今回は、高機能でありながら安い価格で購入できるおすすめの3Dプリンターについてまとめてみます。
3Dプリンターの価格の相場は?
FDMの3Dプリンターだと大体20万円前後が相場のように感じます。
過去には100万円以上したことを考えると、全体的に低価格化が進んでいるといえますね。
ある程度のクオリティを求めるなら、30万円以上の3Dプリンターを検討するのが良いと思います。
今回は、高品質と評判だったり、新しい機能を備えているといった価格以上の働きが期待できる商品を紹介します。
気持ち30万円以下になるようにチョイスしてみました。
低価格で購入できるおすすめの3Dプリンター1:Adventurer3
価格(税込) | ¥49,500 |
造形マテリアル | PLA、ABSなど |
最大造形サイズ | 15×15×15 cm |
積層ピッチ | 0.05mm~0.3mm |
Adventurer3(アドベンチャー3)は、フィラメント検出機能により、造形中にフィラメント切れが生じても、その時点で一時停止してフィラメントの継ぎ足しによる造形の再開が可能です。
また3Dプリンター内に搭載されている遠隔カメラで、プリント中の様子を遠くからいつでも見ることができます。
丁寧な日本語マニュアルつきなのでセッティングも苦労しなさそうです。
稼働音も45dBと小さいため、音が気になる環境でも安心して動かせます。
低価格で購入できるおすすめの3Dプリンター2:Foto 8.9s
価格(税込) | ¥97,900 |
造形マテリアル | スタンダード、水洗い、ABSライク |
最大造形サイズ | 192×120×200 mm |
積層ピッチ | 0.025~0.2mm |
Foto 8.9sは、光造形方式の3Dプリンターです。
光造形方式の特徴として、FDM/FFF方式(熱溶解積層法)の3Dプリンターと比べると表面が滑らかで積層痕の目立たない造形ができます。
フィギュアやアクセサリーづくりをしたい人に特におすすめの3Dプリンターです。
低価格で購入できるおすすめの3Dプリンター3:UP Plus2
価格(税込) | ¥150,4800 |
造形マテリアル | ABS、PLA |
最大造形サイズ | 140×140×130 mm |
積層ピッチ | 0.15 〜 0.4 mm |
UP Plus2は、シンプルかつ軽量なデスクトップ型の3Dプリンターです。
独自の生成方式でサポート部材の取り外しがしやすく、3Dプリンター初心者でも扱いやすい機械となっています。
造形エリアがオープンなタイプ(囲われていないタイプ)なので、造形時の環境には注意が必要です。気になる方は別売りのUP Plus2専用ケースを使用すれば問題ありません。
少し予算をプラスして業務用にレベルアップ
業務用3Dプリンターのクオリティは家庭向け商品の比ではありません。
しかしその分、100万円の大台を超えるものがほとんどです。(中には1,000万円を超えてしまうものもあります!)
けれど精密機械である以上、値が張る理由もわかります。
でも予算はできるだけ抑えたい…!というわけでここからは、業務でも活躍している低価格の3Dプリンターを2つ紹介したいと思います!
低価格で購入できるおすすめの3Dプリンター4:Form3+
価格(税込) | ¥754,600 |
造形マテリアル | スタンダードレジン、ドラフトレジン、タフ2000レジン、タフ1500レジン、デュラブルレジン、 フレキシブル80Aレジン、エラスティック50Aレジン、グレープロレジン、リジッド4000レジン、 リジッド10Kレジン、ハイテンプレジン、キャスタブルワックスレジン、キャスタブルワックス40レジン、ESDレジン |
最大造形サイズ | 145×145×185 mm |
積層ピッチ | 25-300μm |
Form3+はLFS(Low Force Stereolithography)テクノロジーを導入した、革新的な光造形3Dプリンターです。
新構造のレーザーユニット(LPU)とレジンタンクによって実現したLFS方式により、高いレベルでの再現性と安定性を実現。
素早く確実に精巧な造形モデルを手に取ることができます。
低価格で購入できるおすすめの3Dプリンター5:Raise3D Pro3(デュアルヘッド)
価格(税込) | ¥902,000 |
造形マテリアル | T-PLA/T-ABS/PETG/PTG/Polyflex/カーボン/木質/etc |
最大造形サイズ | 255W×300D×300H mm |
積層ピッチ | 0.01〜0.65mm(0.4mmノズルは0.05〜0.3mmが推奨) |
Raise3D Pro3は可動式デュアルヘッドを搭載した3Dプリンターです。
信頼性とユーザビリティ性そのままに、扱いやすさを大幅に向上したProシリーズの最高峰となる最新機種です。
豊富なフィラメントに対応しており、別売りのタングステン強化ノズルを使用することで、強度の高い炭素繊維入りのフィラメントに対応できるようになります。
低価格で3DCADを学ぶ方法
「3DCADセミナーを低価格で学びたい。」こんな悩みはありませんか。
お金をあまりかけずに、3DCADを使えるようになりたいですよね。
ここでは3DCADを低価格で学習できるセミナーや動画を紹介します。
セミナーで学ぶ
SOLIDWORKSセミナー
SOLIDWORKSセミナーは、オンラインで受講したい人におすすめです。
ネット上でセミナーを受講できるため、自宅や職場などの好きな場所で学習できます。
また、体験型と聴講型のセミナーがあるため、座学で知識を身に着けながら実践的な問題に挑戦できて、スキルアップできます。
講義・課題・解説付きのSOLIDWORKSセミナーは、税込52,800円です。
また最短学習を希望するなら速習コースもあります。
学習内容はそのままで、課題と解説を省いた2日間の講習になります。価格は税込41,800円~です。
2DCADから3DCADへ移行したい人や3D設計で建築したい人に、低価格なSolidWorksセミナーをおすすめします。
Autodesk Fusionセミナー講習
Autodesk Fusionセミナー講習は、なんと3DCADを触ったことなくても参加できます。
また、1コースを2日間だけでマスターできるため、短期集中で3DCADスキルを上げたい人におすすめです。
Autodesk Fusionセミナー講習は税込41,800円~で、東京・名古屋・大阪のセミナー会場で学習できます。
セミナー中にわからないことがあっても講師に直接聞けるので、3DCADスキルを無駄なく身につけられます。
これから3DCADを始める人に、低価格でおすすめなセミナーです。
動画で学ぶ
無料のYouTube動画でも3DCADを学べます。
ここではおすすめの動画を3つ紹介します。
3D CAD講座 第01回 「CADとは」
1つ目は『3D CAD講座 第01回 「CADとは」 』で、3DCADの概要を学べます。
SOLIDWORKS 使い方・チュートリアル # 01【機械設計会社が教える|作って覚える】
2つ目は『SOLIDWORKS 使い方・チュートリアル # 01【機械設計会社が教える|作って覚える】』でSolidWorksの使い方をすぐに学習できます。
【入門・初心者向け】これからFusion360をはじめる人へ~コップをつくってみよう!
3つ目の『【入門・初心者向け】これからFusion360をはじめる人へ~コップをつくってみよう! 』は、入門者向けのFusion360の使い方講座です。
これらの動画を参考にして基礎知識を得るのも、無料でできるのでおすすめです。
まとめ
搭載されている機能に対し低価格で購入できる、おすすめの3Dプリンターを紹介しました。
3Dプリンターを始めるときは、まずは低価格のものから購入してみて、徐々にグレードをあげていくことをおすすめしています。
今回紹介した3Dプリンターは初心者にも扱いやすいものが多く、3Dプリンターデビューにも良いと思います!
もちろん紹介したもの以外にも、低価格の3Dプリンターは続々と発表されています。
機能などを比べながら選定に役立ててもらえたら嬉しいです。
また、3Dプリンターのデータ作成におすすめな高機能なクラウド3DCAD「Fusion 360」もご紹介させていただきました。
高機能なクラウド3DCAD Fusion 360の仕様方法や技術が学べる「Autodesk Fusionセミナー講習」も、ぜひ検討してみてください!
3Dプリンターを買うならFabmart(ファブマート)がおすすめ!
キャド研と同じ運営の専門店だから安心してお買い物していただけます。
最後までお読みいただきありがとうございました。