こんにちは!キャド研です。
本日は、AutoCAD LTの販売終了にあたり、ユーザー別対応方法をご紹介します!
新しい製品構成の変更点
AutoCADシリーズの製品構成が2021年5月7日から変更されました。
実質値下げでお買い得になったのですが、製品名や構成が変わって混乱しやすいので、既存ユーザーさん別に整理しました。
AutoCAD LT及びAutoCAD LT with Cals Tools
新規は販売終了します。
更新はAutoCAD LTが59,000円/年(税抜)、AutoCAD LT with Cals Toolsが75,000円/年(税抜)で継続します。
AutoCAD including Specialized Toolsets
名称が「AutoCAD Plus」に変更されますが、内容に変更点はありません。
更新も190,000円/年(税抜)で継続します。
新設された「AutoCAD」
以前までAutoCAD including Specialized Toolsetsに含まれていたAutoCADが単体で販売開始されました。
価格もAutoCAD LTと同等の71,500円/年となります。
つまり、AutoCAD LTの価格で新たに「パラメトリック機能」、「CAD標準仕様」や「モデリング機能」などが使用できます!
既存AutoCAD LTユーザー様
AutoCAD LTの更新59,000円/年(税抜)に少しの追加料金で、新たな「AutoCAD」が手に入ります。
初年65,000円/年(税抜)、2年目以降62,000円/年(税抜)
この年間3,000円の差額で「パラメトリック機能」、「CAD標準仕様」や「モデリング機能」が使用できるので、大変お買い得です!
既存AutoCAD LT with Cals Toolsユーザー様
CALS Tools(SXF変換ツール)は、新しい AutoCAD の特典として Autodesk App Store より無償でダウンロードいただけます。
つまり、75,000円/年(税抜)で更新するよりも、新たな「AutoCAD」を購入する方が、安くて機能が増えます。
これは切り替えない理由が無いですね!
既存AutoCAD including Specialized Toolsetsユーザー様
名称が「AutoCAD Plus」に変更されますが、内容・価格に変更はありません。
今まで通り「Mechanical ツールセット」や「Raster Design ツールセット」などを使用して業務の効率化を進めていただけます。
ソフトウェアを切り替える場合
移行プランなどは用意されていませんので、新たな「AutoCAD」、「AutoCAD Plus」に切り替える場合は全て新規購入になります。
そのため、既存のライセンスは終了日まで継続されるのでご注意下さい。
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AutoCADのコマンドをただなぞるようなセミナー形式ではなく実践形式に近いため、すぐに業務に活かすことができます。
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AutoCAD基礎セミナーでは、目的や習得度に合わせてピンポイントで学ぶことができるので、初心者からある程度のスキルを持つ人まで、すべてのAutoCADを使う人におすすめです。
AutoCADの特徴であるコマンド入力は複雑で種類も多いので、セミナーでしっかりと学ぶことでAutoCADの真価を発揮することができるようになるでしょう。
他社ソフトとの機能比較
最後に、AutoCADと他社ソフトの機能をそれぞれ比較しました。
AutoCAD | BricsCAD Pro | IJCAD Pro | |
---|---|---|---|
ダイナミックブロック | 〇 | △ (編集のみ) |
〇 |
クラウド接続 | 〇 | 〇 | × |
LISP, VBA, BRX(ARX)& .NET | 〇 | 〇 | 〇 |
DWF 2Dと3Dへのエクスポート | 〇 | 〇 | × |
サードパーティ製アプリケーションへのアクセス | 〇 | 〇 | × |
3Dダイレクトモデリング | 〇 | 〇 | 〇 |
レンダリング、素材およびライティング | 〇 | 〇 | × |
フリーフォーム 3Dモデリング | 〇 | 〇 | × |
パラメトリック機能 | 〇 | 〇 | × |
価格(税抜) | 65,000円/年 | 79,200円/年 | 100,000円/永久 |
まとめ
今回は、AutoCAD LTの販売終了に対する、ユーザー別対応方法をご紹介してきました。
最後に、ビズロードが開催しているAutoCAD基礎セミナーという、AutoCADの基礎を学ぶことができるセミナーも紹介させていただきました。
是非セミナー講座をうまく活用して、新しいAutoCADをマスターしてみてはいかがでしょうか。
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