3次元CAD利用技術者試験はいつ?3次元CAD利用技術者試験の問題傾向と対策をご紹介

CAD/CAM/CAE 研究所

今回は、3DCADの資格として認知度の高い「3次元CAD利用技術者試験」についてご紹介します。
問題傾向や対策についても解説しているので、今後試験を受けたいと思われている方は参考にしてみてください!

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3次元CAD利用技術者試験とは?

3次元CAD利用技術者試験とは?
3次元CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピューター教育振興協会が主催する、機械・製造系の3次元CADの基礎知識と技能を問う試験です。

3次元CAD利用技術者試験の他に、CADの初学者を対象とした「2次元CAD利用技術者試験基礎」と「2次元CAD利用技術者試験基礎(2級・1級)」があります。

CAD利用技術者試験の総受験者は、現在までに延べ58万人以上います。
「3次元CAD利用技術者試験」の受講者の想定レベルは、機械系・製造系の3次元CADシステムを利用して、主とした設計・製図業務に従事し、半年以上の実務経験、または半年以上の就学経験を有する方を想定しています。

3次元CAD利用技術者試験の種類

3次元CAD利用技術者試験には、2級、準1級、1級の3種類あります。
準1級、1級の受講するためには、2級を合格する必要がありますが、併願受験も可能です。
ただ、併願受験をする場合には、1級・準1級が合格ラインに達していても2級が不合格の場合は、1級・準1級も不合格となるので注意が必要です。
合格基準は2級、準1級、1級ともに、大問1つにつき各分野5割以上、全体で7割以上の正解が合格基準です。

2級

2級は、CADおよび、CADに関する知識を求められます。
問題はマークシート方式による多肢選択および真偽方式で、実際にCADを操作してモデリングすることはありませんが、モデリング手順やコマンド名を答える問題もあります。

2級の問題例

■RPについて適する内容には○、不適切な内容には×を記載しなさい
①RPとはRapid Prototypingの略で試作品を精巧に作成する技術であり、積層造形RPが一般的である
②積層造形RPは別名、3次元プリンタとも呼ばれNC工作機械を利用して試作品を製作する
③一般的にRP専用ソフトで利用するファイル形式はIGESである

■3次元CADの歴史について適する内容には○、不適切な内容には×を記載しなさい
①3次元CADの普及により2次元CADはほとんど利用されなくなっている
②CATIAとSolidWorksは一般的にミッドレンジ系に分類される。
③金型には大きく分けてプレス金型、成形金型の2種類があり、3次元CADの導入によりミスの削減、エンジニア育成時間の短縮がされている。

準1級/1級

準1級と1級は、実際にCADを使って2次元図面や文章に手順からモデリングをし、作成した3Dモデルの距離や体積、重心座標を解答します。
解答方法は2級と同じマークシート方式による多肢選択です。
準1級は1級と比べ問題が少なく、モデリングに使える時間が多いです。
また、1級問題にはアセンブリモデルの作成と組み立て問題があります。

準1級/1級の問題例

2019年度の試験日は?

3次元CAD利用技術者試験は1年で2回あります。
2級・準1級・1級、全て同じ日に行われます。
・前期:2019年7月21日(日)
・後期:2019年12月8日(日)

※ 準1級・2級もしくは1級・2級の併願受験が可能です。

試験時間

・2級:11:00~12:00
・準1級/1級:10:00~12:00、13:30~15:30

料金

・2級:7,000円+消費税
・準1級:10,000円+消費税(2級との併願受験:15,000円+消費税)
・1級:15,000円+消費税(2級との併願受験:20,000円+消費税)

2級試験の問題傾向と対策方法

先ほどもご紹介したとおり、2級は知識問題になります。
出題範囲は多岐にわたり、CADの基礎的な知識から、モデリング知識、データ管理やCAM、CAE、3Dプリンター、マシニングセンタなどです。
CADを普段から業務で使われているオペレーターの方でも聞きなれない、ネットワークやセキュリティの知識も必要なります。

この幅広い知識を網羅するためにも、3次元CAD利用技術者試験の公式ガイドブックを一通り目を通しておくことをおすすめします。
公式ガイドブックは「3次元CADの概念」「3次元CADの機能と実用的モデリング手法」「3次元CADデータの管理と周辺知識」「3次元CADデータの活用」の4章に分かれており、各章から均一に出題されます。
※2級の問題は公式ガイドブックに準拠して出題されています。

3次元CAD利用技術者試験-公式ガイドブック

各章から均一に出題されますが、その中でも3次元モデルのデータ構造や実用上の注意点、CAM/CAE、情報セキュリティに関する問題が多い傾向があり、最近では3Dプリンター(RP)についての出題数が増えてきています。

準1級/1級試験の問題傾向と対策方法

3DCADで実際にモデリングをして3Dモデルの距離や体積、重心座標などを解答します。
準1級/1級ともに1問目は文章手順によるモデリング問題です。
操作ステップがそのまま問題文になっているので比較的簡単に解くことができます。

2問目以降から三面図からのモデリング問題になります。
図面を読み慣れていない方にとっては少し難しいかもしれませんが、毎年同じような形状が出題されているため、先ほどご紹介した公式ガイドブックに掲載されているサンプル問題や過去問を一度解いておくと良いでしょう。

解答はマークシート形式なため、作成した3Dモデルが万が一間違っていたとしても解答が選択肢にない場合は見直すことができます。
ただ、この試験は、特に1級はモデリングに使える時間が少ないため、素早く図面を読み取ってモデリングする必要があります。
もし、時間が余るようであれば3Dモデルから2次元図面を作成して寸法を振っていくとより確実に解答することができます。

また、1級問題には三面図から作成した「パート」をアセンブリにして組み立てる問題がありますが、この問題は1問で、かつ慣れていないと組み立てが難しいため、アセンブリの操作に慣れていない方はここで時間を使うよりも他の問題に時間を使うことをオススメします。

三面図からのモデリングスキルを強化したいという方は、本サイトの「テルエもんクエスト」もオススメです。
三面図からモデリングをしながら徐々にレベルアップしていくことができます!

3次元CAD利用技術者試験使用推奨ソフト

・CADmeister
・CATIA V5
・Cimatron
・Fusion 360
・iCAD MX
・iCAD SX
・Inventor
・IRONCAD
・NX
・Creo Elements/Direct (旧CoCreate)
・Creo Parametric (旧Pro/ENGINEER WF)
・Shade3D Professional ver.18(ver.17は準1級のみ)
・SOLIDWORKS
・ThinkDesign
・Vectorworksシリーズ(バージョン2009以降/準1級のみ)
・図脳CAD3D

推奨ソフト以外のCADソフトについては、下記の2条件を満たすことを確認していただいた上で、受験される方が使用することに問題がないと判断された場合は、受験される方の責任において、使用することができます。

【条件1】作成モデルにおいて、下記の数値測定が可能であること
体積、表面積、重心、2点間距離

【条件2】サンプル問題を解き、正解を導けること。また、特定数値において、異常値を計測しないこと。
サンプル問題はコチラのページ下部からダウンロードできます。

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