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製造業のオススメバーチャル展示会を3つ紹介します

IT化の波は身近な生活を始め、さまざまな分野で押し寄せていますが、実は近年最もダイナミックな波が押し寄せているのは製造業なのです。製造業は一見アナログなイメージがありますが、産業革命と同じく新しい技術はまず製造業に投下されます。
特にIOT分野の活用は製造工程のエラー検知、環境の変化を察知することで掴む故障の予兆などたくさんの場面で見ることができます。
この記事では、ITソリューションと親和性の高い製造業のバーチャル展示会について詳しく見ていきます。ITソリューションをご検討の方は、参考にどうぞ。

製造業のバーチャル展示会で体感できること

製造業のバーチャル展示会では、主にIOTの技術がメインで扱われることが多く、トータル管理としてネットワークや異常検知のアルゴリズムとして、機械学習などのAI、ディープラーニングを活かしたソリューションも展示されます。
人が行っている作業から順次IT化を進め、最終的にはスマートファクトリー化を目指していきます。工場のIT化については、大手企業のIT関連会社が各社それぞれソリューションを提案しており、各分野のIT化の中でも製造業は最も巨大な市場です。

製造業向けバーチャル展示会まとめ

製造業向けのバーチャル展示会をピックアップしてみました。製造業向けのバーチャル展示会は多く開催されており、製造業向けITソリューションの活況を表しています。

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会

  • AI、IOT、RPA、3Dプリンター、5Gなどの技術を活用した製品情報を展示
  • 来場者どうしの情報交換の場としても有効
  • リアル同様に訪問者が歩くスタイルなので、視覚的訴求がしやすい
  • チャットやズームでのリアルタイム商談ができる

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会では、製造業のソリューションで活躍するAI、IOT、CAD、RPAなどのIT技術を中心に先端技術が活用されたサービス、製品が展示されています。製造業ITの現在を知ることができるバーチャル展示会です。
訪問者がキーボード操作で会場を歩き回るスタイルの展示会となっており、出展側は特色のあるブース設営を行うことで、視覚的要素の訴求を行うことができます。また、リアルタイムで来場している方に話しかけて情報交換をすることも。
出展側と訪問者側にそれぞれメリットがあるバーチャル展示会です。

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会

関連記事:日本初!デジタルの世界にリアルな展示会を丸ごと完全再現。「設計製造・AI・IOT・DX バーチャルオンライン展示会2020 冬」が 12月10日より開催決定!

VirtualEXPO ものづくり

  • いつでも、どこでも参加できる製造業向けバーチャル展示会
  • 2020年で18回目の開催
  • メカ設計、スマートファクトリー、AIに関しての講演、最新情報をお届け
  • ライブセッションや講演の内容が充実している

VirtualEXPO ものづくりはITmediaが運営している製造業向けのバーチャル展示会で、2020年で18回目の開催を迎えています。
ここ最近、バーチャル展示会が急に注目され始めていますが、VirtualEXPO ものづくりはいつでも、どこでも参加できるをモットーに開催を重ねてきました。製造業に向けてという特化したバーチャル展示会であることが、関係者にとって欠かせないものとなっています。
ITmediaが運営するVirtualEXPO全般に言えるこですが、ライブセッションや講演会の内容一見の価値があるものばかりです。スポンサーに有名企業が多いこともあって、取り上げられる最先端技術の講演は情報収集の場としても最適です。

メンテナンス、レジリエンスバーチャル展示会

  • IOT、RPA、AI関連の自動化、省人化の展示
  • 工場の安全、衛生についての展示もある
  • 工場の実務に役立つ内容も多く扱われている

メンテナンス、レジリエンスバーチャル展示会は、一般社団法人日本能率協会という団体が主催する製造業向けのバーチャル展示会です。
日本能率協会は、企業に対して人材育成など色々な支援を行っており、製造業支援の一環としてものづくりポータルサイトを運営しています。メンテナンス、レジリエンスバーチャル展示会は、製造業支援の施策の一つです。
IT関連の展示が多くを占めていますが、このバーチャル展示会は工場ならではの安全、衛生に関する展示も行っています。工場の実務の中で最も重要なものは安全に関する事なので、より実務に役立つバーチャル展示会ということができます。

製造業におけるITソリューションの事例

一般的な製造業の課題として以下の点が挙げられます。

  • 経営や生産状況の見える化
  • 人材不足
  • 生産性の向上
  • 生産から物流まで、無駄のない連携

中小規模の工場では慢性的にこれらの課題に晒されてきましたが、これらの課題をITソリューションによって解決できる時代となりました。

業務の高度化と生産性の向上が実現可能に

生産計画の立案から、きめ細かな工程計画の対応まで、ITシステムを活用することでより適切な管理ができるようになりました。
営業部門と製造部門の商品フィードバックなどの連携や、在庫の数に応じて、自動的に生産計画が提案されるなど、スムーズさと無駄の削減が実現されます。
余剰在庫や欠品の発生を未然に防止することができますので、無駄な管理費用や機会損失にも対応できるようになり、経費削減が実現できるでしょう。

生産から物流までの最適化

工場運営の中で、製造以外に大事な項目として物流管理があります。原材料の払い出しや製品の出荷で計算上の在庫と実際の在庫のズレが発生し、結果的に原価計算がおおまかになってしまうことになりがちです。
入出荷検品システムを導入することでこのようなズレは解消され、月ごとの原価計算の誤差を少なくすることができます。
原価計算の精度が低いと、健全な運営をしているとは言えません。ITソリューションを活用して精度向上を目指すのは賢明な判断ということができます。

ITとFAの連携で見える化の実現

リアルタイムで生産状況を把握できることや、製造ラインの状況を監視できることは工場の運営にとって重要なポイントです。
IT化以前は、製造日報などから後日バッチで生産状況を入力していましたが生産機械と工程管理、生産管理システムと連携することで、ダイレクトに生産状況を把握することができるようになりました。
IOTを活用した製造ラインの監視や状況把握も、これからの工場運営に活かしたいIT技術です。IOT技術は製造KPIや機械の予防保全など、また、製造データのデジタル化により生産性向上や人員不足解消にもつながります。

IoTとは?誰でも簡単にわかるIoTの仕組みと活用事例

ITソリューションの現在とこれからを知ることができる

バーチャル展示会はITの現在とこれからを知ることができる、とても有益な場所です。様々な分野でIT化が進んでいますが、その中でも製造業は巨大市場となっており、ITソリューションを提供する大手企業がこぞって、商品を提案しています。
製造業に求められるITソリューションは、見える化、生産、工程管理のシームレスな連携、生産性の向上です。バーチャル展示会でITソリューションを検討する場合は、この3点に注目するとよいでしょう。
また、バーチャル展示会では各分野の第一人者による講演が、とても充実しており恰好の情報収集の場となります。展示と併せてよさそうな講演があるか、チェックしておくことをおすすめします。
時間と場所の制約がない点が、バーチャル展示会の魅力です。積極的に参加して自分の知識を最新の情報にアップデートし続けていくようにしましょう。

 

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