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【速報】最新技術が大集結!スマート工場EXPO

こんにちは、三谷です。

今日は最新の技術が集結する展示会に行ってきましたのでそのレポートです。
ロボットとの協働や、人の働きを補助するもの、工場のIoT化、AI活用などに興味のある方必見です!

今回の展示会は、オートモーティブジャパン、ロボデックス、スマート工場などの展示会が併設のものでした。
https://www.sma-fac.jp/ja-jp.html

まずはロボデックスです。
様々なロボットが展示されていましたが、今一番注目が協働ロボット、というキーワードです。

色々なブースで言われていましたが、労働人口が減っていき、製造業で働く人材も確実に減ってきており、かつ定着しなくなってきています。

そこで登場するのが協働ロボットです。
こういう展示会にはよく行くのですが、大抵ロボットの展示には大きな囲いがしてあり、人が近づけなくなっています。

もちろん、これらのロボットはすごいスピードで動作しますので、安全のためにもこういう囲いは必須です。それに対し、展示されていた協働ロボットには囲いはありません。
横を歩けてしまいます笑

今回特に大きくブースを出されていたのがDensoさんです。COBOTTAというロボットは手でも動かせるこの気軽さです!


このCOBOTTAについては動画も撮ってきましたので後日記事にしますね!
とってもかんたんな操作で動作を覚えさせることができ、5分くらいでお寿司運びを手伝ってくれるようになりました笑

こちらも有名なUNIVERSAL ROBOTSですが、いたるところで気軽に動いていましたよ!

ロボットが同僚と世界もすぐそこまで来ていますね。

人を補助するという意味では、介助用のデバイスもたくさんありました。
パワードスーツのようなイメージで、楽々と重いものを運んだりができます。

また、人の作業を補助する意味ではスマートグラスも流行です。
メガネにつけるタイプや、ベッドマウントタイプがありますが、どちらも補助的な画面が目の前に現れます。


手を離して見れるのが作業効率を良くしてくれますよね!
一般でも手に入るような価格になったら日曜大工が捗りそうです笑

スマート工場EXPOでは、工場のIoT化の展示も多くありました。

例えば、こちらの製品では、非常に簡単に工場機械の「見える化」ができてしまいます。右下に見えるのがパトライトという生産設備の機械につけられている稼働状況をランプでお知らせするものなのですが、それをIoT対応のものに変更するだけで、簡単に各生産ラインの稼働状況を見える化することができます。デバイスとセットになっているので、これが一番安価で簡単にIoTを導入でき、IoT化のきっかけになりますね。

工場のロボットや設備を多く作られているFUNACさんでは、FIELD systemというサービスを提供されています。
特徴はエッジコンピューティングと呼ばれる、工場に近い位置でデータを収集、整理、見える化ができることです。

クラウドにデータを上げてしまうと、通信の遅延やエラーによるトラブル、セキュリティの問題が発生する可能性があります。
そのため、現場に近いエッジで重点的に処理してしまおうという考え方です。

逆に、シーメンスさんはクラウドベースのIoTプラットフォームのMindsphereを提供されています。IoTのOSということを提唱されていましたが、データをクラウドで見て、生産管理や販売管理などの他の様々なものとの連携もできる、ハブのような役割を持つ物となっています。
エッジとクラウドは一長一短がありますので、それらを他社のエッジプラットフォームと連携させるような取り組みもあるそうです。

そしてIoTプラットフォームの老舗ThingWorxも展示してありました。
プログラミングが必要なく、簡単に可視化・データ分析・AI・ARなどへの連携ができ、かつクラウドでもエッジでも対応できることが強みになっています。

ThingWorxの詳しい記事はこちら 

IoTというと「見える化」というのに注目をしてしまいがちですが、見える化だけではお金を生みません。きちんと見えた情報を利用して改善していくことが必要となってきます。
その意味では、ワンストップで必要なピースが揃っているのは強みになるかもしれませんね。

いかがだったでしょうか?
このような展示会で最新技術に触れるのは楽しいものです。気になる製品等ありましたら聞いてください!

お問い合わせはこちら(https://vost.co.jp/#contact)

最後はフォトギャラリーです。






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