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株式会社BooleanとNature Architects株式会社、ロボット関連部品製造の変革を目指し業務提携へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日は、製造企業に対して3Dプリンター活用コンサルティングを展開する株式会社Booleanと東大発ベンチャーのNature Architects株式会社の業務提携に関するtopicsです。

株式会社BooleanとNature Architects株式会社は、事業提携を行い、3DプリンティングのAdditive Manufacturingと、Direct Functional Modeling (DFM)を組み合わせたものづくりプロセスを構築する支援を開始します。
Booleanの本拠地である北九州市には、安川電機を初めとし多くのロボット関連企業が存在します。
先ずは、業界内の普遍的課題であるエンドエフェクターの設計・製造自由度の向上、また人協働用ロボットに求められるパーツ軽量化など、様々な課題解決を行います。すでに、DFM + AMを活用した産業用ロボパーツの開発も進行中です。

 

DFM + AMで製作したエンドエフェクターの稼働モデル。ワイヤー1本の引き込みのみで稼働する。

Boolean Inc.について

3Dプリントの為の設計技術、Design for Additive Manufacturing(DfAM)に対する体系的な知見・技術・ネットワークをもとに、製造企業に対して3Dプリンター活用コンサルティングを展開しています。
また各種製造技術、量産管理などに精通したスペシャリストを擁し、試作用途以外の最終製品製造工程への3Dプリンティング適用も得意としています。

 

Nature Architects Inc.について

Nature Architectsは、ユーザーが求める機能要件をダイレクトに実現する設計技術「Direct Functional Modeling (DFM)」を開発する東大発ベンチャーです。
DFMとは、パーツ毎に様々な機能要件が求められるプロダクトを、部材に分けることなく一体でデザインし出力するための設計技術になります。独自に蓄積した構造ライブラリ「CRUST」を活用することで、複雑な造形物に対して直観的に機能を割り当て、その結果を一体の造形物として出力することができます。
DFMの適用範囲は、ロボティクス、自動車、航空宇宙など動きを明示的に扱う最終製品はもとより、レバー、スイッチ、ファン、バネなどの部材も対象となります。Nature Architectsは、新しい製造・加工方法を志向する企業と共同で開発することで、Direct Functional Modelingを活用したプロダクトを世に生み出すことを目指します。

今後の展開

DFM+AMは、製造プロセスに大きな変革をもたらす可能性があり、世界をターゲットに展開しうる技術であると考えています。我々は、今回の事業提携を皮切りに、ユーザビリティの向上・ナレッジの蓄積を行い、迅速な世界展開を目指します。
現在 formnextなどの、世界的な3Dプリンターの展示会への出展も検討中です。

ロボット業界内の製造自由度向上や軽量化の課題解決を促進するDFM+AMの製造プロセスに注目です!

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