こんにちは、三谷です。
今日は、PTC社さんから、最新のARが体験できるキットをいただきましたので、こちらを紹介します。
このバイクは同社のIoTやARの技術を伝えるために作られたキットです。
タイヤが回ったり、サスペンションがついていたりハンドルが切れる模型です。
かっこいいですね!
さて、早速試してみましょう!
まずはアプリをインストールします。
Vuforia viewというアプリです。
「Vuforia」とは、元々Qualcomm社が提供していた、ARコンテンツを作成するためのライブラリで、2015年にPTC社が買収しています。
ARのライブラリは、「AR Toolkit」や「metaio」などもありますが、Vuforiaの特徴はなんと言ってもその認識精度の高さです。
通常、平面のマーカーで認識させることが多いですが、立体のマーカー認識にも対応しているため、マーカーが離れたときの追従性の良さが特徴です。
アプリをインストールできたらデモ用のQRコードを読ませます。
すると、バイクの形をした白い枠が表示されます。
この白い枠を模型に合わせると…
認識!
バイクの下に薄く表示されてるのが見えますでしょうか?
PTC Racingという文字や緑と白の枠は、現実世界にはありません笑
早速情報を見てみます。
デモ用ということで、営業やマーケティングで使えそうなスペック表示機能
メンテナンスや分解の方法がわかる機能
センサーデバイスからの情報。こちらはIoTっぽいですね!
そして、一番驚いたのがその追従性。ARのイメージってカクカクしてるイメージだったのですが、グリグリ動かしてもついてきます。
画面を見ながら、「ん?こんな赤丸あったっけ?」と思って実写を見ると赤丸なんてなかった、ってこともありました笑
いかがだったでしょうか?これらの機能を使うことで、こんなことが想定できますね。
- 営業ツールとしての活用
- 製品の紹介
- ショールームでお客さんが欲しい情報を自ら探せる
- 商品のおすすめポイントの紹介
- 観光地の観光情報紹介
- 保守・メンテナンス
- 工場での設備管理
- ビルメンテナンス
もちろん業界は問わず活用できるシステムです。
自社で使えるかも?!と思った方は是非お問い合わせください。