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小型彫刻機DE-3を発売へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日は、現行モデルの基本構造を変えずに進化させた、小型彫刻機「DE-3」に関するtopicsです!

デンタル、メディカル、3Dものづくりの各分野で事業展開を行うDGSHAPE株式会社は、自社製品初となる小型彫刻機DE-3を発表し、2019年2月21日から発売開始します。

 

この記事の概要目次

DE-3 概要

DGSHAPEの親会社であるローランド ディー.ジー.社が、1987年に卓上型の小型彫刻機CAMM-2(キャムツー)モデルPNC-2000発売して以来、モデルチェンジを繰り返しながらワールドワイドでの彫刻システムのスタンダードモデルとして採用され続け、ロングセラーマシンへ成長しました。
そのローランド ディー. ジー.社より3D事業を引き継いだDGSHAPEが、今回、自社初となる彫刻機として発売するDE-3は、現行モデルであるローランド ディー.ジー.社製EGX-350の彫刻システムにもそのまま対応できるように、基本的な構造は変更せず、インターフェース、ソフトウェアの見直しを行い、ユーザーの利便性を高めた製品となっています。
ローランド ディー.ジー.社製の彫刻機のユーザーへの追加導入・買い替えはもちろんのこと、新規導入をされるユーザーでも導入したその日から使いこなせるユーザビリティを実現しています。
また、工業製品の操作パネル、点字システム、更にはノベルティグッズの名入れやエングレービング(彫刻による装飾)など、彫刻を必要とする全ての業界でご使用いただけます。

■特徴
1. レーザーポインター搭載!安定した彫刻作業を実現
原点設定や、彫刻エリアの四隅で一時停止し彫刻範囲を示すエリアプレビュー機能、予め彫刻する際のツールの通り道をなぞるパスプレビュー機能など材料のセッティングに便利な機能を備えたレーザーポインターを搭載しました。
これにより、どなたでも安定した彫刻作業を行って頂けます。

2. LAN対応のインターフェース
従来のUSB接続に加えLAN接続用ポートも装備。
コンピューターとの接続が簡単に行えるUSB接続だけでなく、DE-3とパソコンを別の部屋に設置することも可能なLAN接続によりネットワークプリンターとしても使用できるので、運用の幅が広がります。

3. 新アプリーションソフトウェアDr.EngravePlusを標準添付
文字彫刻はもちろん、デザインされた図案やマークなどの線分データを取り込んで彫刻が可能なほか、画像データ(bmp、jpg、png形式)から輪郭線を抽出する機能も搭載。
より多くのお客様の要望に応える事ができます。
また、可変データを取り込んで一度に複数のシリアルプレートや名札などを彫刻ができるテンプレート機能も搭載し、面倒な複数同時彫刻をサポートします。
さらに、ちょっとした加工に便利な穴あけ加工と面出し加工モードを追加されています。
精密彫刻の際の面出しや、素材への穴あけ作業を、専用ソフトウェアを別途用意せずに行えます。

 

■主な仕様
ワークテーブルサイズ  :幅×奥行:305×230mm(A4ワイド)
XYZ動作ストローク    :X、Y、Z:305×230×40mm
XYZ軸駆動方式      :ステッピングモーター、3軸同時制御
動作速度        :XY軸:0.1~60mm/sec.
Z軸 :0.1~30mm/sec.
ソフトウェア分解能   :0.01mm/step
スピンドルモーター   :ブラシレスDCモーター、
スピンドル回転数:5,000~20,000rpm
ツールチャック     :カッターホルダー、コレット方式
取り付け可能なワーク厚み:最大40mm(ノーズユニット使用時は最大38mm)
インターフェース    :USB、Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX 自動切替)、
制御コマンド:RML-1
電源電圧および周波数  :AC100V±10%、50/60Hz
(過電圧カテゴリ:区分II、IEC60664-1)
定格電流        :1.0A、消費電力:80W
動作音         :動作時63dB以下(未切削時)、待機時40dB以下
外形寸法        :幅×奥行×高さ616×587×390mm
重量          :35kg
標準価格        :748,000円(税抜き)
販売台数目標      :発売後1年間で800台(国内・海外の合計台数)

 

こうした、次世代デジタル技術を活用したものづくりの探求が、新時代のニーズに適合したデジタルソリューションを盛り上げていきますね!

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