こんにちは、三谷です。
今日は、オートデスク社が毎年行っているイベント、ONE TEAM CONFERENCE、略して「OTC」へ参加させていただいたレポートです。
オートデスク社の大きなイベントは、AU(Autodesk University)が有名でして、以前私も参加させていただきました。
参考:Autodesk University 2016 レポート「General Sessions」
AUがどちらかと言うと技術的なイベントなのに対し、OTCは販売代理店さんが参加されるイベントです。
今回は業務提携させていただいているSB C&S株式会社さんと一緒に参加してきました。
基調講演であるGeneral Sessionでは、フィールドオペレーションリーダーのSteveさんが出てくるところから始まりました。
なんとはしごから降りてきました。いかにもアメリカなオープニングです。
今回のテーマはREACH NEW HIGHTS「新たな高みへ」です。
今までのものづくりや建築、エンターテイメントの世界に最新の技術を提供し、今までにない次世代の未来を見ていこう、という大きなコンセプトです。
オートデスクは、創業から37年間、常にスタートアップとしての意識をずっと持ち続けてきた文化を持っているそうでして、変わっていく世の中に対応して「与えられた現状に対して挑戦し続ける」という信念を持った会社だそうです。
また、これからの時代の働き方について、「THINK LIKE A FOUNDER」というメッセージがありました。
ひとりひとりがものづくりの未来や最新技術について「FOUNDER = 創業者」のように考えることで、一人ひとりが思う未来の自分や会社、そして社会の姿を描くことに直結しますよ、というメッセージです。
「新たな高み」に向かおうとする前向きな会社な印象を持ちましたね!
そして、オートデスク社CEOのAndrew氏の登場です。
民間宇宙ベンチャーのSpaceXを引き合いに出し、「常に新しいことをやる」、という気持ちを持ち続け、未来に向けて進んでいく会社であり、人でありたいということを言われていました。
未来を常に見て、最先端を走っていくことを強調されていましたが、同時に「Future is NOW = 今現在も既に未来である」ということを言われていたのが印象的でした。
また、お話の中で建築業界の新しい世界の一例として、なんと大和ハウスさんの事例が取り上げられました。
ここ3年ほどで大和ハウスさんはとても先進的に変わり、BIM360を利用して建物の構造を設計するだけではなく、土地利用計画などでもBIMを活用され始めています。
建物を建てる位置や方向、どのような間取りにするかを最適化することも行われているようですよ!
2020年の東京オリンピックに向けても非常に注目されているな、と感じました。
そして、新しい高みに向かうための最新テクノロジーであるジェネレーティブデザインについても語られました。
オートデスク社は、デザインや設計、3Dプリンティングや製造、建築、土木、エンターテイメント向けの様々な製品を持っていますので、それらを組み合わせることがとてもわくわくするな、と思いました。
わたしたちの描いている、「技術の融合する世界」とも繋がります!
最近では、これらの製品をバラバラに提供するのではなく、オールインワンで試用できるようになる、Product Design & Manufacturing Collection、通称PDMCというパッケージ製品も出ています。最新技術をどんどん融合させながら使っていける世界になっていくと面白いですよね!
そして、突然スペシャルゲストが登場しました。
元プロバスケットボール選手で、現在はいろいろなビジネスをされているマジック・ジョンソン選手です!
マジック・ジョンソン氏も、チャレンジし続けることの素晴らしさ、チームで新たな高みを目指すことの素晴らしさを、ご自身のNBA時代からの経験を元に語られていました。
すごい人数が見ています。
いかがだったでしょうか?
未来を見据えて新しいチャレンジをするオートデスクは、とてもワクワクする会社ですね!
Fusion 360を始めとする最新のテクノロジーを今後も見続けてみようと思います。