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FFF方式3Dプリンター「3DFF-222」販売開始へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、株式会社ミマキエンジニアリングと韓国のSindoh社との共同ブランド3Dプリンター「3DFF-222」をご紹介します。

この記事の概要目次

3DFF-222とは

3DFF-222

「3DFF-222」はFFF(熱溶解積層)方式で、最大造形サイズが210mm×200mm×195mm(W×D×H)のデスクトップ3Dプリンターです。
FFF方式とは、フィラメント状の樹脂を熱で溶かしながらノズルから押し出し、積層することで立体物を成形する方式です。
形状サンプルや試作品の造形はもちろんのこと、ミマキ社のフラットベッドUVプリンターと組み合わせて使うことで、ユーザーのプリントビジネスに役立つ様々な提案が可能です。

造形したプリント治具を使うことで、一点物の治具を安価に作成できるため、プリント品質安定化と治具作成費用のコストダウンに貢献します。
また造形物に対してUVプリンターで加飾することで、立体的なフルカラーサインを作成できるため、アイキャッチ効果の高い屋内サインを作成できます。
さらに、造形物を真空成形の型としてご活用いただくことで、試作品の製作スピードアップとコストダウンにつながります。

造形用のフィラメントは、ミマキ社純正PLAフィラメントを使用できます。
PLAはPoly-Lactic Acid(ポリ乳酸)の略で、トウモロコシやジャガイモに含まれるデンプンなどを原料にした植物由来のエコプラスチックです。
硬く、反りづらいという特性から前述の治具作成などに適しています。

販売予定価格210,000円(税別)で、2019年4月末より販売開始です。

「3DFF-222」特長

1.フラットベッド型UVプリンターと相性抜群

プリント治具作成の内製化

「3DFF-222」を使用すれば、自社内で一点物のプリント治具を作成できるため、内製化による製作コストダウンとプリント品質の安定化を実現します。

プリント治具作成の内製化

造形物へのダイレクトプリントによる立体サイン作成

「3DFF-222」で造形した立体的な屋内サインやチャネル文字に対して、UVプリンターでダイレクトプリントすることで、アイキャッチ効果の高いフルカラーサインを作成できます。
凹凸がある造形物に対しても、UVプリンターのプリント機能「LDモード」を使えば最大4mmの高低差も高い品質を維持したままプリントが可能です。

造形物へのダイレクトプリントによる立体サイン作成

真空成形の型作成

真空成形品を作成する際に必要な成形型を「3DFF-222」で造形できます。
造形した成形型は、穴あけなどの特殊加工は不要です。
成形用フィルムへのプリントはミマキ社「UJF-7151 plus」「JFX200-2513」に搭載可能な柔軟インク「LUS-350」で行えます。
極小ロットの成形や試作品などに最適です。

3DFF-222

※組み合わせて使えるフラットベッドUVプリンター

フラットベッドUVプリンター

2.簡単操作!各種安心安全機能

フィラメント自動供給

フィラメントの取付作業は、リールフィラメントを専用カートリッジに入れ本体にセットして完了。
これだけでフィラメントがノズルに自動的に供給されます。
使用後も自動でフィラメントの切断が可能で、煩わしい作業が大幅に削減できます。

フィラメント自動供給

フレキシブルメタルベッド採用

「3DFF-222」は、造形テーブル(ベッド)を少し曲げるだけで、造形物をベッドからとり外す事が可能です。
また造形テーブル(ベッド)には安定造形を可能にする温度調節機能が内蔵されています。

フレキシブルメタルベッド採用

ベッドレベリングアシスト

3DFF-222は自動でテーブルの水平誤差を測定、カラーモニターに作業指示を示します。
これにより常に一定の水平を保ち安定した造形ができます。

ベッドレベリングアシスト

リモートモニタリング

造形のプロセスを遠隔監視するためのカメラとLED照明を搭載しています。
スマートフォンやタブレットにモバイルアプリをインストールするだけで、お好きな場所から造形の進行状況を確認することが可能です。

リモートモニタリング

HEPAフィルターを採用

HEPA (High Efficiency ParticulateAir)フィルターは、空気清浄が求められる分野で使用されている高性能フィルターです。
周囲に汚れた空気を排出させない仕組みになっています。

HEPAフィルターを採用

静音設計の3Dプリンター

優れた性能のモータードライバーを採用し、造形時の騒音レベルが45dB(美術館の騒音程度)にまで抑えられています。


「3DFF-222」の販売により、3Dプリンターがさらなる幅広い用途で活躍する場が広がっていきそうですね!

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