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株式会社JMC、砂型3Dプリンター『S-Print』導入と受託サービスとして事業展開へ !

こんにちは!Chisatoママです。
本日は砂型3Dプリンターに関するtopics。

3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売を手掛ける株式会社JMCは、砂型3Dプリンター『S-Print』を、2019年12月期上半期、2020年12月期にそれぞれ1台ずつ導入する契約を株式会社ExOneと締結したそうです。
JMC初となる2台の砂型3Dプリンターを活用し、鋳造工程の能力強化を図る意向のようです。

砂型3Dプリンター『S-Print』とは?

砂型3DプリンターはCADデータから直接鋳造用の砂型を造形する装置で、経済産業省が推進する「次世代型産業用3Dプリンターの造形技術開発・実用化事業」でも開発が進められており、今後の国内製造業における基盤となりうる技術の一つとして期待されています。

砂型3Dプリンターの導入は、マシニングセンタでマスターモデルとなる木型を削り出し、職人の手込めによって行われていた従来の作業工程を短縮し、特に数多くの砂型を組み合わせて構成する自動車のシリンダーヘッドやインテークマニホールドの中子製作において、飛躍的な工期短縮を実現してくれます。

また、電気自動車やPHVプラグインハイブリッド自動車化によって益々大型化・複雑化する設計に対して、これまで手作業で造型することのできなかった複雑な砂型にも対応可能です。

S-Print 装置概要
名称 S-Print
造形BOXサイズ L800 × W500 × H400 mm/td>
結合剤タイプ フェノール/td>
積層ピッチ 0.24 mm/td>
造形解像度 X0.1 mm / Y0.1 mm/td>
装置外寸 L3270 × W2540 × H2860 mm/td>

JMCの砂型造形サービスを筆頭に、今後、ますます拡大が予想される砂型3Dプリンター市場に注目です!

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