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アーキキャドとは?建築に特化したCADソフトを徹底解説

キャド研

「アーキキャド」という名前は聞いたことありますか?現在、家・スマートフォン・車など身の回りのほとんどのものはCADソフトウェアで設計された図面をもとに制作されています。
今回紹介する「アーキキャド」はその中でも建築に特化した建築CADソフトウェアになります。
今回は「アーキキャド」の初心者の方、建築CADに興味のある方にも分かりやすく説明していきます。

アーキキャドとは?

ARCHICADの概要

ARCHICAD(アーキキャド)はハンガリー企業のグラフィソフト社が開発した建築・建設業界の為のCADソフトウェアです。
建築・建設業界ではBIM(ビム)というワークフローが採用されています。
BIMとは、「Building Information Modeling」の略で、設計した図面で使う建材・資材・大きさ・数量・価格といった情報をすべて管理できる仕組みのことです。
このBIMより仕事の効率や設計スピードの向上が期待できます。
ARCHICADはそのBIMを世界で一番早く取り入れた建築CADソフトウェアです。
1984年から開発され続けている長年のノウハウを持つソフトウェアでもあります。
さらに、世界中のデザイナーにも愛され100万を超えるプロジェクトで使用された実績や、建築・建設業界のソフトウェア部門において数々の世界的な賞を受賞しています。

ARCHICADの価格について

2020年現在、グラフィソフト社ではARCHICAD23というソフトウェアが最新版としてリリースされていますが、本体価格は840,000円(税抜)です。
ネットワークサービスを利用する場合は2ライセンス以上が必要となります。
このソフトウェアは他社の方や複数人と共有しながら作成する事ができる機能が搭載されていますが、共同で使用する必要のない単体で作業する方向けのソフトウェアとして、ARCHICAD23Soloというものがあります。
こちらは本体価格345,000円(税抜)。
その他別料金で、常に最新版が利用できるプランも用意されています。
一方、ARCHICADの教育版のシステムは従来より建築学を学ぶ生徒の為に無料でシステムを提供しています。
無料ですが、機能は商用版と全く同じもので用意されています。
グラフィソフト社の公式サイトにてダウンロードする事が可能です。

アーキキャドの特徴

ARCHICADの機能

ARCHICADは、パソコン上で二次元、三次元図面の作成ができます。
そして三次元で設計したものを、二次元の図面で切り出して平面図を作成することもできます。
平面、立面、断面、三次元のどこからでも編集でき、より細かい素材や設計の内容の設定をしたいときでも、建築物の一部を拡大して詳細を書き込むことも可能です。
さらにその情報がすべての図面において反映される仕組みとなっています。
開発当初からBIMを搭載したソフトである為、長年に渡って蓄積されたノウハウとソフトウェア技術により、BIMのために最適化している強みがあります。

操作のしやすさ

ARCHICADは直観的な操作で図面を作成できるという定評があります。
わかりやすいアイコンを使用しており、感覚的に操作する事ができるので短期間で基本的な操作を習得することが可能です。
また、BIMにより建材や資材等の全ての詳細が保存される為、設計者は図面の整合性を気にすることなく建物のデザインに集中することができます。
さらに、設計の自然な流れに沿ってプロジェクトを進めることができる為、建築・建設プロセスの初期段階から施工・維持管理まで、意匠設計者と構造設計者の間でより効率的に業務を進める事ができます。

他のシステムや媒体との共有、連携ができる

まずARCHICADはWindowsでもmacOSにも対応しているため、現在自分が使用しているパソコンの慣れた環境下で操作ができます。
また、作成した図面はiPadや、他のソフトウェアとの連携もできる為、クライアントへのプレゼンテーションや、制作チーム内での共有において役に立ちます。
一緒に見るだけでなく編集も一緒に作業が可能なため、業務効率をさらに向上することができます。
さらに、グラフィソフト社は「OPEN BIM」という建物の設計・施工・運用に関わる関係者の間で自由に共有ができる仕組みを作っており、他のソフトウェアのメリットを生かしながらプロジェクトを進める事が可能です。
全てのソフトウェアにおいてARCHICADの情報を共有できるため、各関係者の中で透明性のあるワークフローを実現する事もできるでしょう。

アーキキャドでできる事

デザイン性を追求した建築物を作成できる

ARCHICADを使えば、設計する中で自動的に複雑な要素の変更もできる為、精度と品質を損なう事なくデザイン性を追求した建築物の作成ができます。
より自由な発想で建築を実現できるので、設計者は頭の中にある構想を、クライアントの要望を聞きつつ、なおかつ建築基準法に照らして問題ない建築物を設計していく事が可能です。
実際に日本では、デザイン性のあるアトリエの設計を始め、保育園や病院など様々な建築物の制作においてARCHICADが採用されています。

クライアントへのプレゼンテーションの精度を上げる事ができる

ARCHICADで設計した図面はiPadで共有可能なため、実際に建築物の様子をクライアントに立体的に見せながらプレゼンテーションをすることができます。
例えばマイホームを建設予定の方に、希望に合わせて壁や床の色を変化させた案や、屋根の形状を選択する際に実際に視覚的にアプローチをする事ができ、よりクライアントの理想に寄り添った家を設計する事ができます。
また建物の基礎部分の柱も見せる事ができる為、耐震構造についての説明も可能です。
さらにVRと連携をすると、建設モデルの図面に没入するといった応用もできる為、クライアントに対して安心感と納得感のある説明ができます。
意思疎通も容易にできるおかげで、打合せ時間を短縮できるというメリットもあります。

複数人で設計図作成ができ、スピード向上ができる

ARCHICADは一つの物件を、複数人でリアルタイムにかつ同時に作業する事が可能です。
変更点は常に作成している図面に反映する事ができるので、社内での協力はもちろん、社外の方とも一緒に作業する事ができます。
この機能があるおかげで、建築物の図面作成スピードの向上ができます。
そして、これは一人ひとりが場所を問わず作成ができる事も大きいメリットです。
実際にARCHICADを取り入れている会社の話によると、2020年の日本での非常事態宣言が発令された中でも自宅にて業務を進める事ができたとのことです。
出勤ができない中でも、家のパソコンで会社と同じように同じ図面を見ながら、尚且つ三密を避けながら打合せを行う事ができたようで、時代のニーズに沿ったソフトウェアでもあります。

もっとアーキキャドを知りたい方

2020年現在、グラフィソフト社の公式ホームページにて、最新版のソフトウェアARCHICAD23についてのプレゼンテーションやスキルアップムービーを見る事ができます。
また、様々なARCHICADについてのトレーニングが提供されており、体験版やデモ版のインストールができたり、初心者から熟練者まで参考にできる書籍も用意されています。
もっと詳しく知りたい方や、本格的にARCHICADを始めたい方には一度公式サイトからダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

アーキキャドについてのまとめ

ARCHICADは世界中の建築会社やデザイナーに使用され、様々な建築物設計にも貢献しているソフトウェアです。
1984年から開発され続け、そのたびに建築法に基づきつつより自由な発想を表現する手助けになるべく成長しているソフトウェアでもあります。
設計の仕事をしている方、建築業に興味がある方、建築業を学んでいる学生の方、一度体験版から利用してみてはいかがでしょうか?

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