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CADMACとは?ネスティングソフトの基礎知識も解説

CADMACとは?と思っていませんか?
今回はCADMACをより理解してもらうべく、ネスティングソフトの基礎知識から紹介していきます。

そもそもネスティングとは?

ネスティングとは、木や金属の板から切断機を使って切り出すために、CADを使って板に部品を並べる作業のことです。ちなみに、自動ネスティングとも呼ばれます。この技術は以下のような要素に使われます。

  • レーザー切断
  • ウォータージェット切断
  • プラズマ切断
  • ガス切断

説明だけではわかりにくいと思いますので、何に使うのかを説明しておきましょう。

例えば、木片や鉄片があったとします。そんな木の板や鉄板を高価なものであれば、少しでも無駄にせず、効率よく使いたいものです。つまり、この基板からたくさんのパーツを作ることができれば、それだけで満足できるはず。一昔前は、テンプレートなどでパーツの形を作り、そのテンプレートを板の上に置いて、どうやってカットするか悩んでいました。しかし、この作業は時間がかかりすぎて効率が悪いため、CADを使ったネスティングが導入されました。

最近では、このネスティングを自動で高精度に行えるソフトが増えてきました。中でも、この自動ネスティングソフトは、高性能と高機能を兼ね備えており、世界的にも高い評価を得ています。コスト削減や効率化など多くのメリットがあり、工場や会社の経営には欠かせません。後述するCADMACもそんなソフトの一つですね。

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自動ネスティングの簡単な流れ

自動ネスティングとは、コンピュータが自動的にネスティングを行うことです。自動ネスティングの簡単な流れは以下の通りです。

  1. CADシステムでサイズ、厚さ、枚数を設定します。
  2. パーツの形状と枚数を設定します。
  3. 自動ネスティングを実行
    1. このネスティング作業が自動ネスティングです。

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      実行すれば、このように、たくさんのパーツを自動的に並べることができます。とても便利であり、1枚の基板から多くの部品を得ることができます。

      歩留まり(歩留まり率)とは

      ちなみに、巣材の有効利用の指標として「歩留まり」という言葉がよく使われます。

      歩留まりとは、基板をどれだけ使い切ったかを示す指標です。歩留まり率が95%であれば、ほとんどの材料が効率よく使われていて、無駄がほとんどないということになります。歩留まりが50%だとすると、半分が捨てられていることになります。一般的に、凹凸のあるパーツや不定形のパーツをたくさん取ると、歩留まりが悪くなる傾向があります。

      貴重な素材を扱う業者は、歩留まり率を非常に気にします。近年では、高い歩留まりを実現するための最新のネスティングソフトが普及しています。

      歩留まりを改善できる最新のネスティングソフト

      ネスティングソフトで対応可能な周辺機器は?

      現在、ネスティングには自動ネスティングソフトが欠かせませんが、機械の互換性や歩留まりと同じように、ネスティングソフトの操作性にこだわる企業も少なくありません。高性能なCAD/CAMネスティングソフトにより、1台のCAD/CAMで様々な周辺機器を操作することができます。この集中管理により、生産性が大幅に向上します。

      使用できる機械は以下の通りです。

      • レーザー切断
      • ウォータージェット
      • ルーター加工
      • 面取り
      • せん断
      • プラズマ切断
      • エアー切断
      • 穴あけ
      • プレスブレーキ
      • ブランキング
      • ナイフカット
      • タレットパンチ
      • マーキング
      • 複合機

      このようにいろいろと種類がありますので、ネスティングを導入する際には、ソフトウェアとCAD/CAM機器の互換性を必ず確認してください。

      さらに詳しいネスティングの解説を見る

      自動ネスティングができる推奨ソフト「CADMAC」

      前置きが長くなりましたが、自動ネスティングができる推奨ソフトである「CADMAC」について紹介します。

      「CADMAC」は様々な加工機メーカーに対応したユニバーサルCAD/CAMです。板金専用に開発されたCAD/CAMなので使いやすく、日本の “ものづくり “を意識した、複数の開発機能を搭載しています。2D、3D、アセンブリの外部データ取り込みに対応しており、工場内ネットワークへの導入が容易です。そんな「CADMAC」ですがいくつかグレードがあり、特徴や機能が違います。それらについて詳しく紹介しましょう。

      「CADMAC」スペックA:ハイエンドな仕様と最新技術を搭載

      これまでにないCADMACであり、最新の技術で実現した最高峰のモデルです。CADMACの機能をフルに活用したいユーザーや上級者におすすめです。以下の機能を搭載しています。

      • 新規の部品データや過去に作成した部品データを使ってアセンブリを設計できる
      • 3Dモデルの変形により、部品間の衝突・干渉を確認することができる
      • 3Dモデルの変形で部品同士の衝突を確認できる
      • 3Dデータの自動一括展開ができる

      「CADMAC」スペックB:板金CAD/CAM標準仕様

      板金専用のCAD/CAMの継続的な開発ノウハウと、これまでのニーズを取り入れたソフトです。メイド・イン・ジャパンで完成したCADMACシリーズのコアモデルといえます。共同開発機能により、難しい部品も簡単に扱えます。特徴は以下の通りです。

      • 3Dビューによる3D展開ができる
      • 3D形状を直接編集できるモデル変形機能がある
      • 様々なパターンに対応した豊富な3D開発ツールがある
      • 簡単・迅速に図面を展開できる2D展開機能がある
      • 「スペックA」へのアップグレードが可能

      「CADMAC」スペックC:シンプルさと高機能を兼ね備えた仕様

      CADMACシリーズ最も浅いエントリーモデルです。基本的な機能から最新の技術まで、十分な機能を備えています。シンプルな2DベースのCADに加え、「描画ツール」と「各種開発ツール」を搭載しています。その他の特徴は以下の通りです。

      • 作成した展開図を3D表示で確認できる
      • 様々な処理装置に対応する柔軟なCAMが搭載
      • 板金図面の管理など、信頼性の高いファイル管理システムになっている
      • スペックAからBへのアップグレードが可能

      「CADMAC」シリーズの推奨環境は?

      「CADMAC」シリーズの推奨環境は以下の通りです。

      • OS:Windows XP Professional Service Pack 3以上
      • CPU:Intel Pentium 4(ペンティアム・フォー)以上
      • メモリー(RAM):1GB以上
      • ハードディスク(HDD):80GB以上
      • グラフィックボード:NVIDIAR GeForce 8500 以上
      • ディスプレイ:横1,280ピクセル以上 縦1,024ピクセル 以上の解像度
      • ドライブ:CD-ROM光学ドライブ (インストール時必要)
      • その他:USB1.1/2.0(プロテクトユニット接続に必要)

      見ての通り、求められるスペックはかなり低いです。10,000円以下で買えるノートパソコンでも満たせられる推奨環境なので、今手に入るパソコンであれば、どのパソコンでも導入できると思って大丈夫でしょう。高いスペックを求められないのは導入のハードルが下がるので嬉しいポイントですね。

      まとめ

      今回はCADMACをより理解してもらうべく、ネスティングソフトの基礎知識から紹介していきました。CADMACに関する知識がより深まったと思います。CADMACを検討している方はぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

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