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Autodesk University 2016 レポート「General Sessions」

こんにちは、スリプリの三谷です。

第1回は開会式に当たるGeneral Sessionsの様子を紹介します。

今回の会場はコチラ。
東京ビッグサイトほどもある大きな会場で開会です。

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初めに登場したのはCTOのJeff Beck氏。
AI(人工知能)やGenerative Designなどの新しいテクノロジーを使うことで次世代のものづくりができるようになってきており、今までにないデザインを生み出せるようになってきた現状について話されていました。

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この画像はGenerative Designという、コンピュータがいくつものパターンを考えて、荷重をかけても壊れないように自動的にデザインした椅子の例です。


続いて登場したのが、インドの16歳の女の子です。
彼女はロボットを開発しているそうで、見せてくれたのはこちらのバスケットボールロボット。
見事なゴールを決めていました!

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一番驚いたのは彼女のプレゼンテーションです。
1万人の観客の前でも緊張していないのか、堂々とプレゼンテーションをしているのには本当に驚きました。

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「今の時代、インターネットを通じて世界中の人がつながっています。そのつながりと最新のテクノロジーを使って私たちはモノづくりをしているのです。」という言葉が印象的でした。


そして最後に、Autodesk社CEOのCarl Bass氏も登場です。

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一番の注目は、AI(人工知能)技術に力を入れているというコメントでした。
機械学習のテクノロジーを使い、新しいモノづくりにどのように活用していくかという研究をすでに始めているとのこと。

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この画像は工作機械で金属を切削する際の主軸回転数や送り速度といった切削条件を、機械学習を使って最適化する試みの事例です。

新しいモノづくりのツールとして、われらがFusion360も紹介されましたよ!

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次回からは、Fusion360にまつわる最新の技術情報もお伝えしていきますのでお楽しみに!!

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