こんにちは、三谷です。
今回は、先日訪れたサンフランシスコの素敵スポットをご紹介します。
まずはこちら。いちばん有名ですね。ゴールデンゲートブリッジです。
赤いのにゴールデン。とてもきれいでした。
1930年代に建てられた橋なので、ラティス構造の耐久テストをされ、今では構造計算を元にしたラティスに組み替えられている部分もあるそうです。
こういうところを見てしまうのはこういう業界にいる職業病かもしれません笑
そして、こちらも有名なケーブルカー。昔の海外ドラマ、「フルハウス」でもおなじみです。
とてつもない坂道が続くことで有名なサンフランシスコの街はとっても素敵です。
そして、こちらも有名なフィッシャーマンズワーフ。
「漁師の波止場」という意味だそうでして、19世紀半ば頃から水揚げが盛んな漁港として栄え、海鮮も美味しい観光スポットとなっています。
フィッシャーマンズワーフは、Pier39という場所にあります。
Pier(ピア)というのは「桟橋」という意味でして、1から40ちょっとまで数字がついています。右側の出っ張りが右下から順にPier1~です。
・・・・ティーチャー三谷、サンフランシスコを楽しんでいるだけかよ!
と思ったあなた、今までのは伏線です!
ちゃんと潜入してきましたよ、ある場所に。
それがこちら。ドンッ!Pier9!
9番目の桟橋です。さっきまでのフィッシャーマンズワーフとはうってかわって、倉庫のような雰囲気。
そこを恐る恐る入っていくと・・・
見たことのあるロゴが!
そう、ここはFusion 360やPDMCを販売するオートデスク社が持っているものづくりの秘密基地、通称Pier9なのです。
通常予約がいるのですが、今回は当日の朝にFusion 360エヴァンジェリストの藤村さんから根回ししてもらい、急なお願いにもかかわらずFusion 360で世界的に超有名なお二人に案内してもらうことができました!
それがこのお二人。Bryce氏とAaron氏です!
このお二人は、定期的に公開されいてるFusion 360の新機能紹介のビデオに出演されている方なので、顔なじみの方も多いハズ!
早速Pier9の中を紹介してもらいました。
まずはこちら。ウォータージェットの機械や、金属加工用の工作機械が並んでいます。
アメリカの工作機械メーカーHaasのものや、日本の松浦機械のものが置いてありますね。
ジェネレーティブデザインの切削加工物が大量に置いてありました。
このロゴも。手のひらよりでかいです。
ジェネレーティブデザインの車のホイールなども置いてありましたが、こちらは写真NG。
続いて木工加工スペースです。
手動の工具などはこんな感じできれいに収納されており、とても楽しくものづくりができるようになっていますね。
日本でも何台か入っているShopbotもありました。ちなみに、これらのほとんど全部の機械がFusion 360で動いています。
2階に上がると、小型の切削加工機などが置いてあります。
このような小さな機械もありました。
Fusion 360で動かされていました。
人気のレーザーカッターもあります。
そして、3Dプリンターゾーンです。
Connexや紙の3DプリンターであるMcor等が所狭しと置いてあります。
やはり、ジェネレーティブデザインと3Dプリント品とは未来を感じさせますね!
遊ぶこともできます。
ツアーを終えてパシャリ。
とても素敵な場所でした。
そして、更に今回はこのお二人に短いインタビューをすることができましたのでご紹介します。
お二人の普段のお仕事を教えてください。
Bryce氏・Aaron氏:What’s newのビデオでFusion 360の新機能を紹介するため、そのための画像やデータ、イラスト等を作成しています。
より製品が魅力的に映るように工夫しています!
日本のユーザーの作品は見たことがありますか?
Bryce氏・Aaron氏:はい、エヴァンジェリストの藤村さんからいろいろ見せてもらっています。
最近だと電動車いすのWHILLや、DENSOの取り組みは驚きました。
その他で日本ユーザーの作品はご存知ですか?
Bryce氏・Aaron氏:メインでTwitterから情報収集をしています。日本っぽい作品として、The Joinery(@ThiJoinery_jp)さんの作品はとても素晴らしいですね!
特にこれなんか、なにがどうなってこうなってるか全くわかりません。Amazingとしか言いようがないですね。
梨くずしの逆組み継ぎ Nashi-kuzushi-no-gyaku-kumitsugi pic.twitter.com/5T2EG0VGHm
— The Joinery (@TheJoinery_jp) 2017年1月4日
あとは、アニメーションを駆使して動く、足立 正(@ohmistar)さんのキャタピラー作品もお気に入りです。ずっと見ていられます。
これは難易度が高かった。。。#Fusion360 pic.twitter.com/taHt4tMkgT
— 足立 正 (@ohmistar) 2019年2月4日
※本人に確認したところ、キャタピラーではなくCNC加工機とかに良くついているケーブルガードだそうです。
日本のFusion 360ユーザーに一言お願いします。
Bryce氏・Aaron氏:独自のアイディアで素晴らしい作品を多く作られていますね!
とても楽しみにしていますので、Twitterやブログ等でどんどんシェアしてください!
他にも、非公式で開催中だったプリキャラコンテストの作品を一緒に見たりしました。
お忙しいところ対応いただいて感謝感謝です!
【ほぼ90プリキャラ作品紹介】非公式Fusion 360バトル!プリミティブでプリキャラを作ろう♪
いかがだったでしょうか?
このような施設を持ってものづくりに向き合っているオートデスクさんの姿勢が見れましたね。
是非みなさんもものづくりを楽しんでやってみてください!