを物語っていますね。

そんなAutoCADを導入するにあたって、まずどんな機能があるのか知りたいところですよね。
そこで次は、AutoCADの機能について見てみましょう。

AutoCADの機能

まず基本的な2Dの作図や注釈に関してはもちろんAutoCADも対応しています。
様々な引出線も書式設定・スタイルの定義も容易に行え、寸法なども選ばれた箇所を自動で算出してくれます。
3Dの作図機能も充実しており、「ソリッド」「サーフェス」「メッシュ」の3つのモデリングツールから立体的な図面が作成できます。

またAutoCADではソフトをインストールしたデスクトップだけでなく、WEB、モバイル等どこからでも図面の編集・修正が可能で、出先で「しまった!修正忘れてた」なんてことや打合せでのちょっとした変更にもサッと対応できちゃう優れものです。
他にも図面履歴や外部参照比較など新機能が追加されたり、スムーズな操作ができるよう都度パフォーマンスも強化されています。
AutoCADがどんな製品か分かったところで、次に気になるのが価格ですね。

AutoCADの価格

現在AutoCADは1ヶ月・1年・3年のライセンス契約になり、価格もプロダクト製品によって異なります。(※永久ライセンス(一度購入すると永久的に使える)の販売は残念ながら終了しています)
そこで、現在販売されている2つの製品の販売価格を見てみましょう。

比較する2つの製品は、AutoCADとAutoCAD Plusです。

AutoCADは前述で説明したようなすべての分野に使える、3Dモデリング機能を備えた基本的な汎用ソフトです。
AutoCAD Plusは業界に特化した7つのツールセットが含まれています。そのため、高価格になっていますが、格段に作業効率を上げることができます。

コチラが2つの製品の定価での販売価格をまとめた表です。

契約 1か月(定価) 1年間(定価) 3年間(定価)
AutoCAD サブスクリプション 8,800
¥71,500
¥214,500
AutoCAD Plus サブスクリプション 28,600 231,000 ¥693,000

AutoCADの販売価格は以前販売されていたAutoCAD LTの(機能制限版)と同じ価格に値下げされています。

AutoCADで基本的には図面を仕上げる事が可能ですが、AutoCAD Plusの業種別ツールセットでは自動化されたコマンドが多く存在するため、効率よく図面を仕上げる事が可能です。
ここでAutoCADの価格がわかったところで、この値段が他のソフトと比べてどうなのか、気になるとことですよね。
そこで次は、他のCADソフト製品と価格と特徴を、AutoCADと比較してみました。

他のCADソフトとの比較

3Dモデリング機能をもったCADソフトで他に有名なのが、AutoCADの販売元と同じAUTODESK(オートデスク)社が開発・販売を行う、Inventorというプロフェッショナル向け3DCADソフトです。

プロ仕様のかなりの高機能を持ち、特に機械設計の分野において利用されている3D CADソフトです。
精密かつ複雑な3Dモデリングにも対応しており、拡張機能も豊富な製品です。
そんな高機能なこちらのソフトの販売価格は、年間ライセンス購入で367,400円。
AutoCADよりもかなりお高めですね。
Inventorのような高機能3D CADソフトは他にもありますが、どれも高いものが多いように思えます。

機械工学などの分野においてかなり複雑なモデリングや詳細設計が必要な場合でなければ、AutoCADの汎用性と価格設定は十分満足できるものではないでしょうか。

AutoCADは事業で使うなら安い商品!

事業でAutoCADを導入する場合、IT導入補助金の対象となります。
IT導入補助金制度とは、ある一定の条件を満たした業者であれば2/3以内(上限100万円、下限20万円)の補助を受けられる制度です。
AUTODESK(オートデスク)社の製品であるAutoCADはこの制度の対象となるソフトウェアですので、導入の際に安く導入することが可能です。

また、事業で利用するのであれば、経費での導入が可能となります。
AutoCADのライセンスダウンロードは個人で購入するには懸念する金額かもしれませんが、経費で導入すれば実費としては抑えることができるでしょう。

事業向けにAutoCADを学ぶならセミナーがおすすめ!!

AutoCADはかなり高機能で実務的なソフトである反面、直感的な操作は難しく、導入後、操作に慣れるまでは時間がかかります。
導入したのはいいけど、操作が難しくて業務で使えるようにするまでは時間がかかりすぎて困る!
なんてことになるかもしれません。
実際、私も実務で使えるレベルを習得するまでにはかなりの時間を費やしました。
サポートも利用しながら主にインターネット上の情報を使って独学でマスターしましたが、時間のない通常業務の中で操作方法を学ぶことは容易ではありませんでした。

そこでおすすめなのが、AutoCADのセミナーです。
セミナーでは、自己学習よりはるかに手っ取り早くAutoCADについて学ぶことができます。
セミナーは、

  • 初めてAutoCADを利用する方
  • 業務ですでに利用しているけれど習得レベルをもっと上げたい方
  • 導入後、すぐにAutoCADを使えるようにしたい方
  • 自己学習に限界を感じていて、効果的な使い方やより専門的な使い方を身に着けたい方

にぴったりの内容を教えてもらうことができます。
AutoCADはコマンドや拡張機能の使い方を身に着けることで格段に作業スピードを上げたり、より複雑で詳細な図面作成を簡単に行うことができるようになったりします。

そういったテクニックを自己学習で培うことは難しいですが、セミナーであれば、すぐに業務に生かせるテクニックを学ぶことも可能です。
かなりの時間と労力を使って独学で習得するより、セミナーで手っ取り早くスキルアップすることができます。
スキルアップすることによって、結果的に業務の改善につながりますのでその効果を考えると、おすすめです。

基礎から教えてくれるAutoCAD基礎セミナー詳細はこちらです!

まとめ

ここまで、AutoCADの価格や他のソフトとの比較、導入にあたっての補助金制度やセミナーについてご紹介してきました。
AutoCADは先述してきた通り、3Dソフトの中ではかなり高機能で優れたCADソフトです。
種類もたくさんありますので、導入にあたってまずは目的や分野に合わせた製品を調査し、購入することが大切です。
自分でわからない人はセミナーに参加したり、AUTODESK(オートデスク)社のサポートに問い合わせてみたりするとよいでしょう。
また、事業として導入する際には補助金制度や経費でのサブスクリプション購入など、実費を抑える方法がありますので、一度検討してみることをおすすめします。
慣れるまで難しいかもしれませんが、ぜひ、AutoCADのセミナー等を利用してAutoCADの高機能を使いこなしましょう。

参考動画

動画:Youtube -AutoCADの使い方(初期設定、線分、ポリライン)~超ド素人シリーズ-

こちらの動画では初めてAutoCADを使う人に向けて分かりやすく解説をしてくれています。
AutoCADがどんな製品なのか、参考にしてみてください。

AutoCADのライセンスはどちらを選ぶべき?

AutoCADは、幅広い分野で使用できるツールですが、AutoCADとAutoCAD Plusの2通りに分かれます。そのため、どちらを選択すれば良いのか迷ってしまう人も居るでしょう。
そこで、AutoCADとAutoCAD Plusは何が違うのかを解説していきます。

ツールセットの有無が主な違い

AutoCADとAutoCAD Plusはどちらも、2D作図ができたり、豊富なアドオンアプリを使用できたりするなど、基本的な機能は共通です。ただ、AutoCAD Plusの方には、特定の業種で使用するためのツールセットが搭載されているという違いがあります。ツールセットは、機械設計、建築設計、電気制御設計、設備設計、プラント設計、マッピング、画像編集のラスターイメージ処理の全部で7種類です。よって、AutoCADは汎用的なCADツール、AutoCAD Plusは、専門分野に特化したものと考えると良いでしょう。

AutoCAD Plusのツールセットは、部品のライブラリが使用できたり、特定の図面を少ない手順で完成させるコマンドが搭載されていたりします。そのため、ツールセットの対象になっている専門分野で、効率的に作図作業を行いたいのであれば、AutoCAD Plusを使用した方が良いでしょう。

価格も大きく異なる

ただ、AutoCAD Plusは、ツールセットの分、価格が高めに設定されています。1年ライセンスで比較すると、AutoCADの価格は税込みで71,500円ですが、AutoCAD Plusは231,000円です。およそ3倍の価格差があるので、ツールセットが必要な場合にのみ、AutoCAD Plusを選ぶようにした方が良いです。

AutoCADの価格についてまとめ

今回は上記の通りAutoCADのそれぞれのエディションの価格を解説しました。
AutoCADを購入したいと思ってる方はぜひこの価格と費用対効果から検討してみてください。

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