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3D義足スタートアップのインスタリム、世界初となる3Dプリント義足事業をフィリピンにて開始!

Chisato Technical Topics

公開日:2019.06.25 最終更新日 : 2019.06.25

こんにちは!Chisatoです。
本日は、インスタリム社が独自開発した、義肢装具のカスタム量産ソリューションに関するtopicsをご紹介します。

3D-CAD、3Dプリンティングおよび機械学習(AI)技術を活用して低価格な3Dプリント義肢装具を開発するインスタリム株式会社は、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブおよび株式会社ディープコアへの第三者割当増資により、総額8,400万円の資金調達を実施しました。
本資金調達により、フィリピンのマニラ首都圏で設立した現地法人を通じた世界初の3Dプリント膝下義足事業を本格開始しました。

■3D義肢ソリューション開発まで

従来の義足製作は、多大な製造過程・設備コストや、患者個人に合わせて製作する義肢装具士の技術力が必要となるため、1本あたり30~100万円と高価であり、またその納期は通常2~3週間程度かかることが一般的です。
そのため、新興国・開発途上国を中心に、そのような高価な義足を購入することができずに、社会参画が困難となっている方々が多く存在しています。

インスタリム社は、義肢装具製作専用の3Dプリンタ、独自アルゴリズムによる形状レコメンド機能などを備えた3Dモデリングソフトなどを含む、義肢装具のカスタム量産ソリューションを独自開発したと発表しました。
これにより、従来の約10分の1となるコストダウン・納期短縮を実現でき、新興国・開発途上国を含む多くのユーザーに義足を提供することが可能となるそうです。
また、現在開発中のAIアルゴリズムを用いた全自動モデリング機能により、更なるコストダウン・期短縮を目指しているとのことです。

本ソリューションは、フィリピン大学総合病病院と共同でフィリピンにて3Dプリント膝下義足の実証実験を行いました。被験者50名に対する実生活試用などの各種テストや製造プロセスの検証を完了し、製品化準備を完了させました。
実証実験の成功を受けて、5月よりフィリピンのメトロマニラ首都圏にオフィスを開設し、同地域での3Dプリント膝下義足事業を開始しています。

・インスタリム ストーリー「必要なすべての人に義肢装具を届けるために」

 

今後も、3Dプリント大腿義足などの新たな製品の研究開発を推進していくインスタリム社のものづくりに注目です!

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