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法人向けのCADランキング!事業で使うならこのCADソフトにしよう

CADは建築や土木関係で欠かせないソフトウェアです。
3Dプリンタの発達により普及度が高まり、法人だけでなく個人でもCADを使用する人が増えてきました。
この記事ではCADを活用する場面や活用方法、さらに法人向けCADと個人向けCADの違い、さらに法人向けCADでおすすめのソフトウェアなどをまとめています。
これからCADを活用して様々な業務を行いたいと考えている人はぜひ参考にして下さい。

CADとはどんなツールか

CADとは「Computer Aided Design」の略で、コンピューターを使用して作業ができる設計支援ツールのことです。
通常手書きで図面を書く時はドラフターという製図専用の台を使用しますが、CADのソフトウェアを使用するとドラフターで書かれた図面を電子に置き換えてコンピューターに表示・操作することが可能になり効率アップにつながります。
CADは建築をはじめとする多くの業界で重宝され、特に2Dが主流だった設計の問題を解決するのに活躍しました。
3Dプリンタなどの発展に比例し、CADでも3D処理を取り入れたソフトウェアが開発されています。
3D機能がついたソフトウェアは3DCADと呼ばれ、3Dモデルを作成し、同時に設計をすることが可能です。
従来の2DCADがまだ主流ではありますが、3DCADを取り入れるところも徐々に増加しているようです。

法人向けCADと個人向けCADの相違点

法人向けCADと個人向けCADの大きな違いは機能の多様性です。
法人向けCADは専用性と汎用性に分かれたものがありますが、それぞれ様々な機能を持っていて業務内容に適したものを選ぶことができます。
一方個人向けCADの場合は初心者が使用することを想定したタイプのものが多く、必要最低限の機能のみ搭載したソフトウェアも多く見られます。
しかし機能は少なくても性能は抜群ですので、CADを初めて使用する人や資格を目指す人にとって心強い存在だと言えるでしょう。

また、個人向けCADは無料でダウンロードして使用できるものが多いです。
CADのソフトウェアの大多数はアメリカやフランスなど海外製品が多いのですが、個人向けCADは日本語のチュートリアルにも対応していたり、好きなようにカスタマイズできたりするなど、分かりやすく楽しみながらCAD操作に慣れることができます。
法人向けCADは30日間の無料体験を用意しているソフトウェアもありますが、営利目的などの関係から無料の使用を禁止しているソフトウェアがほとんどです。
しかし必ずしも法人向けCADは有料、個人向けCADは無料と決まっているわけではありません。
法人向けでも教育機関や非営利団体には無料使用を許可しているソフトウェアもあります。

法人向けCADのソフトウェアを選ぶポイントとは?

法人向けCADはいくつか販売されていますが、ここでは選ぶポイントを下記にまとめました。

どのような機能が搭載されているか

法人向けCADソフトウェアを選ぶ時は、どのような機能を持っているかが重要です。
詳細は後ほど述べますが、例えばAutoCADやRevitのように使用用途がまったく異なるソフトウェアもあります。
自分たちの業務にはどのような機能が搭載していれば活用できるかは特に注目したいポイントでしょう。
データ保存もクラウドに共有できるタイプや相互運用できるタイプもありますので、効率化するための機能も確認しましょう。

OSやデータ拡張子に対応しているか

CADソフトウェアを選ぶ時は、自分の使用しているパソコンのOSや、これまで使っていたデータ拡張子に対応しているかもきちんと確認しましょう。
OSが対応していないと、せっかくソフトウェアをダウンロードしても使用することができませんし、データ拡張子が対応していなければファイル保存や開くことができません。
またCADで作成した図面ファイルの拡張子が顧客側に対応していないと先方でファイルを開くことができずに業務に大きな支障をきたしてしまうでしょう。
法人向けCADは基本的にWindowsに対応していますが、Macには対応していないこともあります。
その反面MacでCADを使用している業界も多いため事前確認はとても重要です。

価格はどのくらいか

CADソフトウェアを使用する時は、初期費用や購入する時の価格もきちんと確認しておく必要があります。
CADソフトウェアの価格帯は数百万円する高額なものから無料で使用できるものまで幅広いです。
もちろん高額のソフトウェアは多機能を搭載し高性能ですが、だからと言って手ごろな価格のソフトウェアの性能が悪いということはまったくありません。
ソフトウェアによっては30日間の無料体験や定額料金で使用できるものもあります。
例えば3Dプリンタだけを使用したい場合は手ごろな価格のソフトウェアでも充分ですが、3Dプリンタだけでなく設計図の作成やデータ管理など幅広い業務を行いたい場合は多機能搭載の高額ソフトウェアを導入するなど、業務に応じて使い分けした方がいいでしょう。

おすすめの法人向けCADソフトウェア

法人向けCADソフトウェアはいくつか種類がありますが、ここではその中でも3つのおすすめソフトウェアを紹介します。

Fusion 360

Fusion 360はAutodesk社が提供している高機能の3D処理対応可能なCADソフトウェアです。
3DCAD機能だけでなく2次元図面や解析、アセンブリなどの機能も搭載されています。
Fusion 360は多機能なのに使用価格がリーズナブルなソフトウェアです。
試用期間は3つに分かれていて月額8,800円・1年間71,500円・3年間214,500円のいずれかで使用することができます。
30日間の無料体験版も用意されていますので、購入前に無料体験版で操作を試してみてもいいでしょう。
また法人でも教育機関や非営利団体などは無調体験版終了後も無料で使用できます。
Fusion 360はクラウド上にデータを保存して多くの人と共有ができるところも魅力です。

AutoCAD

AutoCADも同じくAutodesk社から提供されているCADソフトウェアで、2Dと3D両方の図面を作成することができます。
最初のバージョン1.0は1982年に販売されるなど長い歴史を持ち、土木・建築から機械の分野まで幅広く使用されています。
そのため各専門分野のツールセットを使用したり、サードパーティーのアドオンソフトと連携できたりするなど、非常に汎用性と拡張性の高い機能が魅力です。
AutoCADの価格は月額8,800円・1年間71,500円・3年間214,500円となっています。
こちらも30日間の無料体験版を利用することができます。

Revit

RevitもAutodesk社から提供されていますが、こちらはBIM向きのCADソフトウェアです。
BIMとは「Building Information Modeling」の略で、3Dモデルを作成したり設計図を作りだしたりすることができます。
RevitはAutoCADとそれぞれの機能を活かして相互運用をすることも可能で、様々なコラボレーションを行い有効活用できる画期的なソフトです。
Revitの価格は月額53,900円・1年間427,900円・3年間1,283,700円で、30日間無料体験版も利用可能です。

法人向けCADは業務内容に合ったものを選ぼう!

法人向けCADは性能が発達し、どのソフトウェアを導入しても機能面で劣るということはほぼありません。
一方で法人向けCADはそれぞれの業務内容に適したソフトウェアが開発されています。
ソフトウェアを選ぶ時は自分たちが行っている業務内容に適している機能を持ち、なおかつ価格も予算内で使用できるタイプのものを選ぶようにしましょう。

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