Fusion360を無料で使う方法を解説!機能やモデリングも紹介

CAD/CAM/CAE 研究所

Fusion360とは

Fusion360とはAutodesk社の統合型3D CAD/CAM/CAEソフトウェアです! 
クラウドベースで動作するので、出先でも普段と同じ環境で作業することが出来ますし、プロジェクト管理もクラウド上で行えるので、ファイルの持ち出しなどの煩雑さから開放されます。
3DCADソフトと言えば、従来は個人や小規模なプロジェクトでは導入に二の足を踏んでしまうような価格帯のものが中心でした。
しかし、このFusion360はこれだけの機能を盛り込みながら、年間売上10万ドル未満の企業、スタートアップ企業、または在宅ビジネスユーザを対象とした「スタートアップ企業向けまたは愛好家向けライセンス」であればなんと無料で使用することが出来ます!
もちろんこのライセンスは個人でも取得することが出来ますので、個人ユーザーの方もこの中に含まれます。
また、上記のスタートアップライセンスに該当しない方や、無料のライセンスでは使用できない一部の機能を使用したいという方でも、1年間の使用料は¥60,480(2019年8月現在)と、他の3DCADソフトと比べ、かなりリーズナブルな料金設定です。

Fusion360を無料で使う方法

では、Fusion360を実際に無料で使うにはどうしたらいいでしょうか。
実際の手順を解説していきたいと思います。

  • Fusion360の公式Webサイトを開きます。
  • 無償体験版 ダウンロード」のボタンをクリックし、必要事項を記入するとダウンロードが開始されます。
  • ダウンロードしたファイルを開き、Fusion360をインストールします。
    始めて起動した際にサインインを促す画面が現れるので、AutodeskアカウントのID(メールアドレス)とパスワードを入力しサインインします。
    アカウントを取得していない方は「アカウントを作成」をクリックしてアカウントを作成し、サインインします。
  • 起動すると、30日間の無償体験が始まりますので、30日間はこのまま使用することも出来ます。
    一部の機能はスタートアップライセンスでは使えないので(ジェネレーティブデザイン、5軸加工など)この機会に試してみるのもいいかもしれません。
  • スタートアップライセンスを取得するには、ウィンドウ右上の「今すぐサブスクリプションメンバーに登録する」をクリックします。
  • 以下のような画面が表示されたら、「無償使用の資格があるかどうかをご確認下さい」の部分をクリックします。
  • 商用(スタートアップの使用条件の適用)、または非商用目的を選びます。
  • 非商用目的を選んだ場合はこちらの画面が表示されるので、チェックを入れ、続行をクリックします。
  • 商用目的(スタートアップの使用条件の適用)を選んだ場合はこちらの画面が表示されるので必要事項を記入し、続行をクリックします。
  • 「登録を完了」をクリックすればスタートアップライセンスへの登録は完了です!

以降1年間はFusion360を無料で使うことが出来ます!
また、1年が経過したあともライセンスを更新することで何回でも無料で使うことが出来ます!

Fusion360と他の3DCADソフトとの比較

3DCADを使って設計やモノづくりを始めようと思ったときにネックとなるのがソフトの価格だと思います。
上で述べたようにFusion360は無料で使用することが出来ますが、同じような機能を持ったほかの3DCADソフトの価格はどれくらいなのでしょうか?
調べてみたところ、年間のサブスクリプションプランで1年あたり20〜30万円、パッケージ版の購入だと100万円以上!というのが相場のようです。
これだと中々個人では導入に踏み切れないですよね。
そんな中、高価なソフトと比較しても見劣りしない機能を持ったFusion360が登場したことによって、個人や小規模なプロジェクトでも3DCADが使えるようになり、また3Dプリンターの低価格化・普及などもあって、モノづくりが誰でも簡単に始められるようになりました。

Fusion360のこの機能がすごい!

Fusion360の機能で、特化しているところをご紹介します。

強力なモデリング機能

Fusion360には様々なモデリング機能が用意されています。
基本的なパラメトリックモデリングはもちろんですが、フリーフォームモデリングやスカルプティング、シートメタルなど、これらを組み合わせて思い通りのモデルを作成することが出来ます。

シミュレーション機能を活用した詳細設計

Fusion360では設計に関わるシミュレーション機能が標準で用意されています。
静応力や構造解析、ジョイントとモーションの検証などの機能で設計の妥当性を細かに検証することが出来ます。
また、レンダリングやアニメーション機能も充実しているので、最終的なプロダクトのイメージを高度に可視化することが出来ます。

高度なCAM機能

Fusion360には複数のCAMツールやラピッドプロトタイピングのための機能が用意されています。
作成したデザインを3Dプリンタで出力するためにメッシュの最適化を行ったり、自動生成されたサポートストラクチャの確認を行うことが出来ます。
また、素材や形状に適した2軸、3軸加工のツールパスの作成もFusion360上で行えますから、あとは実際に加工機にデータを流し込むだけ、というところまでをFusion360で完結できます。

クラウド上でプロジェクトの管理・共有ができる

そもそもFusion360はクラウドベースのソフトウェアなので、データの管理もクラウド上で簡単に行うことが出来ます。
これによって出先やモバイル端末からデザインにアクセスすることや、複数人のチームでプロジェクトを進めることも容易です。
また、バージョン管理も自動・手動で行うことが出来ますので、過去に遡っての設計の変更や更新も容易です。
もちろんバージョンもクラウド上で管理可能ですので、チームメンバーは誰でもバージョン履歴にアクセスでき、編集、閲覧、コメントが可能です。

Fusion360の使い方を学ぶならセミナーや講座がおすすめ!

このようにFusion360とは3DCAD/CAM/CAEに必要な機能を様々盛り込んだソフトウェアで、無料で使えることが信じられないような高度な機能をたくさん持っています。
使いこなせれば非常に強力なソフトウェアですが、始めての方やCADを触ったことがない方には、難しかったり、知りたい情報について分からない部分があるかもしれません。
公式ホームページには各種ヘルプファイルやチュートリアルも用意されていますが、3DCADについてイチから学びたい!という方にオススメなのが各種セミナーや講座です。
まずなんと言っても同じ画面を見ながら直接講師に教えてもらえるので、わからないところは当日中に解決できます。
また、受講後も不明点などをメールで直接相談できるので心強いですね。
さらに最近ではセミナー内容に万が一内容に満足できなければ返金保証、などといった補償制度を用意している講座もありますので、安心して申し込むことが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
記事中で述べたように、Fusion360は他の商用3DCADソフトウェアと比較しても遜色のない機能を持ちながら無料で利用できる、小規模なものづくりや製品開発にはうってつけのソフトだと言えます。
3Dプリンタなども手頃な価格で手に入れられるようになってきましたので、ぜひこの機会に学んでみることをおすすめします!

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