こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、造形代行に留まらず、デザイン・設計までアドバイスする「DfAM&3D造形サービス」をご紹介します。
株式会社Booleanは、3Dプリンターのポテンシャルを最大限に引き出すためのデザイン・設計から造形までを企業が手軽に試せるサービスを提供開始しました。
3Dプリント造形を外注する際の問題点
既に世の中には、3Dプリンターを用いた造形サービスは多く存在し、インターネットを介して造形を依頼することは簡単にできるようになっています。
一方で、産業用途でこのようなサービスを利用しようとした場合、3Dプリンター自体や素材の特性、そのためのデザイン手法を発注者が理解できていないケースが多いため、
3Dプリンターの持つポテンシャルを最大限に発揮できていなかったり、そもそも造形したものの精度や強度が実用用途に耐えないといった問題点が浮上しています。
「DfAM&3D造形サービス」に期待できること
3Dプリンターの持つポテンシャルとは、造形物が達成すべき目的を今までの加工技術とは別の発想でデザイン・設計することで達成できる可能性が広がる点です。
例えば、既存の部品を3Dプリンターの能力を最大限引き出して行った場合のデザイン・設計の事例は以下(左が一般的なデザイン・右が3Dプリンターならではのデザイン)のようになります。
3Dプリンターの特徴として、柔軟な造形、事前にコンピューターによる強度計算などがありますが、それらの特徴を最大限活用することで上図のようなデザインや設計が可能になり、且つ同程度の強度を保ちながら80%以上の軽量化を実現することができます。
本来であれば、上記のような、DfAM(Design for Additive Manufacturing)といったデザイン・設計を対象物に事前に施すことが、3Dプリンターの持つ能力とビジネス上のメリットを最大化することになりますが、現状では多くの場合このプロセスが抜け落ちたまま3Dプリンターに既存のデザイン・設計が適用されているのが現実です。
Booleanは多くの企業に、このDfAMの価値をお伝えするべく、お客様の造形物の用途や目的のヒアリングから実際の造形までを10万円~という低価格で依頼できるサービスを提供開始します。
サービス詳細:http://bit.ly/2IU1Y2k
3Dプリンターの能力を最大限に引き出すデザイン・設計から造形までを手軽に依頼できるBooleanの「DfAM&3D造形サービス」に注目です!