【Fusion 360ユーザー紹介】趣味のものづくりの可能性を広げたい! Fusion 360を使ったロボット工作

工場長濵谷

こんにちは濱谷です。
今回は実際にFusion 360ハンズオンセミナーに参加し、趣味の工作にFusion 360を活用している小林さんにお話を聞きました!

自己紹介をお願いします!

まず初めに小林さんのプロフィールを教えてください。

小林さん:電子機器関係の仕事を60歳で退職、趣味の工作を楽しんでいる個人です。
ロボットや車両、紙飛行機などの工作に個人用の3Dプリンターやレーザー加工機を使用して「趣味のものづくり」の可能性を広げたいと考えています。
昨今のMakersブームもあって、3Dプリンター(UP-Box)、レーザー加工機(Podea 01)、CNCルーター(KitMill SR-200)を所有しています。

Fusion 360を使いはじめたきっかけについて

Fusion 360を使いはじめたきっかけは何でしょうか?

小林さん3Dプリンターの購入をきっかけに123DやDesignSparkなどフリーソフトを使って簡単な部材を作っていました。
その後、知人よりFusion 360を教えられて使ってみたところ、機能の豊富さと使いやすさで工作に欠かせないものになりました。

Fusion 360ハンズオンセミナーを受講してみて

小林さんはFusion 360ハンズオンセミナーにご参加くださいました。実際にFusion 360ハンズオンセミナーを受講してみてどうでしたか?

小林さん:小規模事業者の勉強会に特別参加させてもらいましたが、小手先の使い方だけでなくどういう考え方で構成されているかがわかり理解が深まりました。
講師の方の操作はまるで手品師のようで驚きます。

Fusion 360の使い心地、メリット、優位性について

Fusion 360の使用感や、導入して感じたメリットなどを教えてください。

小林さん:これだけの機能をなかなか覚えられないので、わからない時に検索できる情報の多さと正確さが使えるか否かを決めます。
Fusion 360は利用者数が多く、情報を得やすいことが大きな利点だと思います。

フリーでいいのかという気がしますが、まず使ってみるという敷居が下がり、情報が多く広まれば間口も広がる、好循環しているように思います。

技術的な部分では、履歴を追いやすく遡って修正できることや、他のリソースを取り込んで再利用するなど、効率的な部分はすぐに理解できて効果的です。
モーション機能やCAM機能でシミュレーションできることも、無駄な工作を減らし早く正確に工作できるようになりました。

実際にFusion 360で作った作品について

小林さんが実際にFusion 360を用いて作られた作品を見せていただきました。

完成品

小林さん:NASAの火星探査機Curiosityにインスパイアされたもので、安価に入手できる部材で作ってみたものです。
目標は画像認識による自律走行です。
センサーや自動運転・AIの実験などに使えないか、交流のある大学の研究室に提案したいと考えています。

Fusion 360事例-小林さん作品

動画も撮影してくださいました!

すごいですね。どんな風に作られたのか、作成手順を教えてください!

作成手順

小林さん:手順としては、まずメモ用紙に簡単なスケッチを描き、Fusion 360の手順をイメージします。
具体的な寸法はあらかじめ決めておき一気に3Dモデル化〜出力、組み立てを確認して微修正/再作成、組み立てて完成、といった手順です。

手順①. Fusion 360で完成イメージをつくる

小林さん:パーツ概略をモデリングし、アセンブリ/レンダリングを行います。

Fusion 360で完成イメージをつくる

手順②. 部材を準備する

小林さん:ジョイントなど個別設計部品の大半はABSで3Dプリンター出力しています。

部材を準備する

手順③. 足回り部分の仮組み

小林さん:3D出力は要素パーツを仮試作して寸法を微調整します。

足回り部分の仮組み

手順④. 全体の機構部材の仮組み

小林さん:メカ部分はFusion 360で事前にアセンブリ確認した通り問題ありませんでした。
電気系部材のレイアウトや重量バランスなどを確認します。

全体の機構部材の仮組み

手順⑤. 完成

小林さん:配線およびプログラムをセットアップして完成です!
全長≒500mm、重量≒3kgです。

Fusion 360事例-小林さん作品

ホイール

後日、3Dプリンターでホイール(≒100mm)を作成されたそうです。
Fusion 360事例-ホイール

Fusion 360を使ってみて良かったこと、苦労したこと

ものづくりを行うなかで、Fusion 360を使って良かったことはありますか?

小林さん:最大のメリットは組立て状況までシミュレーションできることと、簡単に修正できるところです。
加工済み部材や購入部材などもモデル化しておき、アセンブリ機能でシミュレーションすることで実際の工作が淀みなく進捗するのは感動的でもあります。

なるほど、確かに簡単にすぐ修正できるところはFusion 360の魅力ですね。逆にFusion 360を使って苦労した点はありますか?

小林さん:苦労する点はやはり機能を覚えきれないところでしょうか。苦労して形状を作っても後になって簡単にできることがわかったりします。
Fusion 360を使うこと自体が楽しいパズルのようでもあります。

今後のFusion 360に期待すること

最後に、今後のFusion 360に期待することや要望について聞かせてください。

小林さん:素晴らしいソフトを無料で使わせていただけることに感謝です。
常時使う訳ではないので高価なソフトを購入するのはためらいますし、フリーソフトだと目的に適わないことが多いですが、Fusion 360は趣味であることを忘れて向き合うことのできるソフトです。
義務や制約を課しても良いので、このような方針を継続していただきたく切望いたします。

貴重なお話ありがとうございました! 今後のものづくりにも期待しています!

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