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イジュのレンダリングで作るグラフィックの作り方♪Fusion360ハロウィンCGレンダリングコンテスト編


アメリカ オハイオ州からこんにちはシンシナティ大学に留学中のイジュです!
最近の大きなイベントと言えばハロウィンでしたね。アメリカにいてもTwitterは渋谷のハロウィン大混乱ツイートだらけ、トラックをひっくり返すニュースがアメリカまでも届いていました。
ごく少数の人のために悪い部分だけが切り取られて若者というくくりで私も認識されるのは残念です。ゴミ拾いをしたり、節度をもって楽しんでいる人もいるのでハロウィンイベントを中止するのではなく打開策や妥協点を見つけたいですね。
実はそれを考えるのもデザイナーの仕事の一部だったりします^^

Fusion360ハロウィンCGレンダリングコンテストとは

さて、そんな私は渋谷に行かずに何をしていたかというとFusion360ハロウィンCGレンダリングコンテストに参加していました!!!! このコンテストはFusion360のCADソフトを使い、与えられた素材を配置してレンダリングする!というコンテストです。
自作もOK(CGレンダリング: CGデータをリアルな画像や動画に見せること)Fusion360はモデリングからレンダリングまでシームレスに作業ができるのでFusionならではのコンテストですね
^^

ハロウィンの素材

私もハロウィンに向けて作品を作りました!

作品紹介

これ全部Fusion360のレンダリングです。テーマは「おばけ達の学芸会」だいぶかわいい感じになりました笑
某テーマパークのショーのポスターってこんな感じですよね笑 学芸会のチラシ用におばけ達が撮影をしている様子を作ってみました。
こだわったところはやはり照明!学芸会っぽくいかにスポットライトを当てるか、いや当てすぎても色が飛んでしまう。。。とか試行錯誤して80回以上レンダリングしました。レンダリングしすぎてクラウドレンダのありがたみを感じました。
同時進行でレンダできるの最強!!! ではどうやってレンダリングしたかを載せていきます。

レンダリングの仕方、コツ

まず重視するポイントを決めます。今回は
・背景をグラデーションっぽくする
・中央にスポットライトがあたるようにする
・どのオブジェクトも存在感を出す

この三つに絞ってやっていきました。
まずこの照明の数、前方に5つ照明を設置しています。下の4つは中心のピンクのおばけにあてつつ光が一点集中しないように照明の強さを抑えます。上方に設置された光はピンクのおばけ一点集中でピカーーーーと当てていきます。
最後に照明の色を赤にします。あとは角度を調整あるのみ。背景に光が集中しすぎないように角度を調節していきます。


それがこちらです。これでも十分綺麗ですが、霞んでいるオブジェクトがあるのと、学芸会にしては少し暗いですね。。。私も暗い問題で2日くらい悩んで悩んでハロウィン前はレンダリングの鬼と化しました。


そこで発見したちょっとした工夫!これが今回声を大にして言いたいポイント!こうもりが光が当たらず霞がちになってしまうのでコウモリの後ろにも実は照明を仕込みました。
こうすると照明が背景に反射することでこうもりの輪郭をぼやっと出すことができました。ほんと快挙


そして、悩んだ結果なんと暴挙に出ました。前方照明5個と背景全部照明にしちゃえば正面の色は飛ばずに明るくできるんじゃない?って。以外とやってみるもんでこれが大当たり!ばっちり学芸会風な照明ができあがりました!!!!!!!
この時レンダリングが産声をあげた気がした。

小さいパーツまでこだわったから愛着わきすぎて我が子のように感じてしまうので写真沢山のせますね。どうぞ見てください

今回学んだこと

・存在感が薄いオブジェクトには後ろに照明を仕込む
・画面外の後ろから強い光を当てるのは意外と有効
・作っているうちに作品が可愛くなってしまう

次はクリスマスですね!アメリカのクリスマスは日本より本格的そう♪

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