Onshapeのアセンブリ方法とは?コツや参考動画も紹介

キャド研

コンピューターを使用して製品の設計をおこなうときに欠かせないのが3DCADですが、従来とは異なったタイプの3DCADソフトも、広く利用されるようになっています。
OnShapeもそのような3DCADの一つで、コンピューターにインストールして使用するタイプのソフトウェアとは、異なる特徴を持っています。
ここではOnShapeの特徴や、OnShapeで利用できるアセンブリ機能について詳しく紹介します。

OnShapeとは

OnShapeとは3DCAD用のソフトウェアで、コンピューター上で各種のモデリングや製品の設計ができます。
OnShapeを製作したのはOnShapeという同名の会社で、会社が設立されたのは2012年のことでした。
OnShapeはアメリカの企業で、マサチューセッツ州のケンブリッジに本社があります。
シンガポールやインドにもオフィスがあり、国際的なソフトウェア会社です。
OnShapeが初めて公開されたのは、会社が設立されてから3年後の2015年のことです。

OnShapeが従来のCADのソフトウェアと大きく異なっているのは、クラウド型のCADソフトウェアであることです。
ユーザーはインターネットを経由してソフトを利用することができ、従来とは異なった方法でモデリングや設計の作業ができるようになりました。
パソコンだけでなく、スマートフォンからも利用することが可能で、AndroidやiPhoneのためのアプリケーションソフトも制作されています。

クラウドで複数の人間と作業できるようになったOnShape

クラウド型のソフトであることを効果的に活用できるのが、複数の人間で設計の作業をおこなう場合です。
従来型のCADソフトウェアでは、個々の作業者が自分のパソコンにインストールされたCADソフトウェアを使用してモデリングなどの作業をおこなってきましたが、この方法では作業の効率が悪くなるというデメリットがありました。
ですがクラウド型のCADソフトウェアであるOnShapeでは、複数の人が同時に同じデザインの作業をおこなうことが可能になっています。
インターネットを介してソフトを利用できるシステムが、このような作業を実現可能にしました。
複数の人間が共同でデザインを編集できるようになったことで、より効率良く設計作業を進めることができるようになっています。
OnShapeを使用することにより、作業者が離れた場所にいる場合でも共同で作業することが可能なために、自宅を仕事場にして働いている技術者にとっても使用しやすいソフトウェアです。
with/afterコロナの時代にあったソフトウェアとも言えますね!

OnShapeのアセンブリのやり方

それでは早速OnShapeでのアセンブリの方法をご紹介します。
OnShapeでは作成した3Dグラフィックにアセンブリができる機能も搭載されています。
アセンブリとは、一つのグラフィックのデータに、別のグラフィックのデータをつなぎ合わせることができる機能のことです。
OnShapeで別々に作成した3Dグラフィックを、アセンブリを使用して、一つのグラフィックにまとめることもできます。
作りたい3Dグラフィックスの細かいパーツをまず作成してから、後でアセンブルの機能を使用して、完成品のグラフィックスにすることも可能です。
効率的に3Dグラフィックスの作成ができる機能です。

OnShapeでアセンブリ機能を使用するためには、まず操作画面の上部にある「Insert parts and assemblies」のタブをクリックします。
タブは画面の左側にあり、下向きの矢印の下に四角い図形が書かれているのが目印です。
タブをクリックすると、呼び出したい画像の一覧が表示されますが、呼び出した画像データは、画面の左側にインスタンスの一覧として表示されます。
インスタンスとは、アセンブリに使用される各構成要素のことで、一つのインスタンスに別のインスタンスをつなぎ合わせることでアセンブリが可能になります。

選択したインスタンスは、作業画面に表示されますが、それぞれのインスタンスは製作された状態のままで画面に表示されます。
この状態では画面上にあるインスタンスは、マウスでドラッグすれば移動することが可能ですが、ほかのインスタンスをアセンブルするときには、ベースとなるインスタンスが動いてしまうと、作業がしにくくなってしまいます。
そのためにベースとなるインスタンスは、ドラッグしても動かないように固定しておく必要があるのですが、画像を固定できるのはFixという機能です。
画面左の一覧に表示されているインスタンスの名前の上でマウスを右クリックすると、メニュー画面を呼び出すことができ、メニューの中からFixを選択して実行します。

ベースとなるインスタンスに別のインスタンスをアセンブリする場合には、インスタンスの形状に合わせて、最適な方法を選ぶことができます。インスタンスの平面同士で接合させたい場合に使用できるのがPlanar mateという機能です。特殊な形状のインスタンスを接合させるのに向いているmateもあり、細長い形状のインスタンスを穴に差し込むときに利用できるmateもあります。インスタンスの形状に合わせてmateの方法を変えるのが、アセンブリをするときのポイントになります。

アセンブリのコツや参考動画など

OnShapeのアセンブリ機能を利用することで、複雑な形状の設計もモデリングしやすくなります。
OnShapeのアセンブリ機能を上手に使用するコツは、アセンブリしやすい形状のパーツを作成して、モデリングをしていくことです。
簡単な形状のものから別々にモデリングしていけば、複雑な設計のものでも時間をかけずにモデリングできますが、
パーツ同士がアセンブリしにくい形状だと上手に組み合わせられない場合もあるので、アセンブリすることを前提にしてモデリングをしていけば組み合わせるときもスムーズにできます。

OnShapeでは”mate”というコマンドを使用して個々のインスタンスをアセンブリしていきますが、このmateというコマンドを上手に使うこともOnShapeでアセンブリをする際のコツになります。
ネットワーク上で共同して作業ができる機能を有効に使用することもOnShapeのアセンブリ機能を有効に使用するコツで、複数の作業者がデザインしたパーツを、別の作業者がアセンブリして、一つのものに組み立てることも可能です。
ネットを通してデータを共有できるOnShapeだからこそ、このような作業も可能になっています。

OnShapeでアセンブリをする方法がわからない人は、インターネットの動画を見て使用する際の参考にすることもできます。
画像なので、文字で読むよりも具体的に操作方法が確認できます。
ネットで見ることができるOnShapeのアセンブリ機能を解説している動画としては、 YouTubeで見ることができる「3DCAD Onshape アセンブリ」という動画があります。

4分程度の短い動画なので、アセンブリの方法が短時間で簡単にわかります。実際のOnshapeの画面を使って、使い方を解説している動画です。

新時代の3DCADであるOnshape

Onshapeは従来のソフトウェアでは不可能だった機能が利用できる最新型の3DCADソフトウェアです。
クラウド型のソフトウェアであることがこのソフトの大きな特徴で、パソコンだけでなくスマートフォンからも利用できます。
アセンブリの機能も利用することができ、複数のパーツをつなげて簡単に一つの画像データをモデリングすることが可能です。
クラウド型なので、ネット上でアセンブリを利用した共同作業もできます。
是非この便利な3DCAD OnShapeで業務や物作りをスムーズに楽しくおこなってください。

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