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Fusion360の使い方を分かりやすく紹介!操作やコマンドなどを詳しく解説

CAD/CAM/CAE 研究所

公開日:2019.07.29 最終更新日 : 2019.08.10

Fusion360とは

Fusion360とは、汎用CADで有名なAutoCAD(オートキャド)で知られるAutodesk(オートデスク)社の3DCADソフトです。
3DCADソフトにもいろいろな種類があり、趣味的な用途では3Dモデリングしたものをリアルな画像にできるもの、3Dモデリングしたデータを3Dプリンター用の形式に出力できるものなどがあります。
製品造りのような用途では、強度などのシュミレーションができるもの、製品を切削するためのデータを作成できるものなどもあり、値段も機能もとても幅が広いようです。
ここで、Fusion360の話に戻りますが、Fusion360には上記した機能が全て含まれています。
そして上記した以外にも3Dスキャンデータ読み込み、スカルプトという曲面デザイン機能があるなど盛り沢山なので、個人ユーザーからプロユーザーまで幅広く使える3DCADです。

Fusion360のメリット

Fusion360の1番のメリットは、まずは無料で使うことができるという点です。
パソコンがあり登録さえすれば誰でも使えるのです。
先にもお伝えしましたが、3DCADには種類がかなりあり、当然高機能のCADは高額です。
自分も仕事で使い慣れたCADを趣味でも使いたいと思っていましたが、個人が遊びで支払うには難しい金額でした。
そこでFusion360の無料版があることを知り、期待せずに始めてみました。使用してみたところ、趣味の用途においては仕事で使用している高額なCADよりも使いたい機能が揃っていました。無料版と有料版がありますが、有料版でも月額7,560円なので、ビジネスで利用する場合も負担が少なく始められると思います。
もう一つ挙げたいFusion360のメリットは、モデリングから3Dプリンター用のデータ形式にこのCADだけでできてしまうところです。
他のソフトを介さなくてよいのは本当に良いところです。
また、他デバイスのアップロード・エクスポートも多岐にわたりできるので、他CADと比べるとデータの受け渡しも幅広くできるようです。

Fusion360の使い方

Fusion360の使い方で忘れてはいけないのが、データの管理方法です。
Fusion360で作成したデータの管理はクラウドで行われます。
クラウドではプロジェクトというフォルダのようなものを作成することができ、データの保存先を仕分けできます。
Fusion360の保存形式であるf3dファイルはローカルでも保存ができます。
他デバイスのアップロード・エクスポート可能な形式の種類はとても多く、更新されることもあるようなのでアップロード・エクスポートの機会ごとにチェックしておきたいところです。
それでは、Fusion360を使って3Dモデリングの方法を紹介・解説していきます。

パッチで作成サーフェスモデル

作業スペースはモデルのままでもパッチにしてからでも良いのでスケッチツールでスケッチします。
最初はスケッチの使い方に戸惑うかもしれませんが、慣れれば違和感はありません。
Fusion360では作画の際に X,Y,Zのスケッチ面を選びます。
自分はこれから行うモデリングをしやすい面を選びますが、面を任意の角度に回転させて使用する場合などは特に意味がないので好きな面を選べばよいと思います。

今回は、こんな形をスケッチしてみました。
スケッチは3Dの元になる線を描くツールです。
2Dでよく見る単純な形状が、Fusion360の色々なツールを使って3D形状にすると、一体どんな形になるのかで遊んでみたいと思います。
作業スペースをモデルのままで押し出したりスイープしたりもできますが、できあがる形状の想像がつくので違う方法を試してみます。

 作業スペースをパッチに変更して、作成ツール内のパッチツールを選びます。そしてスケッチを選択したらスケッチした形状のサーフェスができました。

できるだけ行きつく先がわからない方が面白いので、今度はできあがったサーフェスを回転コピーしてみました。
特に意味はなかったのですが、八角形を元にスケッチしたので45°ずつコピーをして8枚にしてみました。

できあがったコピーをロフトでつないでみることにしました。
断面が少し見えるように1か所だけ残してみましたが、たいして面白くない形になってしまいました。

折角作ったので、緑の半透明プラスチックの外観にしてみました。
今回のモデリングは回転コマンドを使えばコピーの手間がいらなかっただろうという結果になってしまいましたが、勉強になりました。

スカルプトで作成サーフェスモデル~ソリッドモデル

で作成したモデルがあまり面白くならなかったので、今度は同じスケッチを利用して違うモデリング方法を使ってみました。
今回使うスカルプトは、流線形などのヌルっとした形をモデリングするのに適しているツールの揃った作業スペースです。
モデル作業スペースに格納されており、スカルプトボタンからスカルプト作業スペースに入ることができます。
スカルプトはサーフェスで構成されたモデルになるので今回もサーフェスを作ります。
スカルプトの作成ツールにある面コマンドを使用してみます。
スカルプトの面コマンドはスケッチをそのまま使用することができませんので、スケッチをなぞります。
面を構成する分割数によっても違ってくるとは思いますが、河童の水かきのついたようなサーフェスができました。
それを修正ツールにあるブリッジコマンドでつなげると不思議な形状の外形が出来ました。

思っていたよりは良い形状になったので、厚みを付けてサーフェスからソリッドにした各モデルに色付きガラスの外観を付けてレンダリングをしてみました。

レンダリングとは、外観の素材感や色をモデルにつけることができる機能です。
工業製品のモデル作成などでは形状と素材感のイメージがとても大事なので、非常にリアルに出来上がるレンダリングは欠かせないと思います。
ただ、レンダリングは結構時間がかかってしまい、複雑な形状を高精度で行うほど待ち時間が長くなり、PCの環境によってはフリーズしてしまうこともあるかもしれません。
でも、Fusion360ではレンダリングもクラウドで実行することができ、PC(ローカル)で実行するよりもかなり早くできあがります。
しかし、クラウドのレンダリングは与えられたクレジットという使用配分を超えると不足分は課金となるので、時と場合によって使い分けることをお勧めします。

Fusion360の使い方がイマイチ分からなかったら

どのCADでも同じですがそれぞれツールの配置や手順なども違いますし、体で覚えるしかない部分が多々あります。
Fusion360を使用していて、どうしても上手くいかないことがあったりもします。
そんな時は作りたいものに形状が近いものを扱っている動画を視聴したり、ネット記事の情報を閲覧利用して、コマンドの使用方法を調べたりしています。
しかし、くまなく検索しても知りたいことが見つからない場合もあります。
そんな時は、直接先生の操作を見ながら知りたいことを解説してもらえるスリプリセミナーで初心者から上級者までセミナーを行なっています。

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まとめ

先にも記載いたしましたが、Fusion360は個人のユーザーにもプロのユーザーにも、とてもお得に3Dモデリングを楽しめる3DCADです。3Dモデリングをこれから仕事に生かしたい人、3Dプリンターでオリジナルグッズを作りたい人、ひたすら3DCADで遊びたい人には是非使用してみて頂きたい3DCADソフトです。

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