こんにちは、三谷です。
今回は最新3Dプリンターの情報をお届けします。その名も「Raise3D」です。
DMM.make AKIBAより、ライブ記事更新です。
「Raise3D」は、机の上に置けるデスクトップ式3Dプリンターですが、業務でも使える信頼性を持った3Dプリンターです。
3年ほど前の3Dプリンターブームのときに3Dプリンターを探された方は、「デスクトップ型のプリンターは精度が悪い」とか、「造形時間がすごくかかる」と言ったイメージを持たれているかもしれません。
しかしこの数年の進歩が詰まった、複数材料への対応、高速造形時間、静音性などを備えた、全く新しいプリンターが登場しました。
Raise3Dは上海が本社の会社で、アメリカにも支社を持っています。
もともとKickstarterで45万ドルを集めたことからRaise3Dの開発が進んだそうです。
製品発表会
今回はDMM.make AKIBAにて開かれた、製品発表会にお邪魔しましたので、そのレポートです。
会場にはRaise3DのCEOのMike氏も来られていましたよ!
Raise3Dの特徴が詳しくまとめられた説明がありましたので、今回の記事でまとめますね!
オトクな情報もありましたので是非読んでみてください。
Raise3Dの特徴
①高い造形精度
一番の特徴がこれですね。
積層ピッチは最小0.01mmで、非常に精度が高いです。
60mm以内の造形物であれば、なんと±0.05mmの精度で造形できるそうです!
②安定造形
Z軸6本、X/Y軸十字ボールねじ、ボールブッシュを採用しており、とにかく機械剛性と安定度がすごいため、高さを調整するキャリブレーションという作業がなんと、不要になったそうです。
また、出荷前には100時間の造形テストを行っているため、安定度が桁違いだそうです。
③大型化
最大610mmの高さのものを作成できるため、大型造形物にも対応しているのと、複数個の造形物を一度に出すことで少量大量生産も可能です。
④多種類フィラメント
- PLA
- ABS
- PETG
- 高透明
- Polyflex(ゴム系)
- カーボン
- 木質等
合計7種類の材料で造形が可能です。
ノズル温度は170℃~300℃で調整できます。
⑤自社開発ソフトウェア「ideaMaker」
- サポート自動生成
- 手動生成
- 高速スライススピード
- 造形シミュレーション
- データの修復機能
を搭載した、非常に便利でかしこいソフトウェアが付属しています。
購入検討されている方は是非ご利用してみてください!