以前の記事「産業系のIoT(IIoT)プラットフォーム、ThingWorxとは」でご紹介したThingWorxの無料体験版ダウンロードの方法をご紹介します!
無料体験版ダウンロードのご案内
ThingWorxの無料体験版では、以下の機能が120日間試用できます。
ThingWorxの基本機能を体験したい方は、ベースであるFoundationのみで問題ありません。
120日間の無料アクセス:
- ThingWorx Foundation:ThingWorxのベースアプリケーション
- ThingWorx Controls Advisorアプリケーション:KEPServerEXに接続、リモートでマシンの接続をリアルタイムで監視、分析、トラブルシューティング
- ThingWorx Asset Advisorアプリケーション:操作状態に関する情報、および問題解決をリモートで監視および実行するために必要なサービス機能
- ThingWorx Manufacturing Accelerators
- ThingWorx Controls Advisorアプリケーション
- ThingWorx Asset Advisorアプリケーション
- 別のブラウザでダウンロードを実行
- ブラウザのスーパーリロードを実行(ブラウザごとに異なりますが、通常 「Ctrl+F5」で行えます)
- 入力項目をブラウザの自動入力を使わず、手動入力で行う
最初の120日後、以下の無料アクセスは制限されます:
ダウンロード手順
① PTCアカウントの登録をします。
https://developer.thingworx.com/ja/signup
※既に登録済みの場合はスキップしてください。
② 以下のURLの「のダウンロード Windows」を選択します。
https://developer.thingworx.com/ja/resources/downloads/manufacturing-trial-edition
ログイン画面が出た場合はPTCアカウントを入力してログインします。
ログイン状態で「のダウンロード Windows」ボタンをクリックすると、「ThingWorx-Manufacturing-Apps-8.3.0-05.exe」がダウンロードできます。
※体験版のダウンロードがうまく進まない場合は、以下の3点をお試し下さい。
インストール手順
① ダウンロードした「ThingWorx-Manufacturing-Apps-8.3.0-05.exe」を実行します。
② インストーラーの言語を選択し、<OK>で確定します。
③ <次へ>を選択します。
④ ライセンス契約の条項を読み、<ライセンス契約に同意する>を選択し、
<次へ>を選択します。
⑤ 名前、電子メール、会社名を入力し、同意のチェックを入れて<次へ>を選択します。
⑥ インストールするフォルダを選択し、<次へ>を選択します。
⑦ PostgreSQLサーバーのパスワードと、データベースへの書き込みアクセス許可のためのユーザーパスワードを設定します。
PostgreSQLとは
PostgreSQLとは、オープンソースの「リレーショナルデータベース管理システム」です。フリーで使用できるため、追加で金額を支払う必要はありません。
⑧ ThingWorxにログインするためのパスワードを設定します。ThingWorxを使う際のメインのユーザー名・パスワードがこの設定です。<次へ>を選択します。
⑨ <次へ>を選択してインストールを行います。
⑩ 表示しているリンクをクリックすると、ThingWorxのログイン画面が表示されます。
<終了>を選択します。
ThingWorxはWebブラウザで動作します。
ユーザー名に「Administrator」、パスワードを入力し、<Submit>を選択します。
※パスワードは最後に設定したパスワードです。
⑪ 「Enter a Server Name」に任意のサーバー名を入力します。
KEPServerEXを使用しない場合は「Connect to Legacy and Non-Kepware OPC Servers」のチェックを入れ、<Next>を選択します。
⑫ <Launch ThingWorx Apps>を選択します。
⑬ 左上のアイコンを選択します。
⑭ <ThingWorx Composer>を選択します。
ThingWorx Composerが、様々なセンサー情報を可視化するための基本プラットフォームです。
⑮ ライセンス契約を確認し、<I Accept>を選択します。
⑯ Composer画面が表示されます。
この画面がThingWorxの基本機能を使用するための初期画面です。
2回目以降のログイン
① デスクトップにショートカットが作成されていますので、ダブルクリックで実行できます。
② 起動画面でユーザー名とパスワードを入力します。
③ ThingWorx Composerを選択します。
ThingWorxを学ぶ
ThingWorxのことを学ぶには、以下のThingWorx developer portalが便利です。チュートリアルが用意されています。
https://developer.thingworx.com/ja/resources/guides
「ThingWorx for IoTを使い始める」のチュートリアルが用意されていますので、個々から始めると良いでしょう。