OnShapeとは?3DCADの特徴やメリット、実例まで徹底解説

CAD/CAM/CAE 研究所

全ての作業をクラウド上で行える、画期的なフルクラウド3DCADソフトであるOnShape。
そんなユニークなCADソフトであるOnShapeですが、まだ日本での情報は多くありません。
そこで、この画期的で便利なフルクラウド3DCADソフトの導入をお考えの方に向けて、OnShapeのメリットや簡単な操作方法についてご説明します。

OnShapeとは

2015年にサービスを開始したOnShapeはクラウド上で全ての作業をこなせる、フルクラウド3DCADソフトです。
この3DCADソフトは、SOLIDWORKSの元開発者らのメンバーによって開発されたようで、操作性もSOLIDWORKSと似ており、非常に使いやすいです。
そしてこのソフトの一番の特徴は、Fusion360のようなCADソフトと同じく、オンラインのクラウド上で全ての作業を行えるということです。
クラウド上で作業できることにより、データの共有が容易であったり、インストール作業が不要であったりと、様々なメリットがあります。
これらのメリットは次の項で説明しますが、クラウド上での作業は実務作業ではとても便利なものです。
OnShapeには無料版と有料版がリリースされており、無料版では非商業目的や教育目的に限って閲覧機能に制限なく利用することができます。
また、有料版を使うと、保存できるデータの使用量が無制限になったり、非公開でデータの保存ができるようになったりします。
次に、OnShapeを使うことによる、実際のメリットを詳しくご説明していきます。

Onshapeを使うメリット

OnShapeを使うことによるメリットは様々ありますが、大きなメリットとして4つご紹介します。

アップデートが不要

フルクラウド3DCADソフトであるOnShapeでは、データもソフトウェアも全てがクラウド上に存在しているので、ソフトウェアのアップデートが必要ありません。
クラウド上のソフトウェアは自動的に最新版に更新されているので、使おうと思ったときにすぐ最新版を利用できることができます。
これにより、早急に作業を進めたいのにアップデートで作業ができない!
連休明けにアップデートが溜まっていて作業が進まない!
なんていう他のソフトにありがちなストレスを抱えることがありません。

データ共有が簡単で、共同作業がしやすい

クラウド上で全ての作業を行うことにより、データのやり取りが簡単に行えます。
編集履歴を確認することができたり、データの同時編集も行えるのも、他のソフトにない、魅力的な機能の一つです。
複数人での共同作業や、編集したデータを即時に他の人と共有したい職場環境では重宝されるソフトでしょう。
また、データもファイル形式でなくドキュメント形式で保存するので、ソフトウェアのアップデートと連動して、自動的に最新版を維持してくれます。
自動でクラウド上にデータを保存してくれるので、保存のし忘れやパソコンの不具合による作業データの破損などが無く、クラウド上で安全に利用することができます。

SOLIDWORKSと似ていて、操作性がとても良い

先述しました通り、OnShapeの開発はSOLIDWORKSの元開発者が行っているので、OnShapeの操作性とSOLIDWORKSの操作性は似ています。
SOLIDWORKSのような3DCADソフトを使用している人にとっては操作感が近く、慣れやすいでしょう。
また、フルクラウドのCADソフトと聞くと、かなり重たくて動作が遅そうなイメージを持たれるかもしれませんが、意外にもかなり軽快な動作でサクサクと作業を進めていくことができます。
また、SOLIDWORKSの導入をお考えの人でも、SOLIDWORKSはお値段がかなり高いので、まずはOnShapeを利用してみるという使い方もできます。

インストールが不要で、OSに関わらず、どのデバイスからもデータにアクセスできる

フルクラウドなOnShapeでは、デバイスへのソフトのインストールが必要ありませんので、OS依存が無く、MacでもWindowsでもiPadでも、どのOS・デバイスからも利用ができます。
また、データのインポート・エクスポートにも対応しているので、他の形式のファイルでもデータを扱ったり、他のソフトウェアでデータを扱ったりすることができるのも大きなメリットです。

OnShapeでできること

同時編集機能

OnShapeでは、複数人のチームで同じアセンブリ、同じパーツ、同じスケッチを同時に編集することができます。
チームで作業をする際にわずらわしいデータの共有作業が省略できるのは、作業効率の向上にとても有効でしょう。
また、アクセス権の割り当てが可能なので、知的財産を守りながらそれぞれの作業範囲を定めて作業することができます。

データ管理

複数人でデータを同時編集した際に、誰がどの編集を行ったのか編集履歴を確認できるので、いつでも無制限に元に戻す/やり直しのコマンドを利用することができます。
これにより、同時並行に作業を進めても、進捗具合がわからなくなったりデータが混在したりすることがありません。
チームで作業をする際に、各人の作業履歴を確認できるのはフルクラウドCADソフトならではの便利な機能です。

ワークフローの自動化

ワークフローの自動化を行うこともでき、承認プロセスなどの各段階などをオートメーション化して管理することができます。
CADソフトとしての機能だけでなく、工程管理などの業務上の管理をCADソフト上で行えるため、各ソフトを用意する必要が無く非常に便利です。
このソフト1本で作業工程に関わるほとんど全ての業務をこなすことができるのは、とても魅力的ですよね。

豊富な機能セットと自由なカスタマイズ性

OnShapeには、一つの操作で複数の操作を実行できる機能セットが豊富に用意されています。
さらに、機能セットやコマンドなどを自由にカスタマイズすることができるので、ユーザーが自分好みの環境や、作業に合わせた最適な環境を作り出すことができます。
コマンドの組み合わせや機能セットをカスタマイズできると、作業効率の大幅な向上を行うことができますし、いちいちコマンドを探すようなストレスから解放されるので、3DCADソフトのような高度な専門ソフトにはとても便利な機能です。

高いセキュリティ

OnShapeでは全てのデータをクラウド上で管理する以上、データの流出などのセキュリティ面は気になるところです。
ですが、OnShapeでは暗号化や永続的な監査証跡などの機能によって、高いセキュリティを誇っています。
また、OnShapeでは世界的に認められた認証システムを採用しているため、不正アクセスなどの脅威から大事な社内データを守ることができ、安心してウェブクラウド上で作業を行うことができます。

OnShapeとは?まとめ

ここまでOnShapeの概要と、メリットやできることをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
OnShapeはまだ日本でのシェア率は低く、日本語への対応もまだまだこれこらというソフトではありますが、かなり魅力的なCADソフトです。
フルクラウドソフトである利点を生かしつつ、フルクラウドCADソフトであることを忘れるくらい快適に作業ができるので、とてもおすすめです。
これからクラウド上での作業が一般的になってくる中で、非常にお値打ちにフルクラウド3DCADを体験できるので、ぜひ皆さんもOnShapeの導入を検討してみてください。

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